トヨタ、国内販売車種を半減へ 20年代半ばめど」という記事が掲載されでつ。
トヨタが現行車種の大幅な見直しを実施し、30車種程度に減らす検討に入ったでつ。
そして今後国内市場の成長が見込めないなかで大胆な販売戦略の見直しに踏み切る、という内容。
確かに…
これまでトヨタは「トヨタ店」、「トヨペット店」、「カローラ店」、「ネッツ店」と4系統の販売店を持ってて、
それぞれ微妙にターゲット層が違っていたからこそ、同じ地域に多くのトヨタ系販売店が展開できたでつ。
それぞれのターゲット層にあった専売車種が用意されてて、たとえばトヨタ店やトヨペット店なら保守的なラグジュアリー層、
カローラ店はファミリー層、ネッツ店なら若者層など…
近年はプリウスやC-HRなど全店舗扱いの車種も増えてきていた、という現状。
そうしたなかで、「75%を併売車種に」、「セダンを中心に大幅な車種整理」というのは大きな販売改革。
ひとつは社会構造の変化。
かつては年齢や収入、家族構成によって買うクルマの種類が分かれていたでつ。
こりは、お金持ちの高齢者層は高級セダンに乗り、中年のファミリー層は大衆車に乗り、若者はコンパクトカーや、頑張ってスポーティなクルマに乗っていたでつ。
でもそういう区分けは、今はもうないでつ。
社会階層の違いによる購入車の違いは、今では条件が入り組んで複雑になったでつ。
それよりも地域格差のほうがはるかに大きくなってきたでつ。
だから、トヨタは地域ごとの販売戦略を見直すことにしたでつ。
電車通勤が主要な都市部と、自家用車通勤がメインの郊外とでは、ライフスタイルが大きく違い、クルマに対する考え方も大きく違うでつ。
日産はすでに、こうした「地域ごとの販売戦略分担」に注力しているでつ。
ではトヨタはどうするかでつなぁ~
これまでの販売4系統は残しつつ、都市部には都市に合ったクルマを、郊外には郊外に合ったクルマを販売するような戦略に組み替えていくでつ。
具体的に言えば、プリウスやアクアといった都市型のモデルは都市部の販売店でたくさん売るよう販売戦略を練っていき、そのいっぽうでクラウンやハイエース、軽自動車など郊外で
よく売れる車種は郊外での販売戦略を充実させる全店扱いとする等、という戦略。
さらに気になるのは車種の整理。
「セダンを中心に整理」とあるでつが、具体的にはどのような車種が統合されていくか…
レクサスとセンチュリーは別格なので手を付けないけど、それ以外のセダンはクラウン、カムリ、カローラアクシオの3車種に絞って、
残りはすべてこのモデルに統合してゆく方針みたい。
つまり上記以外のセダン、クラウンマジェスタ、マークX、プレミオ/アリオン、SAIは統合されてしまうでつなぁ~
それだけではなくて、これまでは車名を変えていた系列ごとの姉妹車戦略は縮小していくことなるでつ。
ポルテ/スペイドはどちらかひとつに、ルーミー/タンクもどちらかひとつになるでつ。
現在のルーミー/タンクの好調ぶりを考えると、ポルテ/スペイドごとルーミー/タンクに統合される可能性もあるでつ。
またアベンシス、アイシス、ウィッシュも統合されそうでつなぁ~
エスティマ、ランクルプラドは今後の売れ行き次第といったところみたい…
それでも、多くの車種ラインアップは「自動車文化」が豊かな証拠のひとつ。
地味とはいえそのクルマを愛する人は多いでつ。
トヨタは業界の盟主として、多くの車種を抱え続けてきたでつ。
だからこそトヨタも今回の車種整理に関して、「2025年ごろ」とかなり時間をとってゆっくりと整理していく目論見。
昨年(2016年)のトヨタの国内販売台数は約160万台。
1990年代には250万台を記録。
それでもトヨタは、2020年代であっても「国内生産300万台、国内販売150万台(レクサス含む)を維持する」という目標を掲げているでつ。
2017年9月の販売台数をみると…
1位
ノート
日産15,469
2位
プリウス(PHV含)
トヨタ13,275
3位
アクア
トヨタ12,896
4位
フリード
ホンダ10,808
5位
フィット
ホンダ8,814
6位
シエンタ
トヨタ8,679
7位
セレナ
日産8,187
8位
ヴォクシー
トヨタ7,767
9位
C-HR
トヨタ7,126
10位
ルーミー
トヨタ7,089
11位
ヴィッツ
トヨタ6,433
12位
ノア
トヨタ6,411
13位
タンク
トヨタ6,223
14位
カローラ
トヨタ5,549
15位
ヴェゼル
ホンダ5,537
16位
デミオ
マツダ5,343
17位
エクストレイル
日産5,080
18位
ハリアー
トヨタ4,956
19位
インプレッサ
SUBARU4,929
20位
ステップワゴン
ホンダ4,811
21位
ソリオ
スズキ4,768
22位
