魯山君の死。
これがドラマのヤマ場で、この後、世祖は魯山君の亡霊に悩まされるようになります。
しかし、ドラマはいきなり9年後になります。
世祖は病で弱り、次期、王位をめぐり、粋嬪の野望が大きくなっていきます。
譲寧大君もすでに亡くなっています。
この譲寧大君という人も、困った伯父さんでした。
太宗の長男である自分が、王位を継がなかったというコンプレックスが、長男であるということで王位を継いだ端宗を廃位させようとする動機になったのでしょうか。
あげくに、端宗=魯山君を死に追いやるんですが、それは自分の身代わりとして魯山君を殺すということなのかもしれません。
魯山君を殺すことは、結局、自分を殺すことにつながり、譲寧大君は死期を早めてしまったのではないでしょうか。
(うーん、こういう勝手な深読みが、好きな私)