最近、どこを走っていても道端に黄色い花を目にするようになりました。
これまであまり見た事の無い鮮やかな黄色い花の群れ
色々なところで咲き誇っているのを目にします。
一体何だろう と思ってネット検索
「道端の黄色い花」でググってみたら・・・・
「道端の黄色い花」でググってみたら・・・・
ちゃーんと出てきました。ネット検索って凄い!!
「オオキンケイギク」という北アメリカ原産の外来植物で、非常に繁殖力が強く、日本の生態系に破壊的な影響があるとして2006年に特定外来生物に指定されたそうです。
「オオキンケイギク」という北アメリカ原産の外来植物で、非常に繁殖力が強く、日本の生態系に破壊的な影響があるとして2006年に特定外来生物に指定されたそうです。
特定外来生物に指定されたので、栽培したり、種をばらまいたりすることが厳しく規制されます。ばらまいたのが自分の庭だとしてもダメ。要するに日本の自然界に解き放ってはいけない植物なのだそうです。
違反すると一年以下の懲役または100万円以下の罰金、
販売目的の場合はさらに3年以下の懲役300万円以下の罰金、
さらに会社が組織ぐるみで違反した場合などは最高1億円の罰金が科されることもあります。
知りませんでした~。綺麗な花なのにねぇ。
そもそもこのオオキンケイギク、1880年頃に観賞用として輸入され、痩せた土地でも旺盛に繁殖することを利用して、1980年代には高速道路脇の斜面などの緑化と「美化」のためにわざわざ大量の種が輸入され日本中にばらまかれていたのだそうです。
それが、あまりにも増殖するために、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与える恐れが指摘され、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止されました。また、日本生態学会により日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されたのだそうです。
まあ、人間って、なんて勝手なんでしょうねぇ。輸入して、繁殖させて、今度はワースト100に認定して駆逐しようとするなんてねぇ。
食用として輸入された ブラックバス、ジャンボタニシ、ウシガエル、ペットから野生化したアライグマやミシシッピアカミミガメ、ボウフラ駆除のために導入されたカダヤシなど、いずれも今では厄介者扱いですが、輸入された当初は、「将来の切り札」的な存在だったのかもしれません。(ブラックバスは、釣り業界では今でも大エースかもしれませんが・・・表立っては言えません、そんな事。)
食用として輸入された ブラックバス、ジャンボタニシ、ウシガエル、ペットから野生化したアライグマやミシシッピアカミミガメ、ボウフラ駆除のために導入されたカダヤシなど、いずれも今では厄介者扱いですが、輸入された当初は、「将来の切り札」的な存在だったのかもしれません。(ブラックバスは、釣り業界では今でも大エースかもしれませんが・・・表立っては言えません、そんな事。)
もてはやされた後に厄介者扱い。なかなか厳しい外来種たちの運命ですね。
道端や土手で、コスモスに似た黄色い花の群れを見つけたら、オオキンケイギクかもしれません。 あなたは綺麗な花だなと感じますか?それとも外来種の中でも質の悪い侵略的外来種ワースト100に選ばれし、全くもって根絶やしにするべき憎き雑草と思われるのか?
オオキンケイギクは、ヒトの思いとは無関係に、楽しそうに咲き誇っています。