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マッハの貴公子 C1Runner の熱~い日記でつ(¬_,¬)b フフフ・・・

マッハの貴公子 天才タケスィが熱~く語るでつ( ̄ω ̄)ムフ~

クリーンエネルギー航空の未来

2025-05-23 07:10:29 | 飛行機
クリーンエネルギー技術は持続可能な社会の実現に不可欠であり、特に航空産業では脱炭素化が急務となっているでつ。
英国はこの分野で世界をリードする国の1つ。

ゼロカーボン航空技術の開発を加速させるために政府主導で投資と支援を行っているでつ。
今後5年間で9億7500万ポンド約1862億円を航空宇宙産業に投入。
持続可能な航空燃料(SAF)の普及やゼロエミッション航空機の開発を後押ししているでつ。

こうした英国の姿勢はクリーンエネルギー航空事業を展開する事業者にどのようなメリットもたらすのか。
今回は、英国政府の支援を受けて水素燃料航空機向けエンジンの開発と商業化はどうなるのか。

英国は世界最大級の貿易国であり、世界第2位のサービス輸出国として多様な分野で競争力を持つでつ。
中でも製造業は2023年に2170億ポンド約41兆4000億円の付加価値額を創出。
同年の全輸出の41%を占めるなど経済成長の中核を担っているでつ。

また、22年には企業の研究開発関連の支出の47%が製造業によるもので、技術革新を牽引しているでつ。

英国は航空機の製造においても高い競争力を有するでつ。
大型航空機の翼、エンジン、燃料システム、着陸装置などの付加価値の高いコンポーネントの設計、製造、保守において世界をリード。
航空宇宙産業全体でみると、その経済規模は年間305億ポンド5兆8000億円におよび、欧州最大級を誇っているでつ。
国内には3000社以上の航空宇宙関連企業が活動しており、同分野の中小企業の数も欧州最大。

英国では航空宇宙成長パートナーシップというプログラムを通じて政府と産業界が密接に連携。
この取り組みを通じて、現在40年までに少なくとも200億ポンド約3兆8000億円の民間投資を国内に誘致することを目指しているでつ。
さらに、英国での航空宇宙産業において重要なトピックとなっているのがクリーンエネルギー技術の活用。

英国政府は産業界や学術機関と連携し、イノベーションの推進にも寄与しているでつ。
具体的な財政面での施策として、航空宇宙技術研究所プログラムで今後3年間で6億8500万ポンド約1300億円を投資。
次世代のゼロカーボン航空機技術の開発を支援するとしているでつ。

さらに、ジェット・ゼロ協議会は、30年までに持続可能な航空燃料を10%以上導入。
ゼロエミッションの大西洋横断飛行を目指しているでつ。
このようなクリーンエネルギー航空機の開発の最前線に立つのが、18年に米国カリフォルニア州で設立され、航空機向けの水素燃料電池エンジンの開発と商業化を
進めるゼロアビアという会社。
創業者でありCEOのは物理学者。

クリーンテック分野の連続起業家で航空機の操縦も行うでつ。
電気自動車の充電インフラ事業を成功させた後、新たな挑戦として航空業界の脱炭素化に取り組むべくゼロアビアを立ち上げたでつ。
ゼロアビアは航空機による気候変動の影響を最小化するための最適な手段を徹底的に分析。

持続可能な航空燃料、バッテリー電動、そして水素を活用する方法など、さまざまな選択肢を検討した結果、水素燃料電池による電動航空機が
最も効率的なソリューションであると結論づけたでつ。
航空は現在、世界の炭素排出量の約3%を占めるが、他の分野の脱炭素化が進めば50年にはその割は現在の3倍に達すると予測されているでつ。

さらに、高高度での非CO2の影響や飛行機雲、窒素酸化物の影響は炭素排出の2倍に及ぶとされ、航空分野は包括的な対策を求められているでつ。
燃料電池は電動化を実現し、CO2排出を大幅に抑えられます。排気は水蒸気のみで非常に環境に優しいソリューション。
航空需要は今後も増加が見込まれ、その成長を持続可能な形で支えるにはクリーンな移動手段の確立が不可欠。

なお、燃料電池エンジンは内燃機関に比べメンテナンスが容易であり、航空会社の運用コスト削減にもつながることが期待されているでつ。
ゼロアビアは航空機向け水素燃料電池エンジンの開発を進め、19年にバッテリー電動システムを搭載した小型航空機の初飛行に成功。
その後、ATIプログラムなど英国政府の支援を活用し、20年に水素燃料電池エンジンを搭載した6人乗り航空機の世界初の試験飛行を
実施してゼロエミッション飛行の可能性を証明。
さらに技術開発を進め、23年には19人乗り航空機に600キロワット級の水素燃料電池エンジンを搭載し、約15回の試験飛行を行っているでつ。

現在の目標は、この600キロワット級エンジンを26年までに認証取得すること。
その後、40~80席の航空機向けに2~5メガワット級のエンジンを開発。
28年までに認証を取得する計画。

ゼロアビアはイングランド南西部のグロスターシャーに研究開発拠点を構えているでつ。
同社が英国に進出した背景には、航空宇宙分野のビジネスを行う上で充実した環境があるという点が大きいでつ。
英国は持続可能な航空機技術の開発と製造で世界をリードし、強力な国家エコシステムによって支えられた国際競争力のある企業が英国全土で
質の高い雇用と成長を促進すること目指しているでつ。
投資を誘致し維持するために、英国では他国よりも低い法人税率を設定しており、国内外での事業成長をサポートするためのインセンティブを設けているでつ。

具体的な支援として、同社の事業を推進したのがATIのプログラム。
研究開発資金は大手企業に流れる傾向があるでつが、ATIはスタートアップの私たちの提案に関心を示したでつ。
この支援のおかげで試験飛行を実現しただけでなく、水素および電気航空機のコンポーネント開発を進めるための地上試験施設や研究所を設立することができたでつ。
資金調達も順調に進み、総額2億5000万ドルを確保しているでつ。
ATIの後押しがなければ、ここまでの成長はなかったでつ。

ゼロアビアはATIプログラムに加えて冒頭に触れたJZCの取り組みにも参加。
英国民間航空局とも協力しながら水素航空機の規制整備と安全基準の確立を進めているでつ。
こうした取り組みが航空業界だけでなく社会全体にも変革をもたらすと考えているでつ。

