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カプチーノノート cappuccino note

日々更新。ネタ探しの毎日。今日もいいことありますよ。

石田ゆうすけ幻冬舎文庫5部作を読み終わる

2020-07-26 | 本を読む

る前に読んで、石田ゆうすけさんの幻冬舎文庫5冊読み終わりました。

「行かずに死ねるか!」

「いちばん危険なトイレといちばんの星空」

「洗面器でヤギごはん」

「道の先まで行ってやれ!」

「地図を破って行ってやれ!」

自転車世界一周旅行についての本が3冊、国内自転車旅行の本が2冊です。

世界一周ってしたいと思わない人はいないんじゃないかな。

で、実際にする(できる)人はどれだけいるんでしょう。

石田さんは世界一周をやっちゃった人なのです。

で、日本に戻ってきて本を書いた。

世界一周、東日本大震災を経験して、これからどうするのか。

たぶん、地球がもう一つあったり、日本が3個くらいあったら問題はないのですが、あいにく地球も日本も1つなので新しい旅ができないのが、石田さんのこれからの難しいところです。

たとえば、家庭を持って家族について書くとか、まったく別の仕事をするとかが石田さんの今後の作品のヒントになりそうです(おおきなおせわでごめんなさい)。

 


『民俗学の旅』

2020-06-28 | 本を読む

ックオフの株主優待券が6月30日までだったので、ブックオフに行って買いものをしました。

そこで買った1冊をご紹介します。この本はすでに1冊持っていますが、いい本なのでもう1冊買ってしまいました。

『民俗学の旅』宮本常一著 講談社学術文庫

宮本常一といえば『忘れられた日本人』(岩波文庫)が有名です。

その中の「私の祖父」という文章が私は大好きなのです。

理想のおじいちゃん(生き方)がそこに描かれています。

『民俗学の旅』でも「祖父」についての文章もありますが、圧巻なのは「父」という文章です。

祖父の表現はソフトなものだったのに父については厳しい表現になっています。

ここに父が教えた旅の心得が出ていて、それはすべての子供たちが知るべき人生の要諦が含まれています。

そして宮本さんの父が神に祈るというはどういうことかを教えてくれて、これを読んでから私は神に祈ることを控えるようになりました。

『民俗学の旅』は家族の在り方について教え、考えさせてくれます。

私の人生に深く影響を与えた1冊です。


「いちばん危険なトイレといちばんの星空」を読む

2020-05-15 | 本を読む

田ゆうすけ著 幻冬舎文庫 2010

副書名「世界9万5000km自転車ひとり旅Ⅱ」

自転車で世界一周をした石田さんの独断による様々な世界一を紹介した本です。

ここに世界一危険なトイレが出てきます。

アフリカの内陸部にある国ブルキナファソのトイレはブタが人間の排泄物を処理するブタトイレだそうです。

世界一危険な理由はブタが人と同じ平面にいて、目の前に来るからです。

それは済州島でも見たことがある(済州島のはトイレの下にブタがいる)のでめずらしい話ではなかったのですが、その後のエピソードが衝撃でした。

ブルキナファソの町ではブタ肉の串焼き屋台があって、石田さんが喜んで串焼きを食べたら、その肉の香りはまさに生き物の体内で生成される有機化合物だったそうです。とくにレバーは強烈で、そのにおい以外の何ものでもなかったそうです。

あーそうか、昔、ブタ肉のレバーといえば子どもにはとても食べられないきついものだったのはそういうことだったのかーと今になって理解できました。

そして今、普通においしく食べているブタ肉やブタのレバーっていうのはブタがよっぽどいいものを食べていたんだと納得しました。


「ぼくたちは習慣で、できている。」

2020-03-11 | 本を読む

々木 典士著 ワニブックス 2018

「ばくたちに、もうモノは必要ない。」の著者の本です。

この本もわかりやすい、マネしやすい生き方のコツがいっぱい載っています。

すべてを習慣にすれば自分のしたいことがやれるという内容です。

最近、私は片づけやそうじを嫌がらず、ふつうにやれるようになって、それも習慣になったからかなと思います。

そして、モノがなくなればなくなるほど、シンプルに生きれば生きるほど、習慣にするハードルが下がるのでした。

 


「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」を読む

2020-02-27 | 本を読む

ほんひとりさんの紹介していた本を読みました。

佐々木 典士著 ワニブックス 2015.6

ここまでミニマリズムについてまとまった本を読むのは初めてでした。

モノを集めることで自分が何者かを知ろうとしたのに、だんだんモノが多くなると自分がモノに支配されて、自分を見失うというロジックはおもしろいです。

「はてしない物語」ってエンデの本があります。

この本では主人公が本の世界に入り込んで、自分の願いを叶える度に自分の記憶を無くしていくんですが、ミニマリズムとは「はてしない物語」とは逆方向に自分の持ち物(記憶?)を無くしていくことで自分を見つけるということなんでしょう。

