私のシャックには以前よりYaesuのFT450Dというリグがあります。前回のQRTで随分と断捨離したのですが、このリグは温存しておきました。数年前に製造終了となっているコストダウンの権化の様なリグです・・しかし海外では依然として人気があるようでLittleFT2000等と言われているようです。このリグには「魚群探知機能」は備わっておりませんが、無線機らしさを感じさせてくれるこのリグが可愛く感じます。
購入して1日で爆音ファンに嫌気がさして静音ファンに交換を実施しています。私にとって理想のシャックは余計な雑音がしない部屋で電鍵を叩くコツコツ音やバグキーのカシャカシャ音だけが聞こえる環境ですので、安定化電源も古いトランス/ヒートシンク式ですしPCもファンレスのモノを使用しています。
CW運用の点ではフロントパネルでキーヤーのON/OFFが可能です・・が!! スピードコントロールはメニュー階層を辿る必要がありますので、本格的にエレキーを使用するには外付けキーヤーが必携だと思います。そして、サイドトーンの音量調整はAFゲイン連動の他に独立した音量調整が可能です・・(この辺は好みが分かれますね)
色々と探ってみますと日本では不人気だったこのリグで今もFT8まで楽しまれている方もいるようです。私も久しぶりにコイツを温めながら週末を楽しみたいと思っています。
追記
その後、マニュアルをキチンと読んだところ割付ボタン1プッシュでキースピードも常時表示が可能な事が解りました。やっぱりYaesuのリグは取説をキチンと読まないとダメですねhi
・・という事は現用のIC-7300よりも手打ちキーとの併存等の点では大変便利という事になります。後はサイド・トーンの音質ですが、多くの方が指摘するようにキーの種類に係わらずポツポツ音が少し混じります。初代FT-450は酷かったようですが、随分改善されたという事です。