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今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

ようやく安定したTS830

2014年04月19日 13時51分05秒 | 今どき無線

入手したTS830をシコシコ調整していますが、当初より7メガだけ出力が乱高下したりする症状が出ていました。ダミーロードで送信中にロータリー・スイッチ回りの遮蔽版を揺らしたり、シャフトをジワーッと動かしますと止んだり発症したりしましたので、「これはもうロータリースイッチ」という事でユニットごと外して清掃したり、ファイナルボックスをバラシテ清掃したり・・無い知恵の限りで試したのですが治りません。「参ったね・・これは・・」ドライブ・チューン中に発症する・・12BY7Aが腐っているのかもと交換してもダメ・・仕方ないのでコイルパックやドライブ・コイルの調整でもしようと手順書に従い始めました。

7メガの調整に入りますと・・出ました!!ジェットコースターの様に乱高下します。!! 「こいつか!!」という訳で拡大鏡で凝視しましたがコイルとコアーには問題なさそうです。

指でちょっと触りますと・・なるほど単なる半田クラックです(笑)修復すると嘘のように安定しましたhi なんともお粗末な展開です。しかし入手してから随分と手入れはしましたのでその後は全体に安定しています(笑)

1.パネル・ツマミ外しと清掃
2.周波数ブッ飛び現象対策でFIX-SW、外部VFO端子バラシで各再ハンダ
3,各ユニット接続コネクターの全部洗浄~リレーの洗浄
4.各ユニットのパーツ再ハンダ
5.終段・電源部のパーツ再ハンダ
6.基本電圧~キャリア周波数~RIT~IFアンプ~コイルパック~ドライブコイル~終段中和等の各調整
7.CWフィルター追加

あれ? CやRそして半導体の交換がありません(笑)そうなのです。私が今まで入手した古いリグで「本当の修理?」をしたものはありません(笑) もっとも、入手時にリサイクルショップ物や完全ジャンクには手を出しませんので、一応動作するモノを選んでいます。(割高でも結局お得ですhi) 私の場合は、回路を流れる信号を追い掛けながら不良部品を見極める技術も測定器も時間もありませんので、この辺りが限界であります。私の目的は新品性能の復活ではなく、電信ラグチューが出来れば良い訳です。

しかし入手したリグ達はそれでも最初は相当病んでいますが、とにかく各接点の洗浄・再ハンダや調整等で現役復帰していることも事実であります。部品の交換は壊れている部品であれば仕方ありませんが、予備修理?として数個のコンデンサーだけ交換しても良い物なのか・・・大体、老年を迎える男に20歳の新婦をあてがっても、新妻さんのエネルギーに圧倒されるだけで老年が若返る訳でもありませんので要はバランスかな?等と屁理屈を並べたりします(笑)

こんな「ナンチャッテ・レストア」でも十分にハンダの匂いも嗅げますし、治ればそれなりに感動して、より一層愛着も湧いてきます。問題は暗くて狭い、我がシャックでの置き場所ですhi

 


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