運航コストが削減され、新たな路線が開設されることで地域のつながりが強まるでつ。
業界や規制当局には成長管理が求められいるでつが、移動の自由が広がることで経済や文化の交流も活発になるでつ。
水素航空機の普及には、空港インフラの整備が不可欠となる。従来の持続可能性を考慮した航空燃料はジェット燃料と混ぜて使用するでつが、
よりクリーンな水素航空機には専用の供給設備や航空機の改造が必要になるでつ。
水素技術の進展は、航空業界の脱炭素化だけでなく空港インフラや運航の在り方も変えていくことになるでつ。

その将来像についてまずは既存の機体に当社の水素パワートレインを搭載し、クリーンな飛行を早期に実現。
だけど、将来的には航空機メーカーが水素推進システムに最適化した専用の機体を設計・開発することで、航続距離がさらに向上するでつ。
水素航空機が普及すれば水素貯蔵や給油インフラの整備が進むだけでなく、空港での水素生産の可能性も生まれるでつ。

ゼロアビアの活動には日本企業も注目しているでつ。
日本航空や伊藤忠商事が提携を結んでいるでつ。
日本航空とはパートナーシップを結び、地域路線と水素航空機の運用要件について協議を進めているでつ。

同社はこの分野に強い関心を持ち、積極的に協力してくれているでつ。
また、アジア太平洋地域の販売代理として伊藤忠商事とも提携しているでつ。
同社は売手よし、買手よし、社会よしの三方よしの哲学を重視しながらゼロアビアに投資しているでつ。

この考え方は私たちのミッションとも一致しているでつ。
ゼロアビアの長期的なビジョンは、すべての商業航空機に水素燃料電池技術を適用するでつ。
その実現には企業や国を超えた協力が不可欠。

航空業界の脱炭素化は一国単独で実現できるものではないでつ、
そうした中で、日本と英国の政策は水素航空機の研究開発の方向性において強く一致しているという点は大きな意味があるでつ。
ATIは業界の専門家を集め、水素が将来の航空燃料であるという見解を示したでつ。

この取り組みは非常に影響力があり日本政府も同様の結論に至って積極的な投資を行っているでつ。
こうした政策の一致は日本企業が英国市場に進出しやすい環境を生み出しているでつ。
両国がこの道を共に進めば強力なサプライチェーンが形成され、日本と英国の産業戦略や経済成長にとって大きな機会となるでつ。

航空宇宙分野は巨大なグローバル市場を持ち、持続可能な技術への移行が求められているでつ。
ゼロアビアをはじめ、英国政府が支援する取り組みは航空業界のゼロカーボン化にとどまらず、世界的なクリーンエネルギー技術の
発展にも大きな影響を与えるでつ。

ゼロエミッション航空の未来は日本企業にとっても新たな機会を創出するものだと言えるでつ。

自衛隊が“宇宙戦闘機”を開発

2025-04-22 07:10:29 | 飛行機
防衛装備庁は航宙機及び航宙母艦の概念検討の契約希望者の公募を発表。
航宙機や航宙母艦という、いかにもSF作品のような単語に、SNSでは大きな話題となったでつ。

宇宙空間を飛翔する人工物としては、一般的に人工衛星が知られているでつが、今回話題となった航宙機は
人工衛星と何が違うでつ。
防衛装備庁は以下のように説明。

PMの構想によると、航宙機・航宙母艦とも、基本的には人工衛星の一種と考えてもらっていいでつ。
従来の人工衛星は一定の軌道を周回するものでつが、航宙機は自由に移動できるものというコンセプトで
取り組んでいるでつ。

では、宇宙空間を自由に動き回る航宙機で何をするつもりなのか。
情報収集や監視を考えているようでつが、まだまだ用途について踏み込む段階ではないでつ。
まずは、既存の技術でどれくらいの速度で動かせるのか、動かすためにどういう技術が必要なのか、
そもそも人工衛星を動かす必要があるのか……
航宙機という概念について調査する段階でつ。

つまり、航宙機に何をさせるかよりも実現可能か?を調査・検討するのが、今回の航宙機及び航宙母艦の概念検討の目的。
続いて航宙母艦について。
航宙機に電力を供給するなどの機能をイメージ。
航宙機のプラットフォームとなる存在。
以上のように航宙機・航宙母艦とは、既存の人工衛星の延長としての存在であり、SF映画やアニメで描かれるような宇宙戦闘機と
いうワケではないでつ。

だけど、とても大胆なことだし、夢物語ではないでつなぁ~
装備庁がこのような奇抜なアイデアに取り組む背景には、昨年立ち上がった新たな研究所の存在があるでつ。
2024年10月、防衛イノベーション科学技術研究所が発足。

装備庁のもとにはこのほかにも陸上装備研究所、艦艇装備研究所、航空装備研究所、新世代装備研究所など4つの研究所が存在でつ。
新たな研究所を立ち上げた理由は…

これまでの四研究所は、主に既存の装備品についてその機能・性能を向上させていく……つまり既存装備の延長線上の研究に取り組んでいたでつ。
対してイノベ研は、これまでにない、新たな機能を獲得するための研究を行なうという点で、方向性がまったく異なるでつ。
こうした目的のもと、イノベ研では既存の装備にとらわれないアイデアを持った人材を公募し、PMとして採用しているでつ。

PMは自身のアイデアを実現するための研究に一定期間取り組むでつ。
このような採用スタイルは、防衛装備庁として過去に例がないでつ。
こうした組織が設立された背景には、サイバーや人工知能など技術の進展の加速があるでつ。

世界では日夜、さまざまなところで革新的技術が誕生。
これら先端技術を素早く防衛分野で活用していくことが、イノベ研設立の目的。
それだけに、採用されたPMには高い自由度が与えられているでつ。

今回の航宙機もアイデアはもちろん、斬新な命名もPMの発案。
では、PMが宇宙戦艦と名付けていたら、そのように発表されていたか。

基本的にPMの考えを尊重。
適切な表現となるよう心がけているでつ。
宇宙は、やっぱり壮大だなぁ~

業界初SAFを使った脱炭素ソリューション『GoGreen Plus』

2024-11-10 07:10:29 | 飛行機
国際物流のグローバルリーダーとして世界中で事業を展開するDHL。
2008年にロジスティクス業界で初めて定量化可能な気候保護目標を設定して以来、15年以上にわたりグリーンロジスティクス実現へ
向けた取り組みを進めてきたでつ。

