阿武山(あぶさん)と栗本軒貞国の狂歌とサンフレ昔話

コロナ禍は去りぬいやまだ言ひ合ふを
ホッホッ笑ふアオバズクかも

by小林じゃ

Jヴィレッジ

2019-12-18 19:09:10 | 日記
以下はJヴィレッジから聖火リレーが始まるというニュースに対する感想ですが、意見が違う方と議論する気力は全く持ち合わせていないこと、最初にお断りしておきます。


Jヴィレッジにはクラブユース選手権(U-18)の観戦のため三度行ったことがある。といっても最後が2004年だからもう15年前の話だ。センター棟の入り口をくぐると原発推進のディスプレイがあり、メインスタジアムのゴール裏にも高圧電線の鉄塔が立っていた。この施設は東電の資金によって建てられ(原子力発電所立地地域の地域振興事業 とウイキペディアには書いてある)、その後福島県に寄付されたもので副社長の一人は東電の人であった。原発事故のあと、ここが作業の拠点となったのは、そういう事情からも当然の成り行きだったと思う。

オリンピックのあり方についても書きたいことはあるけれど、それは今は置いておいて、聖火リレーが福島から始まるということについては、意義があることだと思う。しかし、上記のようなことであるから、Jヴィレッジになでしこ選手を配して聖火リレーを始めることについては、何かすっきりしないものを感じる。隠ぺいとかシュレッダーとかすり替えとかと、同じ匂いを感じてしまう。そのあたりであれば、小名浜漁港や勿来の関、あるいは相馬野馬追で聖火リレーのスタートとしても良いのではないか。これをもって日本が一つになるとニュースで言われても、首を横に振るしかない。