matta

街の散歩…ひとりあるき

相輪

2013年03月15日 | 宗教
LeicaM8.2/ summilux 75mm 1st

相輪のなかの九つの輪(宝輪)。
上から五つまでの輪が五大如来、
次の四つが四大菩薩をあらわすという。

 「當山は 昭和二十年(一九四五)四月十五日の空襲により、
大堂をはじめ ほとんどの建物を焼失するという 未曾有の
災厄を被りました。しかしながら 戦後ただちに復興事業に
着手し、まず最初に 日蓮大聖人御尊像と御真骨を格護
するための奉安塔が 一字一写経による浄財勧募によって、
昭和二十九年四月に建設されました。
 奉安塔は、防火・防災のため 鉄筋コンクリート造り銅板
葺きで、當初は 仮祖師堂の背後(現在の大堂内陣あたり)に
位置しましたが、昭和三十七年に着工した大堂再建工事を
機に、現在の霊寳殿所在地に写されました。
 昭和三十九年(一九六四)に大堂が完成した後、しばらくの間は
御霊寳収蔵庫・納経塔などの役割を果たしてきましたが、
日蓮大聖人立教開宗七五〇年記念慶讃事業『霊寳殿』建立
のため 平成十一年六月に解体されました。
 よって、ここに當山の戦後復興に大きな役割を果たした
奉安塔の由来とその姿を刻み 相輪を留めて、ご協賛いただいた
檀信徒の徳行を讃えるものであります。
           平成十五年(二〇〇三)四月四日
                  第八十二世 酒井 日慈」


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