2017年には、2050年までにネット・ゼロ・エミッションを目指すMISSION 2050を策定。
先月 、新経営戦略の4本柱には、グリーンロジスティクスの実現が追加。

環境対策へのコミットメントに対する強い意気込みが示されたでつ。
気候保護のためのクリーンオペレーション、すべての従業員にとって働きがいのある職場となること、優れたガバナンスを備えた信頼性の
高い会社であること をグループ全体のサステナビリティコミットメントとして掲げているでつ。

気候変動の懸念や影響が高まるなか、ビジネス環境は急速に変化しているでつ。
我々は効率的で信頼できるサービスを提供するだけではなく、事業運営を持続可能なものにしつつ、次世代により良い地球を残す必要があるでつ。
環境はもちろん、組織としての持続性、社会のなかでの永続性を確保していくため、いわゆるESGにフォーカスした取り組みを進めているでつ。

サステナビリティ戦略のなかでも気候保護のためのクリーンオペレーションにおいては、
(1)持続可能な航空燃料、
(2)航空機への投資、
(3)イノベーションの推進の3分野 で取り組みを進める。
持続可能な航空燃料については、2030年までにSAFの混合率を30%以上にすることを目指すでつ。

一方でSAF対応可能で燃費の良い最新の航空機材の導入も進めるでつ。
イノベーションの推進については、完全電気式飛行機の開発やSAF製造事業を支援。
完全電気式飛行機Alice12機を発注、2024年中の納入を予定。

2022年に東京ディストリビューションセンターへ再エネを導入。
ラストワンマイルの配送に電動車両)の導入を推進。

顧客に向けては、SAFを活用した温室効果ガス排出量削減へ向けた新たなソリューション・サービス『GoGreen Plus』の日本への
本格導入を2023年7月より開始。
『GoGreen Plus』は、SAFを活用し、顧客のスコープ3の温室効果ガス排出量削減をサポートするでつ。

仕組みはシンプルで、顧客はDHLのSAF購入への投資として、通常のDHL利用料金に加え、KG単価の追加料金を支払うことで参加することができるでつ。
その投資額に応じ、SAFによる年間排出量削減の証明書を発行。
サービスラインナップとしては、貨物単位で輸送に関する温室効果ガスを30%削減する貨物毎選択モデル、一律価格で10%・30%・50%・70%の中から
排出量の削減を選択できるGoGreen Plus - ベーシック、10~90%まで自由に排出削減量を設定できるGoGreen Plus - カーボンリデュースを用意。
希望の排出量削減度合いや、証明書の要否などを、顧客のニーズに合わせて選択可能。

SAFによる削減効果の分配については、Book&Claim方式を採用しているでつ。
Book&Claimとは、日本語で帳簿と請求を意味するでつ。
全体でのSAFの利用を1つの帳簿で管理することで、SAFの環境価値を切り離し、投資額に応じて顧客にメリットを振り分けているでつ。

これによって、SAFの調達場所や搭載航空機のSAF利用の有無に関係なく、ネットワーク内にある世界中のクライアントが、
SAFによる直接的な削減効果を投資額に応じて得ることができる仕組みを実現しているでつ。

信頼性を担保するため、この仕組みについては、RSBという国際的な非営利団体が認証し管理しているでつ。
“透明性の高いプロセス”もGoGreen Plusの特長の1つ。
温室効果ガスの排出量、削減量の計算を含めた全てのプロセスは、スイスの認証機関であるSGSの認証を受けた独立機関が検証。

透明性の高い数値やデータを最新のグローバル・スタンダードに基づき認証されたプロセスで計測し、排出量レポートや削減量の
証明書を発行するでつ。
排出量レポートは、利用する全ての顧客が無償で利用できるでつ。

年間排出量から事業所別、貨物ごとの排出量まで、顧客ニーズに合わせデータの可視化が可能となっているでつ。
来年度に向けてオンライン化も予定しているでつ。
必要な時に必要なデータを手元ですぐに確認することで、クライアントの脱炭素化への取り組みを、さらにサポートしていくでつ。

GoGreen Plusのメリットとしては大きく4つ。
1つ目は手軽さ。
グローバルネットワーク内ならどこでも利用でき、通常サービス料金に対するKg課金形式で手軽に参加できるでつ。

2つ目は確実性。
SAFを使った温室効果ガス排出量の直接削減が可能。

3つ目は即効性。
計画を立て投資してから実際の削減まで時間のかかる再エネや電気自動車などと違い、契約完了後、削減効果を即座に得ることができるでつ。

4つ目が透明性・分かりやすさ。
SGSの認証を受けた排出量、削減量計算、証明書で、成果を社内外に分かりやすく見せることが可能。

実際にGoGreen Plusを導入したある企業の経営者からは“少ない投資で確実なアクションが取れるという意味で、
非常に有効なソリューションだと認識しているでつ。
他にも“企業価値の向上につながった”“成果が見える化されたことで脱炭素化へ向けた社内のモチベーションが高まっているでつ。

物流の脱炭素については、SAFの利用に伴うコスト増をいかに社会全体で分担するかがカギとなっているでつ。
そういう意味で重要なのがGoGreen Plusのような仕組みづくりになるでつ。
SAFの特性と顧客のビジネスを消費者も含め有機的につなげていくソリューション・サービスがGoGreen Plus。

このサービスをきっかけにSAFの利用が拡大する、ユーザーの裾野が広がり、また同様のサービスが業界全体で展開されることで利用者にとってのコストが下がるでつ。
このサービスが物流と環境の両立を実現するひとつのヒントになるでつ。

鳥人間コンテスト2024年なり~

2024-10-01 07:10:29 | 飛行機
2024年も無事に開催されたでつ
天気も快晴でまさに鳥人間日和。



今はCFDとかあって機体は安定してるでつ。
こりも…
令和の鳥人間コンテストだなぁ~




さて、まずは滑空機部門だなぁ~
こりは、鳥人間コンテストの原点。
風に上手く乗って記録を延ばすでつなぁ~、優勝は…




流石だなぁ~
そして…
人力機部門。




記録が凄いからターンが多くなるでつ。
機体より体力が重要だなぁ~
そして…




登場でつなぁ~




どんな記録を出すのかなぁ~








そして…




優勝は確定したでつ。




記録への挑戦。








今回も旋回だなぁ~




どこまで飛ぶのかなぁ~




大学が圧倒的だなぁ~
だけど未来の飛行機野郎が頑張ってるでつなぁ~
なんかこういう熱中時代っていいなぁ~と思うし、熱い思いは伝わってくるでつなぁ~

超進化版コンコルド

2024-09-12 07:10:29 | 飛行機
2024年7月に英国で開催された世界最大級の航空ショーFarnborough International Airshow(FIA) 2024で、
開催したプレス説明会に、世界各国から100人以上の記者が押し寄せたでつ。