CX-5
マツダ4,555
23位
エスクァイア
トヨタ4,545
24位
パッソ
トヨタ4,423
25位
レヴォーグ
トヨタ4,350
27位
スイフト
スズキ3,476
28位
アルファード
トヨタ3,376
29位
ヴェルファイア
トヨタ3,365
30位
カムリ
トヨタ3,324
31位
アクセラスポーツ
マツダ2,999
32位
シャトル
マツダ2,495
33位
オデッセイ
ホンダ2,187
34位
ランドクルーザープラド
トヨタ1,640
35位
フォレスター
SUBARU1,581
36位
デリカD5
三菱1,415
37位
マーチ
日産1,259
38位
エルグランド
日産1,148
39位
エスティマ
トヨタ1,040
40位
プレミオ
トヨタ921
41位
イグニス
スズキ868
42位
ポルテ
トヨタ838
43位
スペイド
トヨタ776
44位
CT
レクサス749
45位
キューブ
日産631
46位
ミラージュ
三菱530
47位
ウィッシュ
トヨタ525
48位
オーリス
トヨタ520
49位
マークX
トヨタ460
50位
アリオン
トヨタ379
51位
アウトランダー
三菱377
52位
86(ハチロク)
トヨタ367
53位
レガシィアウトバック
SUBARU239
でつなぁ~
ベスト10だと90年代はトヨタが8割くらい占めてたけど…
そいとカローラは、5000台で14位
30年連続ナンバー1だったし、派生車種を合わせて今の10倍くらい売れてたけど…
C-HRは販売1年あまりだけど、ハリア、エクストレイル、ヴィセルと販売台数変わらないでつなぁ~
来年は大幅にダウンしそうな気がしますなぁ~
ベスト10は1万売れないと入れなかった90年代と違って、万を超えたのは4位まででつなぁ~
セダンは14位のカローラだけどフィルダーと併せてだから、セダンがんぇ~
で~10年いじぃおうだけどエスティマも頑張ってるなぁ~
こうみると成熟しきった日本市場ではなく、中国やインドとか売れる市場重視になるでつなぁ~
30位以下は1000台だし、40位以下は百台単位…
でもワクワクするような車はないなぁ~
燃費や快適性重視だし、自動運転というのもあるし、走る楽しみがないでつなぁ~
欧州車が人気あるのは、ワクワクする走りにあると思うでつ。
自動車市場、戦略どうなっていくのか…
販売車種もどうなるか…
注目でつなぁ~
トヨタが現行車種の大幅な見直しを実施し、30車種程度に減らす検討に入ったでつ。
そして今後国内市場の成長が見込めないなかで大胆な販売戦略の見直しに踏み切る、という内容。
確かに…
これまでトヨタは「トヨタ店」、「トヨペット店」、「カローラ店」、「ネッツ店」と4系統の販売店を持ってて、
それぞれ微妙にターゲット層が違っていたからこそ、同じ地域に多くのトヨタ系販売店が展開できたでつ。
それぞれのターゲット層にあった専売車種が用意されてて、たとえばトヨタ店やトヨペット店なら保守的なラグジュアリー層、
カローラ店はファミリー層、ネッツ店なら若者層など…
近年はプリウスやC-HRなど全店舗扱いの車種も増えてきていた、という現状。
そうしたなかで、「75%を併売車種に」、「セダンを中心に大幅な車種整理」というのは大きな販売改革。
ひとつは社会構造の変化。
かつては年齢や収入、家族構成によって買うクルマの種類が分かれていたでつ。
こりは、お金持ちの高齢者層は高級セダンに乗り、中年のファミリー層は大衆車に乗り、若者はコンパクトカーや、頑張ってスポーティなクルマに乗っていたでつ。
でもそういう区分けは、今はもうないでつ。
社会階層の違いによる購入車の違いは、今では条件が入り組んで複雑になったでつ。
それよりも地域格差のほうがはるかに大きくなってきたでつ。
だから、トヨタは地域ごとの販売戦略を見直すことにしたでつ。
電車通勤が主要な都市部と、自家用車通勤がメインの郊外とでは、ライフスタイルが大きく違い、クルマに対する考え方も大きく違うでつ。
日産はすでに、こうした「地域ごとの販売戦略分担」に注力しているでつ。
ではトヨタはどうするかでつなぁ~
これまでの販売4系統は残しつつ、都市部には都市に合ったクルマを、郊外には郊外に合ったクルマを販売するような戦略に組み替えていくでつ。
具体的に言えば、プリウスやアクアといった都市型のモデルは都市部の販売店でたくさん売るよう販売戦略を練っていき、そのいっぽうでクラウンやハイエース、軽自動車など郊外で
よく売れる車種は郊外での販売戦略を充実させる全店扱いとする等、という戦略。
さらに気になるのは車種の整理。
「セダンを中心に整理」とあるでつが、具体的にはどのような車種が統合されていくか…
