阿武山(あぶさん)と栗本軒貞国の狂歌とサンフレ昔話

コロナ禍は去りぬいやまだ言ひ合ふを
ホッホッ笑ふアオバズクかも

by小林じゃ

シュートの精度を上げる応援(募集は終了しました)

2014-04-01 00:01:38 | エイプリルフール

 応援に二つの不如意ありという。ひとつはピンチをチャンスに変える応援。劣勢の場面で集中力をもってしのぎ、良いリズムの時間帯にはさらにかさにかかって攻勢を強めようという応援はあるけれども、ピンチを一瞬にしてチャンスに転ずる応援はない。流れを変えるきっかけは、やはり選手たちによってつかんでもらわなければならない。

 もう一つは、シュートの精度を上げる応援。日本人はシュートを打つとき求められる精神の沈静がへたくそな民族で騒ぎ立てるのは逆効果、PKも味方が蹴る時は静かに、相手が蹴る時はうるさくするのが一般的だ。少年サッカーでも、子供の名前を叫ぶのはシュートが終わってからにした方がいいと言われた人もいるはずだ。フィニッシュの場面では選手個人でゴールをこじあけるしかなく、サポーターにできることは少ないとされている。

 しかしながら、果たしてそう決め付けて良いものだろうか。世の中には不快な音も数多くあるが、逆に心地良い音も少なくない。シュートを打つ選手の脳内に響いて精度が上がるような音が実は存在しているかもしれない。もし、それをつきとめることができれば応援は今まで以上に大きな力になることだろう。これは以前から考えていたことだけれども、折しも病を得てスタジアムで90分応援する事はかなわない体であるから、今こそ研究を進めてみたいと思い立った。

 最終的にはサポーターの声で応援するのであるから実験も誰かに声を出してもらった方がいいだろう。そこで、協力者を募集したいと思う。やってもらうことは簡単で、吉田サッカー公園のサンフレ選手の練習中、シュートを打つタイミングで、「ぎょーん」「ぴろぴろぴー」「ぱおーん」などなど、いろんな声で叫んでいただきたい。記録係は私が務めて、一種類の声を千回もやれば大丈夫だろう。吉田は山奥にて鹿や猿や山の木々しか聞いてはおらぬ、恥ずかしくはない。選手たちからは頭がおかしいと思われるかもしれないが、これも崇高な任務のためだ。チームのために捨石となること、これサポーターの本懐というべきものなり。

 思い立ったが吉日、善は急げというから、早速行動に移したい。われこそはと思わんサポーターの方、本日4月1日12時までに声をかけていただきたい。貴君の美声が麗しき吉田の里に響き渡り選手たちのシュートが次々に決まれば、タイトル総なめ間違いなしである。



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