超音速旅客機を2029年に復活させようと開発を進めている米国のスタートアップ、Boom Supersonic。
開発を進めるSST Overtureは、座席数が64~80の機体で、マッハ1.7約2080km/hの速度で海上を巡航するでつ。
ワシントンとロンドンを約4時間、シアトルと東京を約4時間半と、現在の約半分の所要時間で結ぶ計画。

英仏共同開発のConcordeコンコルドが2003年に引退し、超音速旅客機が姿を消してから早20年以上。
最新のデジタル技術などを駆使した機体を開発することで、SSTの2029年復活を目指している米新興航空機メーカーの
Boom Supersonicが、世界最大規模の航空ショーFarnborough International Airshowでプレス説明会を開いたでつ。

Boom Supersonicには日本航空が1000万米ドルを出資。
最大20機までの優先発注権を持つほか、既に米American Airlinesが最大20機、米United Airlinesが15機を購入したでつ。
航空業界で大きな注目を集める存在となっているでつ。

飛行時間を大幅に短縮する効果があるSSTには根強いニーズがあでつ。
Overtureはいわば、1976年に就航したコンコルドの“現代版”で、最新のエンジン技術やデジタル技術などを導入すでつ。
持続可能な航空燃料を100%使用するなど、環境負荷もはるかに低いでつ。

ただし、Overtureには弱点があるでつ。
それは、コンコルドを運航停止に追い込んだ原因の1つである、超音速機特有のソニックブーム問題への対策が講じられていないこと。
ソニックブームとは、超音速で飛行する際に機体の周りに生じる衝撃波に起因する騒音。

機体の先端から円すい状に広がり、それが地上に届くと人間には落雷程度の爆音が瞬間的に2回聞こえるでつ。
地上でソニックブームが聞こえる場所は超音速機の飛行と共に移動し、その軌跡は飛行経路の下方に、帯状に広がるでつ。
ソニックブームは上昇飛行時と巡航飛行時に発生するが、巡航時は地上の人間からは機体を目視できないため、
まさに青天のへきれきで、いきなりどこかから爆音がやってくるでつ。
宇宙航空研究開発機構が開発したソニックブームシミュレーターという装置で、確かにいきなり襲ってくるボン、ボンという
大きな音に驚かされるでつ。

ソニックブームが原因で、コンコルドは陸地上空を超音速で飛行することが禁止されていたでつ。
陸地上空は通常の旅客機と同じ亜音速で、超音速飛行ができるのは海上のみだったるでつ。
この規則は国際民間航空機関が取り決めており、Boom SupersonicのSSTが実用化に成功したとしても、
陸地上空を超音速で飛行することはできないでつ。
つまり、大陸上空を長時間飛行する日本と欧州などを結ぶ一部路線や、米国の東海岸と西海岸を結ぶ路線などでは、
時間短縮効果をほぼ得られないでつ。

そこで、陸地上空も自由に超音速で飛行できる、ソニックブームを低減する技術を施した、超進化版コンコルドの実現を
目指した開発が米国を中心に進められているでつ。
これと並行して、ICAOにおいてSSTが陸地上空を飛行する際の国際的な騒音基準を2020年代終盤までに決めるべく、議論が開始されているでつ。

う~ん…
令和版コンコルドの開発。
騒音というか爆音さえ無くせば再び大空へはばたくでつなぁ~

現代軍用機は…

2024-07-18 07:10:29 | 飛行機
軍用機は、やっぱり平和利用してほしいでつ。
いろいろと戦闘機も形を変えて進化してるでつ。

航空優勢とは、武力攻撃が発生した場合に、味方の航空機が大規模な妨害を受けることなく諸作戦を遂行できる状態のこと。
これを…
確保することにより、その空域下で海上作戦や陸上作戦の効果的な遂行が可能となるでつ。




仮に「航空優勢」が変われば、敵の航空機やミサイルなどにより、飛行中の航空機はもとより、地上ミサイル部隊や航行中のイージス艦、
さらには港湾や飛行場も攻撃を受け、艦船や航空機の運用自体が困難となるでつ。

このように「航空優勢は日本の防衛のための諸作戦を実施する上での大前提であり、我が国の防衛にとって不可欠のいわば公共財としての性格を有するでつ。
このため、戦闘機が日本周辺空域に迅速に展開し、より遠方で、敵の航空機やミサイルによる航空攻撃に対処できる態勢を整えることが、極めて重要。
このような戦闘機の重要性に鑑み、各国とも戦闘機の開発や購入に注力しているでつ。

戦闘機同士の戦い方空対空戦闘は、ミサイル技術や情報共有のためのネットワーク技術の進展などにより大きく変化。
戦闘機同士が近距離で格闘戦を行うドッグ・ファイトから、目視できない遠方からミサイルを発射・回避し合う戦い方が主流になった後、
現在は、ステルス性による秘匿と多数の高精度なセンサーからの情報の融合が重要となっているでつ。
世代の違う戦闘機間での戦闘では、新世代機が圧倒的に優位。
第5世代機は、旧世代機に対し、108対0の撃墜率を記録しているでつ。

次期戦闘機のコンセプトは、2035年頃の世界において、「航空優勢」の確保を実現するために、
 ①現時点において、いずれの国においても実現されていない新たな戦い方を実現。
 ②将来にわたり適時適切な能力向上のための改修を加えること。
 ③さらに高い即応性等を確保できる国内基盤を有する次期戦闘機を、我が国主導で開発していくことが必要不可欠。
そりが、日英伊三か国による共同開発になったでつ。

あくまで自己防衛の観点で開発は進めてほしいでつ。

次世代ドロ―ンはジェットエンジンかなぁ~

2024-05-12 07:10:29 | 飛行機
ドローンもだいぶと浸透してきた感じ。
さて空を飛ぶとなるとジェットエンジン積んだドローンもあるのかなぁ~

とか考えてると開発されてるみたいだなぁ~
だけど…
音速で飛ぶとなんか、アビナイ感じがするでつなぁ~




これまでのドローンは、総重量25kg以下の小型機が主流。
用途としても空撮・測量・検査等に限られてきたでつ。
だけど、ここ数年の間に大きな変化、それがドローンの大型化。

