カプチーノノート cappuccino note

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春のワルツ第18話「フィリップの告白」

2007-07-22 | 春のワルツ

18話は日本版と韓国版では違うところが多いので、二つの第18話の流れを紹介してみます。

初めにウニョンの部屋でチェハが「愛してる」とウニョンに言って、上着を忘れて帰ります。

ウニョンはフィリップとフィリップの母の故郷を訪ねます。ここまでは同じです。

日本版では、チェハが子どものときのウニョンの誕生日を思い出し、ウニョンを強引に連れて、遊園地へ行き、ケーキを用意します。

でもウニョンは「チェハはいいけど、スホはだめ。」と言って拒絶します…①

そのあと、ウニョンは家へ帰り、虹の貝細工を見てチェハがウニョンを忘れていなかったことを知ります…②

チェハのサイン会にウニョンが来て、去ります…③

ウニョンの義母はチェハの正体を知り、チェハに怒りをぶつけます…④

チェハは父に会いに行き、薬を置いていきます…⑤

チェハは街角に立ち、配達しているウニョンを見つめます。

フィリップがバスケットをし、ウニョンはそれを見ているとチェハから電話があり、ウニョンが、チェハの本心を聞いてしまう。

フィリップはチェハの告白を聞き、子どものころのスホのシーンになる…⑥

チェハは「韓国へ来るんじゃなかった。」とつぶやく。

チェハとイナの記者会見があり、新聞に二人の結婚の記事が載る。

チェハは失踪する。

フィリップはバスケットコートでウニョンに真実を告白する。で終わります。

韓国版ではフィリップの故郷から帰り、フィリップとウニョンはギャラリーでデートをします。

このギャラリーシーンにユン監督が出ています(DVDの特典映像)。

ここでイナの企みで、イナとチェハの母とチェハが会い、一緒に食事することになり、イナとチェハの結婚話を聞いてウニョンがレストランを出ていきます。

次に⑥のフィリップのバスケットシーンとチェハの告白になります。しかし、子どものころのシーンはありません。

次に③のサイン会、②の虹の貝細工シーンになるのです。

そのあと、ウニョンは練習室にチェハの上着と虹の貝細工を返しに行き、追いかけてきたチェハに抱きしめられるのです。

それから①の誕生日シーンになります。

韓国版だとなぜウニョンがチェハと一緒に遊園地へ行ったか、よくわかります。

そのあと、④、⑤となり、新聞にチェハとイナの結婚の記事が載り、ウニョンはそれを見てショックを受けるのです。

あとは日本版と同じチェハの失踪、フィリップの告白で終わります。

日本版は、スホがなぜウニョンの前から消えて、チェハになったのかを明らかにするシーンを、第18話の後半に持ってきてドラマを盛り上げるために無理をしたようです。

韓国版を見るまでわからなかったのですが、ウニョンの心の動きが不自然です。

韓国版では第4話で、スホがウニョンの手術費のために、チェハの両親とカナダに旅立つシーンが出ていたので、チェハの告白シーンを第18話の前半にしてもよかったのでしょう。

韓国版ではチェハの電話、虹の貝細工、誕生日の遊園地とバースデイケーキと段階を踏んでウニョンの心が動いていきます。

チェハを許すことはできるようになっても、それでも、スホは許せないのです。スホはウニョンを捨てたからです。

フィリップの告白でウニョンはやっとすべてを理解することができます。

横たわるフィリップ、ウニョンを失った彼は死んだようにただ横たわります。

もうほとんどここで、ドラマは終わりました。チェハとウニョン、二人の和解によって、チェハの抱えるもっとも大切なウニョンに関する問題は解決したのです。

あとは、父に関する問題とイナに関する問題を解決するのみです。 

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