日本の公営のテニスコートで、有明を除いて１３面もあるところはめずらしいが、この船橋市にはある。法典公園、通称グラスポと読んでいるコートで、今日テニスの戦いが済んで、日が暮れようかという直前、コート横に八重桜が美しく咲いていることに気が付いた。
数ある桜でも「こんなに赤い桜は他にないのでは？」と思わせる赤さだ。ソメイヨシノ系の桜が散って２週間、何か春が去ってしまって気が抜けたようになったこの時期に、「おっとどっこい春はまだ」と、あざやかな赤で咲くのもよいものだ思った。自然の豊かさに感動するのだが、これは神のすばらしさでもある。人智を越えた神を称える。これがすべて進化で偶然にできたと思う人は、よもやいないだろう。 
ケパ
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