かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

夏芝居

2009-08-27 12:16:19 | 好きなもの
久しぶりの歌舞伎座。
期待以上のおもしろさ!

歌舞伎座さよなら公演にやっとやーっと勘三郎さんが登場!
やはりすてき。しびれるねぇ!
舞台に登場すると辺りがぱあっと明るくなる。空気が変わるような気がする。
10代からずっとファンです。

夏は水を使った舞台があるはずと楽しみにしていたら、第三部は勘三郎さん一人四役の「怪談乳房榎」。

勘三郎さんのその早変わりは誠にあっぱれ!!神出鬼没とはまさにこのこと。
くるくる変化するのは衣装だけでなく、性格もまったく異なる善人悪人たち。
喜怒哀楽がギュギユッとつまって最後は未来ある幕引き。
こういうのを見てしまったら歌舞伎はやめられないなあと思うのでした。

第二と三部を見ましたが、他の演目も楽しかった!
いずれの役どころも年上の女性に恋して苦しむ勘太郎さんはとても凛々しくみえたし、三津五郎さん演じた友之丞(ストーカーのしみったれた未練満タン男)には、あまりのしょぼさに呆れて笑える。

8月の歌舞伎は見るべし!

といっておきながら、今日が千秋楽じゃないの!

いや~見といてよかったよかった、という話でした。お粗末・・

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