かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

昭和55年

2007-03-07 01:14:43 | いまおもうこと
先日のこと、幼稚園でお世話になった先生が遊びにきてくださった。
シゴトで不在の私宛てに封筒が一通。“かしこさんへ”とかかれた、第一勧業銀行の封筒。その中には、昭和55年と56年に私から先生へ宛てた年賀状が2枚。
へたっぴながら筆ペンで丁寧に書いてある。(先生方には筆ペンで書いていたことを思い出す)
新年の挨拶のとなりの行に“またあそびにいってもいいですか”と書いてある。
あのころの愛読書“なかよし”のフロクだったハンコが押してある。

手にとってずっと眺めていた。

先生は幼なじみだったアッチャンとわたしの2人分の年賀状を、30年ちかくもっていてくれた…
先生とは何十年もお会いしていないし、来訪もいつぶりだろう。
年賀状を見ながら、頭のなかは途切れとぎれの記憶をたぐりよせ、遠いむかしを思う。遠いとおい時間がとても近くに感じる。

アッチャンは先生とおなじ幼稚園の先生になりました。
ふたりにはこれからいつ会えるのかわからないけれど、なんだか明日会えるような気もする・・・不思議とそうおもう。
時間の重さと、わたしの想いは比例している。