例えばカメラのような軽量物を搭載した小型ドローンではなく、大きな荷物のような重量物を搭載して
長時間飛行する大型ドローンの社会実装に期待が集まっているでつ。

日本でも大型ドローン・空飛ぶクルマの市場が、まさにこれから拓かれるでつ。
日本におけるドローンの規制は、主に①有人地帯上空の飛行可否、②操縦者目視外の飛行可否の2点を
中心にレベル1〜4まで定められているでつ。

ここ数年の間に規制緩和が進み、現在はレベル3有人地帯上空飛行:不可、操縦者目視外飛行:可まで認められているでつ。。
2021​​年6月、航空法等の一部を改正する法律が成立、および2022年12月からの施行が決定。

この法改正によって、レベル4有人地帯上空飛行:可、操縦者目視外飛行:可」が認められるようになり、都心部でも大型ドローンを
用いた重量物輸送が進んでいくでつ。

日本を含めた世界各国で、大型ドローン、空飛ぶクルマの市場が立ちあがろうとしているでつ。
実用化に向けて大きな課題が存在。
それが動力源の部分。

これまでの小型ドローンで動力源として利用されてきたリチウムイオンバッテリーは、大型ドローンが長時間飛行するには、
単位重量あたり発電量が十分な大きさとは言いがたい状況。
飛行時間を長くしようとするとペイロードが小さくなり、ペイロードを大きくしようとすると飛行時間が短くなってるでつ。

こういった背景から、より単位重量あたり出力の大きい動力源開発が求められるでつ。
この要求にガスタービンと小型発電機を組み合わせたハイブリッド動力システム。
ガスタービンを高速回転させて発電機を駆動させるアプローチによって、単位重量あたり発電量を大きくすることができるでつ。

一般的なリチウムイオンバッテリーの単位重量当たり発電量が0.2〜0.25kWh/kg程度であるのに対し、ハイブリッド動力システムは
1kWh/kgを超えることができると計算。
リチウムイオンバッテリーの約5倍となる単位重量あたり発電量をもって、飛行時間とペイロードを両立。

遠距離ドローンかぁ~
だけど、そうなると空の交通ルールが難しくなりそう。
まずは機器もだけど、安全に運航できる法の整備も大事だなぁ~

航空ショーでユーミンと正隆さんがトークしたでつ。

2024-05-07 07:10:29 | 飛行機
GWに当たりは、戦闘機の訓練と言うか実施を見せる機会があるでつ。
そのイベントにユーミンと正隆さんが登場。



航空ショーを間近では見たことないけど、訓練してるところは見たことあるなぁ~
あ~いうの勤務中に見ると、仕事は疎かになるでつなぁ~
パイロットの腕の見せどころだなぁ~








急降下急上昇って難しそうだし、凄いGなんだろうなぁ~




そしてランデブー。
どのくらい接近してるのかなぁ~
こりを上手く円を描くのはなかなか…




やはり腕と信頼だなぁ~
そのショーでユーミンと正隆さんがMC。
さて、どんだけ~ぎこちないのかなぁ~




とか思って見てると…




さすがはご夫婦。
息がピッタリだなぁ~
どちらかというと正隆さんがテレ入るからなぁ~

だけど、こういうご夫婦のトーク、SONGSとかでもやってほしいなぁ~

最新の戦闘機

2024-03-07 07:10:29 | 飛行機
戦闘機も世代交代の時期かなぁ~
各社の開発競争も活発化してるでつ。

まずは平和利用に徹してほしいでつ。
さて…
今の状況はどうかなぁ~




航空自衛隊が保有するF2戦闘機の後継となる次期戦闘機FXの開発をめぐって、日英両政府はイギリスの航空・防衛大手BAEシステムズと
日本と日英共同開発とする方向で調整に入ってるでつ。
日英の両政府筋も筆者の取材に認めたでつ。

戦後日本は日米同盟強化のもと、対米追従路線をひた走ってきただけに、一大国家プロジェクトの次期戦闘機開発で、
イギリスとタッグを組むのは極めて異例。
ましてアメリカは世界最先端の戦闘機技術を有しているでつ。

日本を取り巻く安全保障環境が悪化するなか、アメリカ軍と自衛隊の相互運用性の重要性も計り知れないでつ。
それでも、なぜ日米共同開発から日英共同開発に事実上の転換。

次期戦闘機について、防衛省はF2の退役が見込まれる2035年ごろからの配備開始。
現在保有するF2と同数の約90機の導入を想定。
政府は開発経費を明らかにしていないでつが、国内メディアは総額1兆5000億円。

約3000社が開発や生産に関わると見込まれているでつ。
政府は2018年12月に閣議決定した中期防衛力整備計画で、次期戦闘機について我が国主導の開発と明記。

防衛省は、戦闘機開発の経験や技術を有する米英の技術的な支援が得られれば、より少ないリスクで、より優れた戦闘機が開発できるとの考えから、
その後、国産主導の国際共同開発に移行。
そして、2020年12月にはアメリカのロッキード・マーティンを次期戦闘機のインテグレーションを支援する候補企業に選定し、事実上の日本主導の日米共同開発に転換。

戦闘機は、機体センサーやデータリンク、武装といった1つひとつの性能が優れていても、それらがバラバラに動いていては全体に高い能力を発揮できないでつ。
日本には、それらを効果的に組み合わせるシステム・インテグレーションの設計や経験がなく、技術的に教師になるロッキード・マーティンの支援と協力が必要。
第5世代戦闘機と呼ばれるF22やF35の開発生産を手掛けてきた実績があるでつ。

ここに来て、防衛省は再び方針を転換し、その教師役の主要パートナーをロッキード・マーティンからBAEシステムズに乗り換えようとしているでつ。
アメリカは現在、次世代制空戦闘機計画のもと、第6世代戦闘機のNGADや自律戦闘が可能な無人航空機ロイヤル・ウィングマンなどからなる航空優勢確保の
プラットフォームを作ろうとしているでつ。

アメリカ空軍はNGAD実証機を既に飛行させたと発表。
日本の次期戦闘機は性能的に第5世代戦闘機にとどまる見込みで、アメリカの開発とは確かにタイミング的にも技術的にも大きなギャップがあるでつ。
将来の戦闘機は最新の技術を使って常続不断に既存の戦闘機を改良するため、第何々世代という概念がなくなるとアメリカは考えているでつ。

