竹細工教室に入って最初の作品は六つ目籠だった。
しかし、その後は車旅に出掛けて2ヶ月間ほど休んでいた為、作品作りは進んでいなかったが何点かは作り上げた。
作ったと言っても初心者用の簡単な物ばかりである。
少し前になるが作り上げたのは「姫水盤」だった。
先ずは必要なヒゴを作り上げた。
ヒゴ 幅6mm、厚さ1mm(二枚剥ぎ)
節ありの長さ80cm以上を12本
輪 : 幅 6.6 mm
厚み 1 mm
直径 14cmになる長さ(44cm)
ヒゴを二枚に剥ぐ作業は初めてである。
真中の節から左右にそれぞれ5cmほどは剥がないで、残りを二枚に剥いでいく。
最初は切り出しナイフで端に切込みを入れる。
後は指を挟み、それを均等に裂いて行く。
これが中々均等に裂けなくて苦労した。
何本も失敗しながら何とかコツを掴み、必要な12本を作り上げた。
作り方はマニュアルが有り、それに従って組み上げた。
描かれた手順に従って組み上げていく。
最初は六つ目編みからスタート。
続いて二重六つ目を一段だけ編む。
次に矢印の輪を編み込むと、篭の底の部分が出来上がる。
更に編み込んでいくと籠らしくなってくる。
下側に突き出ているヒゴは編み込むと高台になる。
上に伸びているヒゴを編み込むと上の縁が出来上がる。
更に残りを編み込むと出来上がりである。
最後の編み込みは教室の先輩に教わりながら仕上げた。
裏側はこの様になっており、高台が有り座りが良い。
真上から見るとこの様になっている。
中に小さな水盤を入れ花を活けてテーブルに飾るのも良い!!
ヒゴ作りは大変だったが、この作品は時間も掛からず思っていたより簡単だった。
でも初めての二枚剥ぎヒゴ作りが良い勉強になった。
先生の顔も忘れかけていませんでしたか(笑)
小物とは云え綺麗な作りに感心です。
さすがに先生の顔は忘れていませんでしたが、いまだに顔と名前が一致しない方が何人もいますよ⁉️😭
作品作りもですが、ヒゴ作りに時間と手間が掛かります‼️
長い竹ひごを細かく編み込む時は、曲げすぎて折れそうな気がします。
曲げすぎて折れそうとの・・・鋭い指摘です!!
曲げない底の部分は厚さ1mmのままですが、曲げる部分は0.5mmの二枚剥ぎにして曲げ易くしています。
その為の二枚剥ぎヒゴです。
マニュアルをじっくり見ると何処に編み込んで行くか分かります。
マニュアルがあるだけ良いのですが、教室で教わりながら作る時は、覚えの悪い私は難儀しています。( ノД`)シクシク…