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命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

お金を動かすのは面白い!!

2022-09-04 21:45:15 | エッセイ
ゆえあって、屋根付きシャッター付きの駐車場を作ろうとしております。
得するのか損するのか全く分からないのが面白いとも言えますよね。

損が大きくなければいいや!!と言う姿勢です。

田舎は地価安いです。坪10万前後の土地です。

そんな田舎で屋根付きシャッター付き駐車場を作ろうと思っています。

どうなるのでしょうかねぇ!!

駅前の様な地価の高い所は別にすると、駐車場のニーズ、道が狭い所の方が大きいのだそうです!!

そういえば、屋根付きシャッター付きの駐車場は、狭い道に多いです。

何だかよく分かりませんが。色々と学習したいと思っております!!

タモリステーション

2022-07-01 22:10:16 | エッセイ
タモリステーション見ていました。
タモリさん大好きです。
今日の話題は北海道北海道北見市常呂(ところ)町 のカーリングチーム ロコ ソラーレでした。

他のチームで「使い物にならない」と、言われてしまった選手を拾い上げ、笑顔のチームを作り上げた本橋さんの芯の強さがひと際光った編集でした。

色々な職場で、「使い物にならない」と言われた私は、共感しっ放しで、涙なしには見ることが出来ませんでした。

と、言う事で、これまでも、大大大好きなタモリさんでしたが、より一層大大ファンになってしまいました。

40数年前に渋谷のパルコ前で一人4ケ国語マージャンを聞いて、路上で笑い転げて動けなくなった事、どうしてあの時一声掛けなかったのだろうかとは・・・思うのですがねぇ。声を掛けていたら、どうなったのかは分からないですけどね!!!人生、どこでどう転ぶのか、本当に分かりませんね。だから・・・・・生きて見なくちゃ 分からない!!!!だから、面白いし、生きる価値があるのかな? と、思います。



慈瞳さんの「お話」

2022-05-25 22:00:32 | エッセイ
5月21日第10回中和在宅診療研究会における慈瞳さんのお話は
ACPとは・・・ミクロな注目がマクロを描く  という題でした

此処からは、私個人の個人的印象です。
話を通して、医療関係者に対する苛立ちの様なものが感じ取れました。
温厚な慈瞳さんなので、微笑みを絶やさずお話をされたのですが・・・
「ACPは最後はDNRね!という結論を引き出すための会議では決してないのです!!ACPは経過であって、時と共に移ろいます。」と言うようなことを言われたように理解しております。(「DNR(do not resuscitation )とは,癌の末期,老衰,救命の可能性がない患者などで,本人または家族の希望で心肺蘇生法(CPR)をおこなわないこと」 

そして、患者さんに「貴女が一番大切にしたいものは何なのでしょう」と、聞き続ける事、尋ね続ける事で患者さん自身が方向性を見出していき、患者さんの変化が医療者の意識を変える事も多い。

ACPの主役となっている患者さんが一番大切にしたいことを皆で見出し、探り出し(ご本人もそんなにはっきりと意識されてなんていない事が殆ど)てゆく作業の中で患者さん本人、そしてそれを取り囲んでいる医療者たちの意識も変化していく。それがACPなのだと言われたのだと思うのですが・・・意訳し過ぎな気もします。

私は、ACPは「患者」という役柄にはめ込んでしまわれていた「ご本人」が、主役を奪い返すきっかけの場だと理解しているのですが・・・・

私の切り口は「主役」慈瞳さんの切り口は「最も大切にされているもの」と言う違いはありますが、色々な立場の人間が、自分の立場からの見るのは当然だし、それも分かるけれど、今一度患者さん中心の視線でも考えてみようよ という姿勢は共通だと私は思っております。


まことに自分勝手なまとめでございました。
 
 違うのかなぁ???

追伸 せっかく配られた高級お弁当でしたが、持って帰るなと言われていたので、泣く泣く 置いて帰りました!! (´;ω;`)



佐々木慈瞳さんのお話を聞いてきました。その1

2022-05-24 22:15:52 | エッセイ
先週の土曜日(21日)の話になります。17時から開かれた「第10回中和在宅診療研究会」に顔を出してきました。コロナ騒動が起こってから、勉強会への参加はリモートのみでしたので、実際に勉強会の会場に行くのは2年ぶりくらいになると思います。以前とは勝手が違っていて、戸惑ってしまいました。
 
