命のカウントダウン(健康余命3605日)

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ヒタヒタとコロナの足音が聞こえて来た。

2020-11-18 23:05:59 | 新型コロナウィルス
 新型コロナウイルスの感染者は18日、全国で新たに2203人が確認された。1日当たりの感染者数としては、これまでで最多だった14日の1735人を上回り、過去最多を更新した。
 東京都の新規感染者は493人で、8月1日の472人を超えて過去最多を更新した。都内の感染者は今月に入って急増しており、直近7日間を平均した1日当たりの感染者数も335人に達した。過去最多だった346・1人(8月5日時点)に迫りつつある。
 
 このほか神奈川(226人)、埼玉(126人)、静岡(87人)、長野(30人)の各県でも過去最多を更新した。北海道は233人で15日以来3日ぶりに200人を超えた。滋賀県で14日に発表された感染者1人と兵庫県で17日に発表された1人が陰性と判明し、累計数が訂正された。
 東京都は19日にモニタリング会議を開き、感染状況の警戒レベルを4段階で最高の「感染が拡大している」に引き上げる。警戒レベルが最高に引き上げられるのは、7月15日~9月10日以来。医療提供体制の警戒レベルは、入院者数が1300人ほどで大きく増えていないことなどから、上から2番目の「体制強化が必要」を維持する見通し。



感染の第2波と比べると、重症化するリスクが高い、高齢者の割合が増える傾向が見られているほか、クラスターが多様化し、行政の対応が難しくなってきているとして、専門家は、改めて基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

【年代別割合】60代以上が第2波の2倍以上に
 また、感染者の年代別の割合についても、重症化しやすいとされる60代以上の割合が、第2波より高い傾向が見られています。

たとえば東京都では、第2波で感染者が急増した7月には、
▽10代以下が4.6%
▽20代が43.1%
▽30代が24.0%と、30代以下が70%以上を占め
▽40代は12.7%
▽50代は7.5%
▽60代以上は8.2%と、高齢者は比較的少ない状態でした。

一方で、今月は16日までで、
▽10代以下が7.7%
▽20代が25.3%
▽30代が19.8%と、30代以下は半数ほどに減り
▽40代は16.5%
▽50代は13.6%
▽60代以上は17.1%と、特に60代以上の占める割合が、第2波の2倍以上になっています。

大阪府でも同様の傾向で、60代以上の割合が、
▽7月には9.5%だったのに対し
▽今月は25.8%と、高くなっています。
【入院・療養している人】今月15日には1万2358人に
 一方で、入院や療養している人の数は、第2波では、6月下旬のおよそ700人から急激に増え、8月10日には1万3724人と、1か月余りで20倍近くになりました。


その後、徐々に減って、10月下旬には5000人ほどになりましたが、十分減りきらない中で感染が拡大し、今月15日には1万2358人となっています。
【重症者】第2波のピーク超える
 重症患者も同様の傾向で、第2波では、感染者のピークから2週間余りたった8月24日に259人と最も多くなったあと、10月5日には131人まで減りましたが、十分に減らない中で感染が拡大し、17日に272人となり、第2波のピークを超えました。
【死者】今月に入り10人をやや上回る日多く
 また、死者は、第2波では、
▽8月18日に16人
▽8月28日に20人が報告されたあと、10人を下回る日が多くなっていましたが、今月に入っては、
▽10日に15人など、10人をやや上回る日が多くなっています。

専門家「クラスターが多様化 基本的な対策の継続を」
 このほか、厚生労働省の専門家会合によりますと、第2波では、感染者の集団=クラスターは、大都市圏の接待を伴う飲食店や、職場での会議などが多かったのに対し、今月以降は、会食や職場に加えて、地方の歓楽街や外国人のコミュニティー、それに医療機関や福祉施設などと多様化し、地域への広がりも見られるとしています。

日本感染症学会の理事長で、東邦大学の舘田一博教授は「第2波の際には、感染の広がりが特定の地域に限定され、ターゲットを絞って対応できたが、第3波では、クラスターが多様化し、対応が難しくなってきている。今後、医療機関や高齢者施設などを巻き込んで、さらに大きなクラスターに発展するおそれもある」と指摘しています。

そのうえで「感染が続き、疲れや緩みが出た人もいると思われるが、改めて一人ひとりが、感染リスクを避ける行動を取る必要がある。3密を避け、マスクの着用や消毒、換気といった基本的な対策を続けてほしい」と呼びかけています。

我が奈良県は、人口当たりの感染者数で、全国ワースト10に名を連ねております。とはいえ、一週間での10万人あたりの新規患者発生数が8人程度。
USAは国全体平均で300人程度ですから・・・・絶対に真似したくないですね。
中和地域、田原本町でも連日患者さんが発生しています。

今日は、世話になっている、奈良市の先輩開業医から、「昨日来院された患者さんの新型コロナ感染が判明した。対応方法どーすれば良いのかなぁ。」と、相談の電話をいただきました。

勿論、双方マスク着用で可能な範囲での感染防御はされているので、「濃厚接触者」には相当しませんし、「スタッフさんも含めて、体調に気を付けて、これまで通りにしていただいて良いのでは、詳細は保健所が教えてくれるのでは?」

本当に身近になって来てしまいました。

ヒタヒタひたひた。 コロナの足音が聞こえてくる今日この頃です。
皆さん、基本に忠実に感染予防に努めてください。



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2 コメント

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Unknown (marurobo36)
2020-11-19 10:24:31
なんですが、今年の3月頃 得体のしれない恐怖感から
みんなが慣れてしまって そこまで恐れずとも・・・
という雰囲気になってしまっている気がしますね。
もう一度 気を引き締める必要があると思います。
そういう緩んだ気持ちを切り替える為の何か過激な政策が必要かと・・・
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Unknown (camper)
2020-11-19 21:49:11
経済活動を考えると、なかなか有効な「過激な政策」は打てないのだろうなとは思います。
ですが・・・・12月になって、3,000人、5,000人と、増えてきたら、その時は「年末年始の移動禁止!!」とか言わなければならなくなるかも!!
地元奈良県でも増加傾向は明らかで、本日は33人の新規陽性者が確認されました。我が町 田原本町からはこれまで最多の4人 ヒタヒタヒタヒタ、不気味な足音が近づいてきています!!
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