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マッハの貴公子 天才タケスィが熱~く語るでつ( ̄ω ̄)ムフ~

KAGRA、LIGO、Virgoとの研究協力の成果が早く出るといいでつなぁ~

2019-11-22 07:11:22 | 宇宙
東京大学宇宙線研究所が国立天文台、高エネルギー加速器研究機構と協力して建設を進めてきた
大型低温重力波望遠鏡KAGRAの完成したでつなぁ~

このプロジェクトに参加してるから喜びもひとしおでつなぁ~
結構…
設計も大変だったでつなぁ~

完成式典では、プロジェクト代表の梶田所長のあいさつで、

9年かけて建設してきたKAGRAがついに完成し、大変喜んでいます。
まだ完成したばかりで、これから最終的な調整を経て、国際共同観測に参加し、アジア圏の観測拠点としての
役割を担うことになります。そのためにはまだ様々な努力をしなければならず、KAGRAのコラボレータが
一丸となってやっていく予定ですので、どうぞよろしくお願い致します」
とコメントしたでつ。

KAGRAはLIGO、Virgoに続くキロメートル規模の重力波望遠鏡としては、世界で3カ所目、
アジアで初めての実験施設として計画され、2010年から建設が始まったでつ。

KAGRAはLIGOなどと同様にL字型の長い2本のアームを持ち、二つに分けたレーザーの光を
それぞれのアームで何度も往復させ、最終的に光の干渉を利用することで、重力波によるわずかな空間の
伸び縮みを検出。

地面振動が比較的小さい地下にあり、四つのサファイヤ鏡をマイナス253度の極低温まで冷やして熱振動による
影響を減らすのが、他の重力波望遠鏡にはないKAGRAの大きな特徴。

完成式典は、飛騨市神岡町にあるKAGRA中央実験室に隣接する前室で開かれ、
最初に飛騨市の延喜式内社大津神社神楽社中が神楽(かぐら)を披露。

続いて、梶田所長、宮園東京大学理事、文部科学省の村田研究振興局長が挨拶。

齊藤特任教授がKAGRAの概要説明を行った後、梶田所長、宮園理事の手で実験開始ボタンが押されたでつ。
押してすぐに四つのサファイヤ鏡が固定され、干渉計として機能する様子がモニターに映し出されると、
集まった出席者から大きな拍手が湧き起こったでつ。

重力波観測研究施設長の大橋教授は、
「ようやく装置としては完成しましたが、これで終わりではなく、実はこれが始まりで、これから感度を上げて
LIGO、Virgoと一緒に国際共同観測に参加し、サイエンスに貢献していくことになります」とコメント。

その後、富山市内のホテルに会場を移して行われたMOA調印式では、梶田所長に加え、
LIGOプロジェクトのDavid H. Reitze代表、VirgoプロジェクトのJo van den Brand代表が、
共同観測でデータを互いに交換することなどを定めたMOAに調印。

Reitze代表は「KAGRAの参加で観測の空白を少なくすることが可能となり、ネットワーク全体で重力波を
検出・解析する能力が向上することが期待できます」。

Van den Brand代表は「とても重要なスタートで、KAGRAの参加は今後の感度向上につながります。
使われている技術も将来のイノベーションを先取りしたもので、非常に重要です」などとコメント。

また、これに先立ち行われた記者会見で、ホスト機関である山内KEK機構長は「低温というキーワードにKEKとしても
協力の余地があると期待していましたが、ここまで来るには大変な苦労があり、やっとスタートラインに着けました。
大きな科学成果を見通し、今後も協力関係を深めていきます」。
国立天文台の常田国立天文台長は「国立天文台は防振装置の開発を担当し、若い人たちの大変な努力のおかげで
KAGRAが完成しました。今後は重力波天文学、マルチメッセンジャー天文学の推進で貢献していきます」
などとコメント。

共同研究機関である地元富山大の齋藤学長も「最もKAGRAに近い大学として、全体会議の会場提供などで
今後も協力していきます」とコメント。

長い道のりだったけど、プロジェクトの一員として早く成果を期待したいでつ。

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