茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

under the moon

2009年10月04日 | Weblog
2畳のゴザがざっと砂浜に舞い
月光茶室完成

お月様を待つ間
スコップでさくさくと砂を掘り
建水?
いえいえ
寝るんでーす
腰から下を砂の中に埋め
やや腹筋きてます気味で
びみょ~に安定した状態
目の前の海に大きな夕陽がおちてきて
魚がぴょっと跳びはねて
どこからかいい感じでギターの音
名付けて癒し系デトックス待合

太陽は海に届く前に雲に隠れてしまいました
星三つ数えているうちに
人もいなくなりました
まっくらです
山の端から満月が現れるまで
お茶会はお預け

遠くに消えゆく水平線
背に満月の気配
下半身砂の中
上半身茶室(ゴザの上)
こんな変なことに面白がって集る仲間がいるなんて
お茶やっててよかった~
カンケイナイカぁ
でもお茶仲間なんですね~

砂からあがり
パンパンと身を清めていると
茶室の明かりもばっちりのぼってきました
冴えています
満月のようなお盆でお薄を点てて
夜咄タイム
お話は・・・
主婦の日常会話・・・
旦那がどうの、子供がどうの、明日のおかずがどうの

でも
気がつけば三服もいただいていました
砂パワーで体ポカポカ
冷たい秋風も気になりません
小さな子供の手を引いて花火をした浜です
大勢でBBQを楽しんだ浜です
病気の母と歩いた浜です
哀しいとき独りで泣いた浜です

超日常をひきづったままでも
お茶はおいしかった
ふと正座して茶筅を振る姿は美しく
袋菓子でも
ふとでる「お先に」はさりげなく
大変結構なお点前でございました

茶碗の中の月を飲むには
あと3時間は長居が必要
もっと不良ママにならないとなあ~

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