 会場は橿原市役所分庁舎4階のコンベンションルームなので、慣れた場所なのですが・・・コロナ禍の中で会場を仕切っているMRさん達の、ピリピリした緊張感が伝わって来ました。
佐々木慈瞳さんのお話を聞きに配偶者も誘って2人で行ったのですが、並んで座る事は出来ませんでした。1つのテーブルには一人しか座れない様に区切られていました。
着座すると、お茶とお弁当が配られたのですが、「弁当は持って帰らず、会場内で食べて帰ってください。」と、何度も繰り返されます。

 私たちは、慈瞳さんの話を聞き終わったら、人知れず静かに退席するつもりでいたので、どうすればよいのか分かりませんでした。最後まで座っていれば良いのは当然だし、それがマナーだとは思います。ですが、一般人である配偶者には、慈瞳さんの話は理解できても、その後の医師の医師向けの専門的な話は退屈なだけに違いありません。まあ、少々マナー違反になっても、慈瞳さんのACP関連の話を聞きたかった、そして配偶者に聞かせたかったと言うわけです。

ここで、私がそんなに話を聞きたかった、そして配偶者にも聞いて欲しいと思った佐々木慈瞳さん、一体何者なのか、遅ればせの紹介をさせていただきます。
2016年からNHK Eテレで放送されていた「大和尼寺精進日記」の笑顔の素敵なじとうさん(副住職)として有名になられました。


色々とマルチな才能を持った方です。
私は、ホスピス運動や緩和医療の勉強会などで10年以上前から顔見知りになっており、会う度に素敵な笑顔に癒されていました。

2年ほど前に音羽観音寺を下りられて、現在は奈良県教育 1 委員会スクールカウンセラーとして小中学校を巡回するほか、奈良県総合医療セン ターと、西奈良中央病院で緩和ケアに携わっておられます。

そのじとうさんのおはなしはACPについてでした。ACPについては私なりの解釈で何回か話題にさせていただいたことがあります。

https://blog.goo.ne.jp/camper/e/2bba754c77274499a5530be1ffc00ee8


私は、ACP(人生会議)は患者さんが主役の座を取り戻す場だと理解しているのですが、じとうさんはどんな解釈をされたのか。それは、次回お知らせしたいと思います。


想像力に欠ける私

2022-05-07 01:18:01 | エッセイ
ある患者さんが、精神のバランスを壊されて・・・
娘さんに抱き抱えられるように連れられて、何とか来院されました。

「怖い、怖い」と下を向いてしきりにつぶやいておられます。
顔を覗き込んで驚きました。以前のにこやかな顔つきとは別人でした。
以前の見慣れた顔貌とはかけ離れた、恐怖に取りつかれた老婆になっておられました。一挙に十数年老けられた印象でした。
表情が無いと言えばいいのでしょうか、生気が感じられません。

暫く向き合って・・・・手を握り暖めながら
「何が怖いのですか」と、お聞きしました。
しばらく間をおいてから、何かつぶやき始められたのですが、全く聞き取れませんでした。何かを強く訴えているのですが、何も聞き取れません。

娘さん曰く
母は、TVでロシアのウクライナ侵攻が報じられるようになってからおかしくなってきました。最近では、TVをつけない様にしているのですが、何か感じ続けているのでしょう、一日中「怖い怖い」と言いながら、家の片隅で丸くなって動かないでいます。ご飯も食べようとしません。このままでは死んでしまうと思って、今日は何とか強引に連れ出して来ました との事でした。

ウクライナの不幸を実感されて、精神的に落ち込まれている!!
私は、半世紀ほど前、ベトナム戦争とそれに対する反戦運動が盛んなりし頃、かのバートランドラッセル卿が反戦運動が盛り上がらないことに業を煮やし、「あなた方は、ベトナムを不幸を感じられない程に不幸なのだ。」と言われたことを思い起こしました。

バートランドラッセル(ビートルズにも多大な影響を与えた数学者、哲学者、文学者、思想家、平和運動家)
私は、私達は、ウクライナの不幸を感じられない程不幸なのかもしれませんね。

目の前でうな垂れている老女は、ウクライナの不幸に共感して怯えています。
その状態を、医学的に「病的うつ状態」と診断し、SNRIなどの薬を投薬することで改善を目指すのが医学的正解なのかもしれませんが・・・・

今現在、ウクライナの製鉄所の地下で、爆撃が続く死臭漂うがれきの中、懐中電灯の一条の光を頼りに、死体や負傷した方に躓きながらトイレへ通わざるを得ない人々に心を重ね得る想像力豊かな方々は、心の安全弁が外れてしまわざるを得ないのでしょう。


何とかならないのかと思い続けています。
自分の出来る、無理のない範囲で、何とかウクライナを助け、ロシアに懲罰的な行為をとり続けようと思っています。そんなことで良いのか?と、思い続けながら・・・