キャンピングカーには使用中の電力が分かるよう、友人が手作りしてくれた電流計を取り付けている。
表示される数値を今まで疑ったことは無い。
ところがリチウムイオンバッテリーに交換した事で、以前から取り付けていた電流計とは別に、スマホで使用中の電流が見られるようになった。
これは電子レンジ(500W)を使っている時の数値だが、本来は既設の電流計の数値とスマホの電流計の数値は同じはずなのだが、既設の電流計の方が随分と大きい。
電流計を作ってくれた友人が車旅の途中、我が家に立ち寄った際に見て貰うと、シャント抵抗の抵抗値が怪しいと診断してくれた。
指摘されて思い当たる節が有った。
このシャント抵抗は、昔取り付け壊れた古い電流計の物を再利用していた。
友人から122cmの22SQケーブルで1ミリオームのシャント抵抗を作り、交換するよう指示された。
早速ホームセンターで22SQケーブルを購入し、息子に圧着端子を装着して貰って新シャント抵抗を作った。
古いシャント抵抗を取り外し、新しい物に交換して電子レンジを稼働させテストした。
全く同じ値にはならなかったがほぼ同じで、その差は誤差の範囲である。
クランプメーターでも測定したが、それも大差なかった。
電流は刻々と変化しているので測定するタイミングで数値は変わるが、各電流計の数値が大きく違う事は無かった。
機器使用上は何も問題ないが、大きく違う数値が表示される状態は気持ち的に良くない。
これですっきりした。
残っていた宿題をやり終えた気分である。