かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

深夜バス

2007-03-22 12:51:29 | いまおもうこと
初めての乗車は20歳だったでしょうか。大阪でした。
2度目はずっと時を経て数年前に京都へ、その後奈良、また京都。深夜バス歴はこんなもんです。

昨年のこと、NHKで(東京駅 長距離バスの人間模様)題名?番組が再放送していましたが、見たかたいらっしゃいますか?
長距離バスはさまざまな人間模様があるのですね。
80歳のご夫婦には胸があつくなりましたし、奈良からのカップルは微笑ましかった。こんなにピュアな恋愛ってあるんだと、恋っていいじゃないと、思いました。母や妹と離れ離れになるのをただ見送る兄姉の姿。兄に呼ばれて松茸とりに向かうお父さん。

いままでバスに乗る人たちのこと、考えもしなかった。いや、普通そうですよね。私の場合は乗ることだけが楽しみで、ワクワクして席につきます。

大きなバスはいろんないろんな思いをハイスピードで運んでいる。それらを詰め込んだバスは、ひたすらにもくもくと走るんだ。

みんな違います。ありきたりの言葉ですが、人の数だけドラマはある、です。

ちょっぴり切なくなりながらも、またバスにのろうと思った。
ただ人を運ぶ箱としか思わなかったけれど、人情味あふれるやつに思えてきた。

過酷な業務であるドライバーさん、ありがとうございます。

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