このため、アメリカ国防総省もロッキード・マーティンも当初から既存機の延長線上にある日本との新たな戦闘機の共同開発に技術的な見返りを期待せず
メリットを感じていなかったでつ。
開発協力のあり方についても、日本側とロッキード・マーティンの考えには隔たりがあるとされるでつ。

例えば、レーダーや電子戦装備品など次期戦闘機の主要装備品について、アメリカは開発初期段階にはアメリカ製を適用するでつ。
これは日本が開発途中や完成後であっても、改修の自由度や次世代の技術も適用できる拡張性を確保しようとしている方針と相反するでつ。
日本はエンジンの開発能力がなく国産から日米共同開発に追い込まれたF2の苦い経験や、アメリカの空対艦ミサイルを搭載するためのF15改修費用の急激な高騰を踏まえ、
アメリカの言いなりになることを避けようとしているでつ。
日本が独自のニーズに基づき、自らの判断によって、能力向上や装備品搭載を容易に実施できる体制の確立を目指しているでつ。

なかなか日本主導では出来ないのは、空白期間があって技術者が育ってないとこもあるでつなぁ~

航空機エンジンを脱炭素化へ発電機構造を見直し効率改善するでつ。

2024-01-23 07:10:29 | 飛行機
ジェットエンジン後方に搭載可能な1MW級エンジン内蔵型電動機を世界で初めて開発。
エンジンを含む航空機システムの最適化により、さらなる低燃費化を図るでつ。

現在運航中の旅客機に搭載される発電機容量クラスとしては最大となる250kW級のエンジン内蔵型電動機の開発に成功。
今回の開発では、当時開発した300℃耐熱絶縁被膜を有する高密度成形コイル技術や、新開発の排熱システム技術に加え、発電機構造を見直すことで効率を改善し、
1MW級の出力が可能な電動機を実現。

なお、同電動機は、出力要求の変化に応じて柔軟に対応できるでつ。
今回の開発について、航空機内の電力需要増に貢献できるだけでなく、航空機の電動化に欠かせないハイブリッド電動推進システムにおける重要なキー技術になるでつ。
今後は、2020年代半ばをめどに、エンジンに搭載した形態での実証を行う予定。

なお、同電動機は、発電機としての機能を備えてるでつ。
将来的には、航空機に必要な電力を発電するとともに、電力によりファンを駆動させるでつ。

航空機システム全体の電動化・最適化は、航空機におけるCO2排出量削減に向けた技術革新として、エンジンを含む航空機システム全体の
エネマネを最適化する航空機・エンジン電動化システムを提唱。

航空機・エンジン電動化システムは、機器の電動化にとどまらず、機外に排出されている客室の空気を電気機器の冷却に再利用するなど、
エンジンを含む航空機システムを最適化し、飛躍的な低燃費の実現を目指すでつ。
実現すれば、複雑な油圧・空気圧系統などは不要となるため、設計自由度の広がりや、整備性の向上、質量の軽減が期待できるでつ。

航空機・エンジン電動化システム実現の最大の課題となっているのが、消費電力の増大に対応する大容量電動機の開発で、
現在、国内外では、電動機をエンジン回転軸に直結するエンジン内蔵型電動機に関する研究開発が進んでいるでつ。

エンジン後方の主要部品であるテールコーンは、排気の流れを整えるために必要な部品でつが、内部は常に振動・衝撃・高温に晒されるでつ。
そのため、大容量化に向けては、電動機をエンジンに搭載する方法や、エンジンの排熱に対する電動機の耐熱性が技術課題。

今回の開発にあたり、国内最大規模の電動機評価センターである電動化システム共同研究センターで、モーターの性能評価テストを実施。
その結果、テールコーン内部にエンジン軸直結した場合の回転数において、期待どおりの性能が得られることを確認。

今後も、開発中の航空機推進用大出力電動モーターや燃料電池の空気供給を担う電動ターボコンプレッサーなど、
ハイブリッド電動推進システムを含むさまざまな推進システムから航空機システム全体の電動化・最適化を進めるでつ。

なお、今回の取り組みは、新エネルギー・産業技術総合開発機構の航空機用先進システム実用化プロジェクトの
委託業務次世代エンジン電動推進システム研究開発/電動ハイブリッドシステムとして実施されたでつ。

航空機燃料電池向け「大容量」再循環装置を開発

2023-11-23 07:10:29 | 飛行機
航空機燃料電池向けでは世界最高水準となる大容量再循環装置の電動水素ターボブロアを開発。
実証運転に成功したでつ。

独自の「ガス軸受超高速モータ」を採用することで、大容量化を実現。
今回開発した電動水素ターボブロアとは、燃料電池発電時に未反応のまま排出される水蒸気を含む大量の水素を回収し
燃料極に再循環する装置。

航空機の燃料電池は、出力400kWを超える容量が求められるでつ。
従来の小型ブロアの場合、複数台を並列で運転させる必要があるが、同装置であれば1台で賄うことができるでつ。

また、ガス軸受を用いることで、潤滑油が不要。
油で水素を汚染することがないでつ。
さらに、密閉構造化や排熱性能の向上、熱によるモータへのダメージを低減も図っているでつ。
完成した試作品は、特性評価を行い、これまで困難とされてきた以下の性能について、効果が得られることを確認。

燃料電池燃料極排気ガスの水素ガス環境、水蒸気を含んだ高湿潤環境の成果について、航空機にとどまらず、
大出力化が期待される燃料電池モビリティとして、船舶・大型トラック開発に役立つでつ。
なお、検証は引き続き実施され、2024年中には、同装置を燃料電池システムに乗せて効果などを試験する予定。

現在、同装置の開発のほか、航空機推進用大出力電動モータや、燃料電池の空気供給を担う電動ターボコンプレッサ、
高磁束プラスチック磁石ロータを開発。
これらと組み合わせることで、2030年代の水素航空機の実用化を目指すでつ。

なお、ガス軸受とは、回転軸が高速回転するときに、自ら周囲のガスを引き込んでガス膜を形成し回転体を自立浮上させる動圧式の軸受のこと。
回転軸は「非接触」形状で、軸受けの高耐久化を可能にするでつ。

