かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

雅な音色

2013-12-04 21:53:45 | いまおもうこと


篳篥(ひちりき)
龍笛(りゅうてき)
笙(しょう)

雅楽器をすこしだけ体験させてもらった。

習うなら笙がいい。
同じ穴を抑えても息を吹いたときと吸ったときの音がちがう。
抑える穴の数は多く持ち方も独特、そして笙はまず暖めることからはじめるなどとまどいつつも楽しみながら音をだす。
ハーモニカを吸うのは苦手だし、非常にハードルが高い雅楽器だけれど、もう一度どれか体験していいですよと言われたら笙にする!
初めての人でもすぐ音がでるのは唯一「笙」だけということは関係なく…

篳篥はかなり強く吹いても音が鳴らず、15分くらい吹き続たらやっとブオーと鳴ってほっとした。
いや、雅楽器の音をブオーなんて言っちゃいかん…罰が当たる。

龍笛の音は高音なのでまったく聞こえなくてザンネン。周りの音も自分の音もわからなかった!もったいないなぁ。


中国からやってきたこれらの雅楽器。貴族は嗜まず聴いて楽しむ音色で、琵琶や琴といった弦楽器は自ら奏でたそうだ。

珍しい雅楽器に触れた貴重な体験で、正倉院展で観た琵琶が気になっていた私は改めて弾いてみたくなったのでした。欲張り…

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