カプチーノノート cappuccino note

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『民俗学の旅』

2020-06-28 | 本を読む

ックオフの株主優待券が6月30日までだったので、ブックオフに行って買いものをしました。

そこで買った1冊をご紹介します。この本はすでに1冊持っていますが、いい本なのでもう1冊買ってしまいました。

『民俗学の旅』宮本常一著 講談社学術文庫

宮本常一といえば『忘れられた日本人』(岩波文庫)が有名です。

その中の「私の祖父」という文章が私は大好きなのです。

理想のおじいちゃん(生き方)がそこに描かれています。

『民俗学の旅』でも「祖父」についての文章もありますが、圧巻なのは「父」という文章です。

祖父の表現はソフトなものだったのに父については厳しい表現になっています。

ここに父が教えた旅の心得が出ていて、それはすべての子供たちが知るべき人生の要諦が含まれています。

そして宮本さんの父が神に祈るというはどういうことかを教えてくれて、これを読んでから私は神に祈ることを控えるようになりました。

『民俗学の旅』は家族の在り方について教え、考えさせてくれます。

私の人生に深く影響を与えた1冊です。


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