しかし、ミニマリズムの行きつく先には何があるんでしょう。

ミニマリズムの過程はとても楽しいのですが、その果てに、最後に残った自分まで捨ててしまいそうで怖い気がします。


『北海道 木彫り熊の考察』を読む

2020-01-25 | 本を読む

Amazonで木彫り熊の本を検索すると『北海道 木彫り熊の考察』山里稔編著 かりん舎 という本がヒットします。

この本は新品で3,850円で買えるので、買おうかなーと思いましたが待てしばし。

レビューは賛否両論です。

そんなときには図書館で借りてみます。

全200ページに木彫り熊の写真だらけ。解説らしい文章が載っているのはそのうち16ページでした。

まさに木彫り熊コレクターのあこがれの本です。

私の知りたい柴崎重行氏の作品は18~23ページに載っていましたが解説はありません。

そして、このたくさんの熊の中で私がほしいのは柴崎氏の作品くらいなのでした。

ということで購入は見送ることにしました。

あーあ、こんな本が作れたら楽しいだろうなー。編著者の山里稔さんうらやまし。

 


「琥珀の夢-小説鳥井信治郎」上・下を読む

2019-12-17 | 本を読む

集院静著 集英社 2017

カゼひいてふとんやこたつに入って読みました。

おもしろかったです。

竹鶴さんはいつ出てくるのかなと思ったら、下巻の後半になって登場しました。

鳥井さんは商人、竹鶴さんは技術者であり、サントリーが今も鳥井家が経営しているのとニッカがアサヒビール傘下になったのもうなずけます。

この本で一番盛り上がったのは信治郎が薬種問屋で丁稚修行をするところです。

そこで店の主人と一緒に合成洋酒作りに励みます。

この辺が日本っぽいです。

別にお酒がホンモノじゃなくたっていいのです。

安く手軽に出来て、おいしくて売れればいいのです。

でも、作り物は結局ホンモノにはかなわないことを信治郎は知ります。

そこでウイスキーを本格的に作ることを目指すのです。

信治郎の信心深さが回りまわって彼を救うのが読んでいてすっきりします。

私ももう少し信心しようかな。


「望郷」を読む

2019-12-16 | 本を読む

瑤子著 学研 1988

「望郷」という本があることは知っていました。

しかし、その内容がリタとマッサンの物語だとは知りませんでした。

リタのWikipediaで紹介されていたので図書館で借りて読みました。

最近の評伝でマッサンがリタの家を初訪問した時はリタのお父さんは死んでいたこと、リタはマッサンをマサタカと呼んでいることあたりが実際と違うところでしょう。

さすが森瑤子さん筆が走っています。

大みそかの夜、リタはマッサンの下宿を訪れ、二人で大広場の年越しセレモニーに出かけます。

その夜、二人は結ばれます。この辺はドラマチックです。

しかし、この小説、本当は書くはずだったリタの胸を焦がすような望郷の念にはあまり触れず、リタの晩年は年表で済ませてしまっています。

これは当時はまだ事実を知る関係者がたくさんいたことも影響しているのかもしれません。

ということでマッサン関係の本はこれくらいにして、次は「琥珀の夢」を読んでいます。

伊集院静さんの書いたサントリー創始者鳥井信治郎の物語です。


「マッサンとリタ」を読む

2019-11-25 | 本を読む

リーヴ・チェックランド著 和気洋子訳 NHK出版 2014

竹鶴政孝とリタの物語です。学者が書いた本らしく出典根拠が列挙されています。

章の順と時代が前後することもありますが、簡潔で読みやすかったです。

つくづくNHKの朝ドラ「マッサン」を見ておけばよかったなーと後悔しました。

ウイスキーもそうですね。もっと早くウイスキーにはまっていたら、たやすく銘酒を手に入れられたのに…。

でも、NHKのオンデマンドで「マッサン」は見ることができそうなので、そのうち見たいと思います。

そして、竹鶴政孝関係の本をもっと読みたくなりました。

それにしても、日本の業界というのは同じ構図の会社があるのがおもしろいです。

サントリーとニッカ、トヨタとホンダ、パナソニックとソニー。

どうしても後の方が好きになってしまうのは判官びいきなのか、創業神話のせいなのか。

なんにせよ、企業ルーツに物語を持っているのなら、それを最大限活かすことはその企業の製品を愛用するユーザーに対する必要不可欠なサービスだと思います。


「地図を破って行ってやれ!-自転車で、食って笑って、涙する旅」を読む

2019-11-06 | 本を読む

田ゆうすけ著 幻冬舎 2013

「道の先まで行ってやれ!」の続きの本です。

石田ワールドにすっかりはまってきて、読みやすいです。

今回は伯父さんの死、東日本大震災を経験する石田さんでした。

今を生きていると未来の自分がどうなるかわかりませんが、未来の自分が今の自分を振り返ってどう思うのかもわかりません。

2013年の本を2019年に読むとそんなことを考えてしまいます。

で石田さんの本を買うことにしました。

ヤフオクで世界一周の3冊と上記の2冊の文庫本をセット売りしていたので落札しました。

もうしばらく石田ワールドに浸っていようと思います。