命のカウントダウン(健康余命3605日)

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キャンピングカーのタイヤ管理等

2022-06-24 22:21:07 | キャンピングカー
6月23日夜に標高約50mの奈良県広陵町を出発、同日深夜に標高1,572mの大台ケ原駐車場に到着、車中泊し、翌24日、大台ケ原を周遊、帰りに杉の湯温泉に浸かって帰って来ました。




行きは、深夜に近い時間の登り道だったので、何の問題もありませんでした。
帰りが夕刻に近い午後で、高地とは言え気温20度は超えていたでしょう。
標高差1,500mの下り坂、勿論、出来るだけフットブレーキを多用しないよう、エンジンブレーキを出来るだけ多用して1速まで使って下りてきたのですが・・・・
キャブコン(キャンピングカーっぽいキャンピングカー)としては最も軽い部類の車重3トンの我がレガードネオプラスではありますが、それでも、一般車の2倍、なので、ブレーキにかかる負荷も2倍です。もともと付いているのが営業車用の貧相なブレーキ。可能な限り強化したとはいえ、効きはそんなに良くありません。その上熱耐性も低いです。坂を下りている途中で、タイヤの空気圧センサーが警報を鳴らしました。

前右側が6.05気圧、そんなのゼンゼン大した圧ではないのですが・・・
左前輪の温度が163度、これが警報の理由でしょうね。(前輪はディスクブレーキなのですが・・・)
それで、暫くの間、路肩に車を寄せて冷却しました。
 
15分ほどで50度近く下がり、警報も解除されたので、再び下り始めました。
ちなみに出発前の空気圧とセンサー部の温度です


出発時から、温度は結構高かったのですね。

キャンピングカーのタイヤ管理結構難儀です。
大体、キャブコンのタイヤ空気圧、一般車とはかけ離れた値ですよね
一般乗用車の空気圧は200Kpa前後です。最近、高い設定の車が多くなったとはいえ、220Kpa程度でしょう。でもキャブコンの多くは小型トラックベースですから。そのタイヤ圧設定は500~600Kpaなのです。普通車の3倍近い値です。
私の愛車も580Kpaを標準に設定しているのですが、乗り心地が悪いため、空気が自然に抜けるままにしていました。それでタイヤによってまちまちな値になってしまっていました。出来るだけ軽くしていることもあって、タイヤの空気圧が高いと乗り心地が悪いのです。ある程度空気が抜けてもあまり乗り心地が改善しないことが分かったので、エアサスでも入れないと乗り心地は改善しないのかなと思い始めました。エアサスには60万円以上かかるようなので、躊躇しています。さあて、どうしましょうかねぇ

キャンピングカー、結構事故多いです。事故の多くはスピードの出しすぎ、急ブレーキ、急ハンドルなどの重心が高く、車重が重いキャンピングカーにソグワナイ運転が原因の事が多いですが、タイヤのパンクが原因の事故も少なくありません。その原因は過積載、空気圧過少による事が多いのです。空気圧過多ではなくて過少です。

そのあたり、機会を見つけて解説したいとは思っています。

昨日夜からキャンピングカーで大台ケ原へ

2022-06-24 04:31:46 | 夫婦でトレッキング
本日23日(木)は休診日
昨夜診察を19:30に終えると、乗って来た愛車のビッツを置いて、キャンピングカーのレガードネオプラスで自宅に帰りました。
晩御飯を掻き込んで、用意してくれていた物品を積み込んで21時に自宅を出ました。GSで軽油を給油してから大台ケ原に向かったのですが、11時過ぎに大台ケ原駐車場に到着しました。大型車両のすれ違いが厳しい大台ケ原ドライブウェイののぼり初めの数kmですが、すれ違う車はおらず、快適にドライブ出来ました。ホッとしました。
深夜のドライブウェイ、そこここに鹿が姿を現してくれました。

駐車場に着くと、既に10台程度車が停まっていました。その多くが車中泊だと思われました。その後も午前3時くらいまで、数台車が到着していました。
3時過ぎに寝ましたが、それまで寝ることが出来ず・・・独りでゴソゴソ

深夜の大台ケ原駐車場は、ほぼ暗黒、そして静寂です。
車のドアを開閉する音が静寂の中で響きます。
ここでエンジンをかけたままにするとか、発電機を回すなんてとんでもないですね。我が家のレガードは大容量のLiバッテリーを積んでいるので、静寂の中、エンジン類は全く回さずエアコンを朝まで動かすことが出来ました。これは、日本のキャンピングカーとしては大きな問題なのです。
Liバッテリー、とても良いです。使いやすいし軽いし・・・でも、まだまだ高いです。数十万円しちゃいます。それに安全性もまだ万全とは言えないようですしね。

高速道路のSAでは、エンジンをかけたまでも、、発電機を回しても問題ないと私は思っています。でも、オートキャンプ場とか、車中泊が可能な普通の駐車場では、騒音は大きな問題ですから。
日本の夏に、エアコンは必須ですしねぇ!

チョット飲んで、外に出ました。静寂、そして漆黒の闇ですが、見上げると満天に無数の星々がきらめいていました。
南にはさそり座、天頂には天の川が横たわり、夏の大三角がその中、周囲に埋め込まれていました。銀河(天の川)がとてもきれいに見えていて、持ってきた双眼鏡で、銀河の中心部であろう密度の濃い部分を見ると、視野一面が星で満たされ、驚きました。(写真は無いです、次回のお楽しみ)
3時過ぎて、漸く眠りに引きずり込まれました。
朝、8時にすっきり目覚めました。早寝早起きの配偶者は勿論既に起きてました。
用意してくれていた朝食を摂ってから、9時を過ぎてから、もう何度か周遊した東大台の周遊を開始しました。

東大台Bコースを逆回りしました。
具体的には、駐車場を出て、先ずシオカラ谷に降り、そこから大蛇嵓に向かって登り、牛石ケ原、尾鷲辻、正木が原、正木峠を経て1695mの日出が岳に上り、駐車場に戻るコースです。
先ずはシオカラ谷、まだまだ新緑が溢れています。
川に降りると、小さなオタマジャクシが沢山揺らいでいました。
配偶者は「これ全部がカエルになったら、大変!!」
そこは自然の摂理で、「淘汰されていくんやろね、知らんけど」であります。
そして、絶景を貸し切り!!!梅雨期、平日昼の大蛇嵓は私達だけでした。

渓谷の下を流れる川面との標高差は、1,000m近いそうです。この辺りは、日本のテーブルマウンテン?地質的には、大台ケ原周辺は殆ど砂岩や泥岩で出来ていて、ところどころに石灰岩やチャートなどが見られます。いずれにせよ、大海の底で生成された堆積岩です。太平洋プレートの上っ面の堆積物が、太平洋プレートがユーラシアプレートの下に潜り込んでいくときに「剥がれた皮が折り重なるように積み重なったものがせりあがって台地になった」らしいです「知らんけど」
だから、この辺りは、日本のギアナ高地?「知らんけど」
さしずめ、この滝は、日本のエンジェルフォールですね。「知らんけど」
前回、見なかった、新たながけ崩れを目にしました。

大蛇嵓手前の大岩の上で昼食です。
ここでも、双眼鏡が役に立ちました。
そこから、周遊コースを回ったのですが、鹿が目立ちました。


木道をひたすら登って、日出が岳へ
そして、無事駐車場に戻ってきました。