明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

HI-MOUND MK8で久しぶりに遊ぶ

2023年12月10日 15時39分16秒 | 今どき無線

久し振りにこのMK8を取り出して使ってみました。このキーは私にとって、忘れることが出来ないCWデビューのキーです。

もう40年くらい前ですが、ようやくCWにデビュー出来るようになりましてキーを探してアキバの販売店を数件巡るうちに見つけたものです。「うっ美しい!!」と即買いでした。CWデビューとは関係なく開局当時より縦ぶれ電鍵は持っていました(たしかSATO無線のプラ製のキー)しかし、これは電信をやるために備えたのではなく当時の真空管リグのファイナル調整の為のモノでした。ローカル各局も皆、電鍵を持っていたと思います。当時はバンド内のあちこちで「ピーー」とチューンを取るキャリアが聞こえましたね。

このMK8と自作のエレキーヤーを組み合わせて、CWデビューしたのですが最初は、殆どアタマの中真っ白でパニックになりながら毎分35字位の欧文QSOをしていました。QSOは省略無しのラバースタンプでNetやHAMLOGも無かったのでカンニングも出来ず、名前やQTHのコピーでは髪の毛が逆立つほど緊張していました。

そんな思い出のキーですが、改めて打つと意外にも高速打鍵が楽しいことに驚いています。現在、販売されているキーの大半はパドルの間隔が開いていますが、このシリーズはまるで1枚の様な狭い間隔です。好みは分かれますが、とても打ちやすく感じました。

丸いベースのモデルは既に廃番ですが、現在もなお鉄製台座と大理石台座のモデルは健在ですね。