カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

春のワルツ第10話・第11話「愛の深まり」

2007-07-14 | 春のワルツ

日は、春のワルツDVD-BOXVol.Ⅰの付録のメイキングを見ました。

撮影風景でモニターが映っていたのですが、16:9の画面の両側に白い線が引いてあって、その線の中が4:3のスタンダードサイズになっていました。

ということは、ただ単純に4:3の中にメインの写したいものを入れて、ワイド画面の時の両端はおまけみたいなものなんだなーと思いました。

この映像を見るまではワイド画面で映像を撮影してその後で、トリミングして4:3にしているのだと思っていました。

しかし、春のワルツの映像にはとてもこだわっているのがよくわかりました。

そして、いよいよDVD-BOXVol.Ⅱを開けて、第10話を見ました。

このブログはNHKで第10話を見て、感想を書いたのが始まりです。

もう一度、新たに感想を書きます。

チェハとウニョンがCDを買った後、二人の歩くシーンがいいです。

後ろを歩くウニョンが、チェハとの距離がひろがると、ちょこちょこ小走りになって追いつく。でもすぐまた二人の距離はひろがってウニョンが追いかけていく。

とうとう、チェハとウニョンは手をつなぎ一緒に歩いていくのです。

ウニョンは家でミジョンに、チェハへの気持ちを言い当てられます。

同じようにチェハもガム売りの少年カングに、ウニョンへの気持ちが愛だと言い当てられるのです(このシーンは日本版ではカットされています)。

それから、橋の上のシーンになります。

本当にこのシーンは春のワルツベストテンに入るシーンですね。

なぜ、川の音を録音しに来たかというと、その前にウニョンが映画『春の日は過ぎゆく』のようにチェハのCDに春の音を入れたらいいと提案してスタッフが賛成したからなのです(このシーンも日本版ではカットされています)。

橋の上のチェハとウニョンの会話はおしゃれですよね。

この会話でチェハの思いはウニョンに伝わって、二人の間はより親密になりました。

チェハが懺悔するシーンで神父が「人は苦しんで成長します。神様は私たちに手におえない苦しみはお与えになりません。」というセリフがカットされていますが、このセリフこそ、ありとあらゆる韓国ドラマのテーマであり、人生のテーマですよね。

最後にチェハがウニョンを突き放し、置いていこうとしたのに、もどってウニョンを立たせ、キスをする。

この第10話のラストシーンが一番チェハとウニョンの二人が愛を感じ、幸せの頂点にいた時なのかもしれません。

親友も、恋人も、家族もすべて忘れて、ただお互いを感じていた瞬間だったのです。

第11話から、チェハとウニョンの関係に次から次へと障害が現われていきます。

ここからウニョンの笑顔に影が差すことが増えていきます。

フィリップの「家族、母親、父親、ピアノ、そして…。お前はすべて持っている。その中のひとつでいいからおれにくれよ。」というセリフも悲しいし、チェハの「全部、他人のものだと言ったらどうする。」というセリフも悲しいですね。

もしかしたら、フィリップは、チェハにとって本当の自分(スホ)の親友ではなく、虚構のチェハの親友だと無意識に感じているのかもしれません。

チェハが自分を取り戻すためには、ただ一人、彼を認めてくれたソ・ウニョンに出会うしかないのです。

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春のワルツ第9話「スクーターの二人」

2007-07-14 | 春のワルツ

9話で物語がようやく動き出しました。

チェハとウニョンがいつでも一緒にいなければ、お互いわかりあえないし、お互いのいいところを見つけることもできません。

チェハが作曲にいきづまったとき、状況を変化させ、気分転換させたのはウニョンでした。

ウニョンの言葉がチェハを微笑ませたのです。

そのあと、ガム売りの少年に心を開いたのもウニョンと一緒にいて、気分がよかったからかもしれません。

ウニョンがピアノのキーをたたいて、チェハにしかられたシーンで、もしかしたらウニョンもピアノにあこがれがあり、環境さえよければピアニストになりたかったのかもしれないなと感じました。

だから、ピアニストのチェハに惹かれていったのかもしれません。

スクーターに乗って、チェハがウニョンの髪をイナにもらったハンカチで結ぶシーンは、夏の香りのミヌがへウォンの髪をハンカチで結ぶシーンを連想させます。

チェハとウニョンがソウルにもどれなくなって、一緒に一夜を明かさなければならないシーンは、二人の主人公が急接近するために必要なのでしょうね。

冬のソナタの雪山のホテルとか、夏の香りのヒャン島とか。

おじいさんの家でサンゲタンをごちそうになるとき、チェハが差し出した鶏の足を「いいですよー、なーんてうそー」とウニョンが言って食べるところ、本当にかわいいですね。

実にうまい吹き替えだなと感心します。

あと、一緒の部屋で横になって、二人が言い合いになってチェハが部屋を出て行ったあと「なんですって、なによ、いやなやつ」というセリフもいいです。

第7話ですでにウニョンはフィリップと一緒に一夜を過ごしているので、イナにとっては、ウニョンの人間性を疑ってしまうのはしょうがないでしょう。

ウニョンとフィリップが別の部屋に泊まったと知らないイナには、フィリップとチェハの二人を誘惑する女だと思ったでしょうね。

そう思うとイナの怒りも納得できるかな。
 

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