ホンダ、新型小型ビジネスジェット機の名称は「ホンダジェット・エシュロン」

2023-11-11 07:10:29 | 飛行機
ホンダは、航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニーが米国ネバダ州ラスベガスで10月17日~19日に開催された
世界最大のビジネス航空機ショー「2023 ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション」で新型小型ビジネスジェット機の
名称ホンダジェット・エシュロンを発表したでつ。

会場では、ホンダジェット・エシュロンのモックアップモデルと現在販売しているホンダジェット・エリートIIを展示し、
HACIとして初めて2モデルの製品ラインアップを紹介したでつ。




HACIはホンダジェット・エシュロンの2028年の型式証明取得に向けた計画として、2026年の初飛行を目指し、
今後開発を進めていくでつ。

ホンダジェット・エシュロンの仕様は、エンジンにウィリアムズのFJ44-4Cを搭載し、アビオニクスにはGarmin G3000を採用。
航続距離 1乗員+4乗客は2625ノーティカルマイル、最大巡航速度は450ノット、最大巡航高度は4万7000フィート。

ホンダジェット・エシュロンはあらゆる面で移動効率を高め、ライトジェット機より上位の機体カテゴリーと同等レベルの飛行体験を提供するでつ。
ホンダ独自の技術である主翼上面エンジン配置、自然層流翼型・ノーズ、コンポジット胴体をさらに進化させたことで、乗員・乗客合わせて最大11名が搭乗可能。
客室では、長距離飛行にも適した広いキャビン空間と優れた静粛性を実現し、快適で高効率な移動によるプレミアムなオーナーシップ体験を提供するでつ。

また、競合のライトジェット機の使用、最大離陸重量が1万2500ポンド以上、2万ポンド以下の双発エンジンを搭載した機体より20%、
上位カテゴリーの中型ジェット機の仕様、最大離陸重量が2万ポンド以上、3万5000ポンド以下の双発エンジンを搭載した機体に対しては40%以上燃費を
向上、ニューヨーク-ロサンゼルス間の飛行距離で比較した場合させることで、ライトジェット機として世界で初めてノンストップでのアメリカ大陸横断を可能。

名前の由来として「Echelon」とは「梯形編隊飛行」を意味。
航空機では高効率な空力性能を実現する飛行パターンとして、燃費や二酸化炭素排出量削減などに効果があると言わるでつ。
ホンダジェットの特長を表しているでつ。

また、同時にフランス語で梯子の“段”の意味もあり、現在ではプレミアムカテゴリーを指す言葉として使われることから、
ホンダジェットブランドの最上級モデルという意味を込めて命名。

ホンダジェット・エシュロンは、従来の小型ビジネスジェット機での移動の常識を覆し、航空業界に新たな価値を創造。
これまでに培ってきたホンダ独自の先進技術のノウハウを生かし、時間や移動距離といった制約から人を解放し、
持続可能な社会の実現と人々の生活の可能性を広げる喜びを提供。

ホンダの夢見る『空のモビリティ』の実現に向けて一歩前進し、次なるステージへと進むでつ。
なお、HACIは、ホンダジェット・エシュロンの製品化を決定し、主要サプライヤーとの契約を締結したことを2023年6月13日に発表。
ホンダジェット・エシュロンの2028年の型式証明取得に向けた計画は以下の通り。
2021年10月12日:2021 NBAA-BACEにて「HondaJet 2600 Concept」を参考展示
2023年6月13日:製品化を決定
2023年10月16日:2023 NBAA-BACEにて名称「HondaJet Echelon」を発表
2024年半ば(予定):初号機製造を開始
2026年(予定):初テスト飛行
2028年(予定):型式証明取得

国産唯一だけに、ホンダの技術の高さをしめしているでつ。

鳥人間コンテスト2023

2023-09-08 07:10:29 | 飛行機
やっぱり夏休みのビックイベント。
鳥人間コンテスト見ないと夏は語れないでつ。




今年もビックフライトだったでつ。
最近は…
折り返しが定番になってるでつ。




当初と比較すると技術の進歩は凄いなぁ~
その分、パイロットの体力も要求されるでつ。
2時間以上、サドルをこぐわけで、結構重たいと思うでつ。









今回の伊賀のチームも優勝の常連。
見慣れた顔が懐かしい。
今年もやってくれたでつ。




水面の高さは…




が目安みたいで、コリ以上低いとちと厳しいでつ。




そいと風。
今回は帰路で逆風なのは、体力的にかなりキツイ。
それでも…




ゴールまであと少し。




だけど…
う~ん、惜しいなぁ~
後、18…

テレビでは線がわかるけど実際は線があるのかなぁ~
画像なら見てる角度もあるから誤差範囲な気もするけど…
だけどこりだけの頑張りだから、おまけしてあげてもだけど、そこはルール。




戦いの後の発射台。
今年も感動とまだまだ若い人の物作りに駆ける情熱は凄いなぁ~
鳥人間見てると日本の物作りが継承されてることに安心感があるです。

さて…
来年は後18mのリベンジに期待したでつ。
鳥人間コンテストまだまだ健在だなぁ~

空のカーボンニュートラルなり~

2023-05-01 07:10:29 | 飛行機
ホンダジェットは、ゼロから開発。
見事にビジネスとして成功させたでつ。

ホンダらしい独自の技術を盛り込んでいるでつ。
そして…
時代が求めることにも挑んでいるところがホンダらしいところでつ。




CO2の削減が課題となっている航空業界。
地上のモビリティと比べ電動化が難しい航空機でのカーボンニュートラル実現には、機体やパワーユニットの技術革新に加え、
燃料や運用の更なる進化が不可欠。

HondaJetやHonda eVTOLなどの空のモビリティに取り組むHondaも、さまざまな新技術を研究しているでつ。
航空領域では、「PUの効率化」と「SAFの研究開発」の2つが重要なミッション。

SAFは、既存ジェット燃料との混合や置き換えによってCO2排出量を化石燃料に対して大幅に減らすことが
期待されている次世代燃料。

航空領域の燃料のあり方について議論する部門横断の社内有志ワーキンググループを立ち上げ、
そこからは「ルール化する」「使う」「作る」の3つの観点からSAFに関する活動してるでつ。

「ルール化する」です。航空機は世界中の空港で給油するので、航空燃料には規格、つまりルールが存在するでつ。
新たに開発されたSAFも同じで、航空燃料として使われるには規格化されないといけないでつ。