レクサスとセンチュリーは別格なので手を付けないけど、それ以外のセダンはクラウン、カムリ、カローラアクシオの3車種に絞って、
残りはすべてこのモデルに統合してゆく方針みたい。
つまり上記以外のセダン、クラウンマジェスタ、マークX、プレミオ/アリオン、SAIは統合されてしまうでつなぁ~
それだけではなくて、これまでは車名を変えていた系列ごとの姉妹車戦略は縮小していくことなるでつ。
ポルテ/スペイドはどちらかひとつに、ルーミー/タンクもどちらかひとつになるでつ。
現在のルーミー/タンクの好調ぶりを考えると、ポルテ/スペイドごとルーミー/タンクに統合される可能性もあるでつ。
またアベンシス、アイシス、ウィッシュも統合されそうでつなぁ~
エスティマ、ランクルプラドは今後の売れ行き次第といったところみたい…
それでも、多くの車種ラインアップは「自動車文化」が豊かな証拠のひとつ。
地味とはいえそのクルマを愛する人は多いでつ。
トヨタは業界の盟主として、多くの車種を抱え続けてきたでつ。
だからこそトヨタも今回の車種整理に関して、「2025年ごろ」とかなり時間をとってゆっくりと整理していく目論見。
昨年(2016年)のトヨタの国内販売台数は約160万台。
1990年代には250万台を記録。
それでもトヨタは、2020年代であっても「国内生産300万台、国内販売150万台(レクサス含む)を維持する」という目標を掲げているでつ。
2017年9月の販売台数をみると…
1位
ノート
日産15,469
2位
プリウス(PHV含)
トヨタ13,275
3位
アクア
トヨタ12,896
4位
フリード
ホンダ10,808
5位
フィット
ホンダ8,814
6位
シエンタ
トヨタ8,679
7位
セレナ
日産8,187
8位
ヴォクシー
トヨタ7,767
9位
C-HR
トヨタ7,126
10位
ルーミー
トヨタ7,089
11位
ヴィッツ
トヨタ6,433
12位
ノア
トヨタ6,411
13位
タンク
トヨタ6,223
14位
カローラ
トヨタ5,549
15位
ヴェゼル
ホンダ5,537
16位
デミオ
マツダ5,343
17位
エクストレイル
日産5,080
18位
ハリアー
トヨタ4,956
19位
インプレッサ
SUBARU4,929
20位
ステップワゴン
ホンダ4,811
21位
ソリオ
スズキ4,768
22位
CX-5
マツダ4,555
23位
エスクァイア
トヨタ4,545
24位
パッソ
トヨタ4,423
25位
レヴォーグ
トヨタ4,350
27位
スイフト
スズキ3,476
28位
アルファード
トヨタ3,376
29位
ヴェルファイア
トヨタ3,365
30位
カムリ
トヨタ3,324
31位
アクセラスポーツ
マツダ2,999
32位
シャトル
マツダ2,495
33位
オデッセイ
ホンダ2,187
34位
ランドクルーザープラド
トヨタ1,640
35位
フォレスター
SUBARU1,581
36位
デリカD5
三菱1,415
37位
マーチ
日産1,259
38位
エルグランド
日産1,148
39位
エスティマ
トヨタ1,040
40位
プレミオ
トヨタ921
41位
イグニス
スズキ868
42位
ポルテ
トヨタ838
43位
スペイド
トヨタ776
44位
CT
レクサス749
45位
キューブ
日産631
46位
ミラージュ
三菱530
47位
ウィッシュ
トヨタ525
48位
オーリス
トヨタ520
49位
マークX
トヨタ460
50位
アリオン
トヨタ379
51位
アウトランダー
三菱377
52位
86(ハチロク)
トヨタ367
53位
レガシィアウトバック
SUBARU239
でつなぁ~
ベスト10だと90年代はトヨタが8割くらい占めてたけど…
そいとカローラは、5000台で14位
30年連続ナンバー1だったし、派生車種を合わせて今の10倍くらい売れてたけど…
C-HRは販売1年あまりだけど、ハリア、エクストレイル、ヴィセルと販売台数変わらないでつなぁ~
来年は大幅にダウンしそうな気がしますなぁ~
ベスト10は1万売れないと入れなかった90年代と違って、万を超えたのは4位まででつなぁ~
セダンは14位のカローラだけどフィルダーと併せてだから、セダンがんぇ~
で~10年いじぃおうだけどエスティマも頑張ってるなぁ~
こうみると成熟しきった日本市場ではなく、中国やインドとか売れる市場重視になるでつなぁ~
30位以下は1000台だし、40位以下は百台単位…
でもワクワクするような車はないなぁ~
燃費や快適性重視だし、自動運転というのもあるし、走る楽しみがないでつなぁ~
欧州車が人気あるのは、ワクワクする走りにあると思うでつ。
自動車市場、戦略どうなっていくのか…
販売車種もどうなるか…
注目でつなぁ~