昨日、5月2日（土曜日）午後3時から奈良県医師会館で（奈良市医師会館にも双方向で中継された）新型コロナウィルスに対するドライブスルー検査の説明会が開かれた。
会場には、私が予想していたよりも多くの医療関係者が出席されており（顔見知りの医師が沢山おられた）、関係者の熱意を感じました。奈良市医師会の会場も多くの出席者で埋まっていました。
これは、開始時間前の奈良県医師会館です。写真の撮り方が下手で、出席者まばらに見えますが、実際は・・・3密に近い状態でした。
こちらが奈良市医師会館の中継です。
午後3時から午後4時半まで、ドライブスルー検査の概要や。ＰＰＥの着脱の仕方などを教わりました。
最後の質疑応答では色々な方から様々な意見や質問が出され、的確な反応をされていたので感心しました。
私も「雨の日はどうするのですか？」という質問ともう一つ、厄介な要望をした。
雨の日は、今のところは、検査を休むことになるが、近いうちにドライブスルー検査が出来るような大型テントが納入される予定であるとの事でした。
厄介な要望というのは・・・
「現在、PCR検査待ち、検査の結果待ちの人が在宅隔離されているが、その時間が長すぎて家族に感染が多いのではないか。」
「検査待ち、検査結果待ちの方に対しては結果が出るまでは デイサービス、訪問看護や訪問リハビリ、訪問診療などを一時中止するべきだと思うが、検査待ち、検査結果待ちをしている本人にそれなりの注意を促してもらわないと、在宅医療者側は全く情報が無くて感染防御することが出来ない。何とかしていただきたい。」という難儀な要望を出した。
高齢者施設内でのクラスター感染が各地で報告されている。 海外では高齢者施設内での死者が非常に多いようだ。在宅医療でのクラスター感染は、今のところ耳にしていないけれど・・・危ないと思います。
かといって、フル装備に近い格好で患者さん宅に出入りしたら「あの家で、出たみたい」と言われること必定！！
なかなか難しいです。
奈良県の医療関係者の熱意を感じた90分でした。嬉しかったです！！！
大丈夫でしたか？