米国材料試験協会では、連邦航空局と機体・エンジンメーカーで構成される「FAA/OEM Review Panel」の
レビューでお墨付きをもらった上で、規格として制定されるでつ。

HondaもSAFの安全性と普及に貢献すべく、2022年6月から「FAA/OEM Review Panel」に加入し、
新しい燃料のルール化をサポートしているでつ。

機体とエンジンの両方を手掛けているHondaなら横断的かつスムーズに新しいSAFの試験を行い評価することができるでつ。
Hondaとしても、そこでの経験をSAFの研究やエンジンの開発に生かすこともできるでつ。

「使う」は、SAFを使う側の立場として、機体とエンジンが新しいSAFに対応し、問題なく使用できるかを確認する必要があるでつ。
最近のエンジンは、認定を受けているSAFのうち、いくつかはそのまま入れても問題ないことがわかってきているでつ。

HondaもGEと合同で行ったHF120ターボファンエンジンの試験で、100%のSAFでも通常のジェット燃料と同等の性能を発揮できることが
確認できたでつ。

Honda eVTOLへの搭載を目指しているガスタービン発電機とバッテリーのハイブリッドPU「ガスタービン・ハイブリッドシステム(GT-Hybrid)」でも、
SAFの利用を見据えた試験を開始しているでつ。
高効率なガスタービンエンジンに発電機やバッテリーを組み合わせて燃料消費量を減らし、そこへSAFを加えてCO2排出をさらに削減していくでつ。

空のカーボンニュートラルを実現するためには、PUそのものの環境性能を向上することでCO2排出量を削減し、その上で、SAFを利用することが大切。
HF120の研究開発を行う和光の研究所の設備を、既存のジェット燃料からSAFへ簡単に切り替えられるように改修を進めているでつ。
今後、研究用に使用する燃料の一部をSAFにできれば、研究開発の現場でもCO2排出低減に寄与できることになりますし、研究を加速させるでつ。

「作る」は、CO2と水素から作り出す合成燃料(e-fuel)です。SAFは、植物や廃棄物などから作られるバイオ燃料が一般的。
すべての航空燃料をSAFにするだけのバイオ資源は地球上にはないでつ。
東南アジアではパーム油を生産するために熱帯林が伐採され問題にもなるでつ。

バイオ資源は有限であり、そこで実現が望まれているのがe-fuel。
合成に必要な触媒の研究開発。
ポイントは2つ。

1つ目は、CO2の変換ロスをいかに少なく抑えられるか。
材料として投入したCO2を余すことなく反応させ、効率よく燃料に変換することが必要。

2つ目は、どれだけジェット燃料の組成に近づけられるか。
SAFを含むジェット燃料は、主に炭素数が8~16程度の炭化水素で構成されており、e-fuelでも同じ炭素数を実現しなければならないでつ。
研究中の触媒は、CO2と水素を掛け合わせ、炭素数が1であるCO2をジェット燃料の組成に近づけるためのもの。

この触媒をどうやって実用化していくのかが、大きな挑戦。
世界ではCO2を他のガスや液体に加工してからe-fuelに変換するなど、さまざまな作り方が研究されているでつが、CO2から直接e-fuelを合成するやり方は、
ロスが少ない反面、技術的に難しく、まだ世界的にもほとんど例がないでつ。

ホンダはもともと自動車の排ガス浄化触媒の研究を行っていたるでつが、そこで培った知識などからこの触媒にたどり着くことができたるでつ。

現在の部署にはF1で燃料開発をしていたメンバーもいるでつし、同じグループには大気中のCO2を直接回収するDirect Air Captureを
研究しているチームもあるでつ。
Direct Air Captureは、大気中のCO2を直接回収する技術。

さらに燃料の認証プロセスの知見を直接現場から入手してきてくれるでつ。
まさにHondaの総合力でSAFの開発を進めているでつ。
世界中で幅広い製品を販売してきたHondaだからこその燃料を使う経験の豊富さと、頼もしい仲間がたくさんいるのは心強い。

自由な移動の喜びを実現するためには、「カーボンニュートラル」と「移動の可能性の拡大」の両立が必要。
相反する難しい課題でつが、今できることから一つずつ行動するでつ。
既存のガスタービンなどの内燃機関は、空の移動にとても適した技術。

CO2を排出するからダメと切り捨てるのではなく、使い方や燃料などを工夫することで、クリーンで楽しい移動を
実現するでつ。
ホンダの空へのカーボンニュートラルの挑戦が続くでつ。

空飛ぶクルマはマイクロ飛行機に分類されるのかなぁ〜

2023-03-08 07:10:29 | 飛行機
2人乗りの「空飛ぶクルマ」が試験飛行に成功。
国土交通相の許可を受けた屋外での有人飛行は国内初。

地上約30メートルまで浮上し、最終計測値で約400メートルを3分31秒かけて自動飛行。
山間部への配送やタクシーなど、人手不足解消につながる技術として国内外の事業者が
実用化を競っているでつ。

人工島から砂浜を向いて垂直に離陸した高さ約1.7メートル、幅約5.6メートルの機体は
大きく揺れることもなく、島と浜をぐるりと反時計回りに飛行。

2021年から無人試験を重ねていたでつ。
ホバリングする時、少し振動を感じたが、ふわりと浮かび上がる感覚で心地よかったでつ。
一点の曇りもない成功。

空飛ぶクルマは電動またはハイブリッド駆動で、人が乗れる大きさで垂直に離着陸。
滑走路が不要で、都市部の交通渋滞解消にもつながると期待されるでつ。
国内外で法整備が進みつつあり、国内では、何社か無人や屋内での有人飛行に成功しているでつ。

瀬戸内の離島や中山間地に人やモノを運ぶ交通、物流インフラの確立を目指しているでつ。
独ボロコプターや英バーティカル・エアロスペースなど欧米企業は23〜24年ごろの商用化を目指しているでつ。

25年の国際博覧会では会場と大阪市中心部などを結ぶ計画があり、運航事業者としてANAやJAL、スカイドライブなどが
内定しているでつ。

空飛ぶ車もいいけど、空の安全もしっかり作っていかないと地上より大変なことになるでつ。
そのへんの整備が疎かになりがち…
予防保全をしっかり固めてから、空飛ぶ車が普及してほしいでつ。

だけど、空飛ぶ車は小型飛行機に分類されるんだろうなぁ〜
車の免許プラス何かされるんだろうね。