かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

日曜日、千葉にて

2011-11-16 16:59:54 | 映画・本・美術館

はぁ~おどろいた、11月が半分過ぎ去っている。。。ガクゼン

動物園にでかけてから半月経っていたのか・・・

先日、友人と千葉市美術館へ「酒井抱一」の「夏秋草図屏風」をみてきました。今年はトーハクでみられないため千葉まで遠出。

すっきりした抱一の絵は好みですが、鈴木其一をはじめ数多く展示された作品のなかに「お、これは」という引き寄せられる絵が数点あり、はるばる“ホリデーパス”を買って出かけた甲斐がありました。

抱一の工芸品も数点展示されており、なかでも私の大好きな刀の「鍔」はシンプルながら美しかった。

「書」。抱一は揮毫を頼まれることも多かったそうですが、字の形と余白とのバランス、とても好みの書でした。

 

抱一を堪能する前にのぞいた1Fの「さや堂ホール」で、6人の合唱からなる聖歌と、マンドリンの演奏を聴きました。

よく響く小さなホールに透きとおった歌声が響きわたり心の芯まで届いたように感じました。歌声ってすごいな・・・

マンドリンは学生時代に演奏した懐かしい楽器。郷愁やどこか哀しみを誘う音色。マンドリン、マンドラ、ギターによる10人ほどの編成でした。あまりに美しくてもう一度聴きたい。そして弾きたい(笑)。

思わぬご縁ですばらしい絵と音楽を堪能できた千葉の旅でした。


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