命のカウントダウン(健康余命3605日)

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関取と生活習慣病

2019-12-24 01:17:05 | 生活習慣病
関取に強くなっていただくために、生活習慣病、夜間無呼吸症候群などの是正に微力ながら力をお貸ししています。


相撲取りの皆さんは、引退した親方たちが突然死されたり短命であることをとても気にされています。
昭和生まれの横綱経験者だけでみても、45代若乃花から、11人おられるのですが、平均は63才でした。 
最近でも、北の湖は62才ですし、ウルフフィーバーを巻き起こした千代の富士も61才 でお亡くなりになっています。
力士、関取の体形を肥満と言うのは差しさわりがあるかもしれませんが、筋肉量もすごいですが、皮下脂肪も内臓脂肪も多そうです。一概にリンゴ型肥満と決めつけられないでしょうが、それを基本にした特殊な体形?血圧を測ったり、血液検査をすると、多くの方がメタボリック症候群に当てはまります。当てはまらない人が例外と言っていいくらいだと思います。だから、脳卒中や心臓病で早く亡くなる方が多いですね。

1980年から2002年までに亡くなった幕内経験力士100人の死亡時の平均年齢は63.6歳と一般の平均寿命と比べると、15年近く短命です。
 
相撲取りさんたちにとって、内臓脂肪の増加に起因する高血圧、脂質代謝異常(高脂血症)、耐糖能障害(糖尿病)は不可避です。相撲協会は専属スポーツドクターを少なくとも複数名雇用すべきです。管理栄養士は各部屋ごとに専属で従事させるべきだと私は思います。


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