昨日も波浪ブイのカツオ釣りに行ってきました。
朝3時10分御坊の美浜港集合です。
朝3時10分御坊の美浜港集合です。
暗闇の海を1時間ほど全速力で走って夜明け前に波浪ブイ到着
既に20艘ほどの釣魚船が集まっていました。
左側に見えている黄色いものが波浪ブイです。気象や波浪観測用に設置されているのですが、釣り人や釣魚船には超ありがたい浮き漁礁でしかありません
ブイ近くの良い場所を確保するのに各船入り乱れての操船を繰り広げています。ブイ付近は波高1.5m以上、波・風のせいで操船する船長も釣りをする私たちも余裕がありません。配偶者はトラベルミンを2回服用しても少し船酔いを感じたとのことでした。私は乗船前に1錠飲んだきりで、そういえば食欲はなかったな程度でした。何事にも鈍感な私です。
釣りが始まると、写真を撮っている余裕もなくなりました。
カツオの暴力的な引き、それに負けない強力なパワーの大型電動リールで一気に引き寄せます。やり取りをしている暇はありません。ドラグを緩めてやり取りをすると、隣の釣り人に糸が絡みます。それで強引に巻き取り、抜き上げます。釣り糸。釣り具、釣り針に強大な負荷がかかり、天秤と呼ばれる部分の金具が壊れたり、14号のハリスがブッタ切れたり、針が伸びたりして、逃してしまったカツオ多数。今回の反省材料です。次回はカツオ釣りのシステム全体を強靭化して釣果アップを狙います。そろそろカツオのシーズンも終わりそうですから、次回が今年の最後のカツオ釣行になりそうです。来シーズンのカツオ名人目指します!!
カツオを釣り上げると、配偶者が釣っても、私が釣っても、処理は私の担当です。暴れるカツオを力任せに押さえつけ、頭がへこむほどゴムハンマーで打ち据えます。何とかおとなしくなったら、心臓近くの鰓を出刃包丁で切るか、指を突っ込んで鰓を何枚か抜き取ります。カツオは血の気の多い魚ですから、血が結構多量に噴き出します。数匹も処理すると、あたり一面血の海です。殴り殺し、刺し殺し、そしてその上に脳から脊髄に針金を入れて神経を抜き取ったりします。そして仕上げにに冷却した海水で死後硬直を引き延ばします。カツオ大量凄惨殺魚事件ですねぇ。ゴムハンマーは、カツオ殴り殺し用なのでした。
昨日は30匹程度しかつれませんでした。
でも、まあ、十分大漁ではあります。
今日も帰り道にそのままもらってくれる人には配って、
残りの20匹ほどをプロに処理していただきました。その報酬は「こんな最上のカツオ、一匹もらったら、それで十分!」お言葉に甘えちゃいましたが、ちょっと甘えすぎだと反省しております。次もお願いしたいですから!!
残りの20匹ほどをプロに処理していただきました。その報酬は「こんな最上のカツオ、一匹もらったら、それで十分!」お言葉に甘えちゃいましたが、ちょっと甘えすぎだと反省しております。次もお願いしたいですから!!
今日のカツオは、ハンマー処理が効いたのか、冷却に気を使ったからか、いつにもまして美味しかったです。もちろん、生のまま、刺身でいただきました。
水割りにも白ワインにも日本酒にも合います!!
昨日も楽しい釣行でした。(ちょっと強硬なスケジュールで疲れました!)
昨日も楽しい釣行でした。(ちょっと強硬なスケジュールで疲れました!)
近いうちに次も出陣します!!エイエイオー!!!!
現場状況から伝わってきますね。