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ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

吹き荒ぶ日に

2020年02月06日 | 自然
、たぬき
 今日2月6日(木)は、朝から強い北風が吹く一日だった。風速7メートルが一日中吹き荒(すさ)ぶ。こんな日はどんなによく晴れていようが、テニスは無理だ。
 関東、特に千葉県の船橋は東京湾の真北に位置し、東京より夏は涼しく冬は暖かいという保養地のような良い所だ。が、ただ一つ文句をつけるとするなら、このテニスに向かない強い風だ。

 あんまりにも風がきついので、雨の日並みにドルカスを施設まで車で送迎した。その途中で撮ったのがこれ。

旗がちぎれんばかりだ。

 ところで私は広島出身なので、凪(な)ぎを知っている。こちらの方々に「凪ぎってわかる?」と聞くと、全然想像がつかないようで、返事が帰ってこない。それも道理で、こちら船橋では経験したことがないものだ。

 広島の凪ぎとは、単なる無風状態のことではない。夏の暑い日の夕方から夜中まで、昼間の暑さをそのままに、全く無風状態である状態を指す。それはまさに「うだる」感覚である。たまらなくて夏の毎夜、車を繰っては山間の実家まで帰っていたことを思い出す。

 だからそれに比べたら、船橋の強風ははるかにいい。晴れの良い天気に、ガラスの家の中はポカポカ。う〜ん、考えてみれば船橋は東京にはわずか数十分、温暖で贅沢な街である。
 おまけに次の御言葉がある。
「風は思いのままに吹きます。その音を聞いても、それがどこから来てどこへ行くのか分かりません。」(ヨハネ3章8節)
   聖霊の恵みを受けるまでの長い間、ここでの「風」が聖霊のことであることすらわからなかった。今はまだこの地は凪ぎかも知れないが、やがて今日のような風の吹き荒ぶ地として私は遣わされているのだ。



      by ケパ
コメント
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