現在私が所有して運用しているVintageなリグはTS-830もTS-520Vも共に新スプリアス規定の下、JARDが書類審査のみで保証してくれる機種になっています。
しかしながら、前期型のTS-520X(D)やFT-101(無印・B・E)については保証の前提としてスプリアス強度の実測を求められています。実測するにはスペアナが必要ですが、JARDへの持込により測定の支援をしてくれることになっていますね・・勿論、有料で・・ん万円が必要です。
しかし昭和の香りがするリグを使っていればヤッパリ2大巨頭のリグを使いたいと思うのは、当然の欲求です・・かな
私も以前、FT-101Eを所有して使っていましたが、まさかこんな事態になるならば手放さなければ良かったと・・後悔しています・・なんだかいつも後悔してますね(笑)
多分、Vintageなリグを持っているけど、この点がネックになっている人も大勢いるのだと思います。スプリアス強度が規定に収まるような修理・調整は当然ですが何とかならないのかと思い再度JARDに問い合わせてみました。
以下になるべく表現も正確に再現して記述します。
「リスト対象外の機械について保証をもらいたいのですが、そちらに持参するのも大変なので何とかなりませんかね・・」「自分で測定してもOKっすよ」
「そうはいっても校正済みのスペアナなんて到底、我々個人の所有できるモノじゃないし・・」「校正はしていなくて大丈夫です。何年前のどんなモノでも未校正でも問いません」
「エッ!!そうなんですか・・他人の所有物を借りて測定してもOKって事ですか?」「はい。誰のモノでも借りても誰が測定しても結果さえ添付してくれればOKですよ」
「添付は画面の写真とか、測定風景とか、測定者の誓約書とか・・」「結果の画面をなるべく読み取れる様に写真を撮るとか、PCに取り込めるタイプであればキャプチャでOKです」
「私が所有していて、知人に測ってくれと頼まれた場合に私の責任はどうなるの?」「あなたに責任はありません」
・・ということは、下の写真にあるようなモノでもOKという事になりますね。このスペアナは7980円です。中華製なので心配ですが・・
以前、NANO-VNAを1200MHzアンテナ製作の為に購入したのですが、すぐに壊れてしまいました・・中華製はアタリ・ハズレが多いです
これ以外に方向性結合器を自作するか購入する必要がありますけど、HF帯のみならば自作で問題無いでしょうね。
さて、どうしましょう・・
↓ これでホントに良いのかなぁ・・