6月23日夜に標高約50mの奈良県広陵町を出発、同日深夜に標高1,572mの大台ケ原駐車場に到着、車中泊し、翌24日、大台ケ原を周遊、帰りに杉の湯温泉に浸かって帰って来ました。
行きは、深夜に近い時間の登り道だったので、何の問題もありませんでした。
帰りが夕刻に近い午後で、高地とは言え気温20度は超えていたでしょう。
標高差1,500mの下り坂、勿論、出来るだけフットブレーキを多用しないよう、エンジンブレーキを出来るだけ多用して1速まで使って下りてきたのですが・・・・
キャブコン(キャンピングカーっぽいキャンピングカー)としては最も軽い部類の車重3トンの我がレガードネオプラスではありますが、それでも、一般車の2倍、なので、ブレーキにかかる負荷も2倍です。もともと付いているのが営業車用の貧相なブレーキ。可能な限り強化したとはいえ、効きはそんなに良くありません。その上熱耐性も低いです。坂を下りている途中で、タイヤの空気圧センサーが警報を鳴らしました。
前右側が6.05気圧、そんなのゼンゼン大した圧ではないのですが・・・
左前輪の温度が163度、これが警報の理由でしょうね。(前輪はディスクブレーキなのですが・・・)
左前輪の温度が163度、これが警報の理由でしょうね。(前輪はディスクブレーキなのですが・・・)
それで、暫くの間、路肩に車を寄せて冷却しました。
15分ほどで50度近く下がり、警報も解除されたので、再び下り始めました。
ちなみに出発前の空気圧とセンサー部の温度です
出発時から、温度は結構高かったのですね。
キャンピングカーのタイヤ管理結構難儀です。
大体、キャブコンのタイヤ空気圧、一般車とはかけ離れた値ですよね
大体、キャブコンのタイヤ空気圧、一般車とはかけ離れた値ですよね
一般乗用車の空気圧は200Kpa前後です。最近、高い設定の車が多くなったとはいえ、220Kpa程度でしょう。でもキャブコンの多くは小型トラックベースですから。そのタイヤ圧設定は500~600Kpaなのです。普通車の3倍近い値です。
私の愛車も580Kpaを標準に設定しているのですが、乗り心地が悪いため、空気が自然に抜けるままにしていました。それでタイヤによってまちまちな値になってしまっていました。出来るだけ軽くしていることもあって、タイヤの空気圧が高いと乗り心地が悪いのです。ある程度空気が抜けてもあまり乗り心地が改善しないことが分かったので、エアサスでも入れないと乗り心地は改善しないのかなと思い始めました。エアサスには60万円以上かかるようなので、躊躇しています。さあて、どうしましょうかねぇ
キャンピングカー、結構事故多いです。事故の多くはスピードの出しすぎ、急ブレーキ、急ハンドルなどの重心が高く、車重が重いキャンピングカーにソグワナイ運転が原因の事が多いですが、タイヤのパンクが原因の事故も少なくありません。その原因は過積載、空気圧過少による事が多いのです。空気圧過多ではなくて過少です。
そのあたり、機会を見つけて解説したいとは思っています。