カプチーノノート cappuccino note

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春のワルツ第17話「ウニョンのなみだ」

2007-07-21 | 春のワルツ

17話はウニョンが、チェハがスホだと知ってしまったところから始まります。

しかし、そのことをチェハは気づかず、ウニョンの苦しみをチェハとイナの関係を誤解してのものだと思っています。

今回の展開は夏の香りそのままみたいです。

へウォンが心臓の秘密を知ってミヌと別れようとするシーンと重なります。

雨の練習室とウニョンの家の前のすれちがいシーン。

お互い居場所についてうそをついていますが、チェハのうそをウニョンは知っていて、ウニョンのうそにチェハは気づかないのです。

二人の状況を暗示しています。

うまいですよね。

その練習室でウニョンはチェハとの別れを決心します。

すべてを許して、チェハがスホであることに目をつぶって二人の関係を続けたいと願うのですが、死んだ母のことを思うと許すことができないのです。

次の朝の練習室でウニョンはチェハに別れを告げます。

ピアノを弾くチェハの指に落ちるウニョンの涙。

ウニョンの言葉でチェハはやっと、ウニョンがチェハがスホであることを知ってしまったと気づくのです。

病室でのチェハとウニョンの言葉はこの物語のカギです。

チェハ「ユン・ジェハになったことにはじめて感謝してたんだ」

ウニョン「お墓の前で誓ったの。お母さん、もう待ったりしない。泣いたりもしない。笑ってたくましく生きていく。忘れてみせるってお母さんに誓ったの」

チェハはユン・ジェハであることに何の喜びも感じていなかったし、ウニョンの笑顔は深い悲しみが作り出したものだったのです。

ラストの酔いつぶれたチェハの涙をふくウニョンの涙。

ウニョンを抱きしめたチェハの「愛してる」第12話の「愛してる」より深い言葉です。 

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