茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

お母さんオーラ

2008年12月27日 | Weblog
友達との長電話だと
一歳に満たない子供は膝の上で
電話のコードをあぐ~と噛んだりしながら
機嫌よく遊んでいました
ところが
仕事の電話となると
受話器を奪おうとしたり
ビービーうるさかったりでホントに困りました
退職後、ちょっと仕事を引きずっていた頃のことです
仕事の電話といっても
意見をたたかわせるような内容ではなく
ほんの打ち合わせみたいな会話なのに
子供の様子が違うのです
しばらくは気づきませんでしたが
意識し始めると見事に
仕事の電話の時の彼は駄々をこねるのです

面白くて面白くて
いろいろ実験をした(?)結果
子供には
お母さんオーラが見える!という結論に至りました
怖い顔して怒っていても
子供を案じるお母さんモードである時は
子供はかわいい顔をしてべそをかきます
でも
仕事の電話が聞こえなくて
ちょっとうるさいなという顔をして怒ると
とても怯えた顔をします

そんな実体験があるものですから
お茶を点てる時も
緑の茶畑~
そよぐ風~
小川のせせらぎ~
などを思いながら
お茶と水が「ありがと~」って喜ぶように
しゃかしゃかしてごらん
ぜえっっったいにおいしいお茶ができるよ
と言っちゃいます

小学生の子たちは
「おいおい、おばさん、きちゃってるよ~」
みたいな目をしつつ
でもなんかお茶碗の中の世界に集中して
しゃかしゃかします
そして
「やばい、これはすっごうまいかも」
「なんだかいけそうな気がする~」
などど好評です

画像は杭州龍井の里で激写