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明るく楽しい無線の「時間ですよ!!」・・こちらはJF1LXO

今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

久し振りに一体型エレキーヤー「Kenpro KP-100」で和文三昧です

2024年11月23日 15時47分45秒 | 今どき無線

今日の朝方は、TS-830を使って3局との和文ラグチューを楽しみました。その後、先週不調になったTS-520のパーツが届きましたので修理して、テストでTS-520を使用して川越のOMとQSOを楽しみます。OMとは今日で65回めのQSOですね。144MHzにも出ているのでマルチバンドでお世話になっています。

今日はいずれのリグにもキーは古い一体型キーヤーKENPRO KP-100を使用しました。このキーも恐らく50年モノだと思います。

この頃のキーヤーは本体とパドルの一体型でズシリと大きく100V駆動も可能になっていますね。当時は各社もこのようなキーを発売していて「カツミ」が先頭を走っていたと思います。

私はその中でも、このKP-100のシンプルなデザイナが好きでした・・機能的にはカツミと同等で、各調整や切替は全て背面にセットされています。カツミの黒っぽい色に比較して明るめのパネルが好きでした (ミーハーな訳ですhi)

子供無線時代にローカル局で一足早く電信級を取得した友人がカツミのメモリー付一体型キーヤーを購入して、勝手にCQが出ているのを初めて見た時にはホントにビックリしました・・今は当たり前ですが、サトー無線の縦振り電鍵しか持っていなかった当時、未来を感じた瞬間でした(笑)

現代のキーヤーもVintageなリグに接続可能にしていますが、意外にもこのキーヤー付属のパドル部分の感触が良好なので古いモノ同士で楽しんでいます・・リグもパワー計も・・キーヤーも50年選手たちです(笑)

さて、今度はTS-830とTS-520のどちらが故障するのでしょうか?(笑)

 


来年の「イジクリ予定」はこれに決まった(笑)

2024年11月22日 20時29分37秒 | 今どき無線

だいぶ以前より「一度、完全なレストアというものを経験したいな・・」と思っていました。

特に電子工学を学んだり、仕事にした事も無いので自信は全くありませんが・・それでも子供の頃からのラジオ弄りの集大成みたいなモノをやってみたいと思っていました。

候補はTRIOの9R-59DかYaesuのFRDX-400です。その日の為に随分前に「radio1ban」さん執筆のレストア・マニュアルを購入していました。

何度もオークションで迷いながら随分と時が経ちましたが、ようやく超破格のFRDX-400を入手することになりました。なんてたって「送料込みの5K円」です(笑)

1967年発売でVFOの一部以外はオール真空管の受信機です。もはや実用性は期待できませんが、それでも15年位前は和文CWで400ラインを使用していた局もいました。SWLにはピッタリだと思います。

しかしメルカリ仕入れの5球スーパーラヂオと同額ですから・・どんな程度のモノが来るか全く予想出来ませんhi

まあ、届いて一見してトランスやコイル類が壊れていたらゴミ箱行き直行かもしれませんね(笑)

今回は単なる部品交換や洗浄では無く、一度全部を取り外してシャーシ磨き~ケース塗装~再組立て~調整を経験したいと思っています。そして写真でよく見る「メカフィル」のオーバーホールも経験したいですね。

「radio1ban」さんの「レストア・マニュアル」はCD-ROMで提供されていますが、何とそのページ数163ページに及び、豊富な写真と共に細かい説明があります。もっとも作者さんはプロみたいな方ですので、その通りにやっても上手くいくとは限りませんhi

無線の合間にやりますので??・・ 1年計画かな・・でも途中でVintageなリグの修理もあるだろうし・・

 

 

 


TRIO(KENWOOD)からキチンと回答をもらいましたが・・

2024年11月19日 19時28分04秒 | 今どき無線

先日のTS-520の不具合の件もあり、いずれTS-830も同じような運命であることは避けられません。

この時代のTRIOのリグは故障・不具合の相当数が2SC460Bに起因している事は様々な記事を閲覧しても明らかな様です。

しかし当の2SC460Bは店頭在庫さえ枯渇している様で、仮に有ったとしても問題のあるTRを再度使用するのは、出来れば避けたいところですね・・(でも自分の健康寿命を考えればOKかも・笑)

では代替品として何を使ったらよいのか・・これが色々と調べると数種類の品番が存在して混乱します。各OMは半導体の知識も豊富で根拠も示されていますが・・素人の「なんちゃってレストア」の私には良く理解できません(笑)

実験として考えれば良いのでしょうが、さすがに居酒屋価格で購入したリグとはいえ何度も基盤を引き起こして「あーだ・コーダ」とやって結局のところ重症化させては元の木阿弥な訳です。

そこで、ダメ元覚悟でメーカーに問い合わせをしてみました。メーカーとしてはこのような問い合わせは「付き合っていられない」と思うでしょうが・・

~以下、問合せと回答です

>上記2機種を今でも愛用しております。先般、新スプリアスの保証を取得しましたので、今後も愛用したいのですが複数の2SC460Bに不具合が発生しつつあります。
>さまざまな記事を参照するのですが、代替部品候補について複数の事例があり混乱しています。
>メーカーとしての代替推奨部品がございましたらご教示賜りたくお願い申し上げます。
>ご多忙中、このような旧機種の問い合わせご容赦ください。

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武士田 善友 様

弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。またTS-520V、TS-830Sをご愛用いただき誠に感謝いたします。
お問合せの件ですがご回答を申し上げます。

2SC460Bの代替部品として動作確認をしている部品は以下の通りです。以下の部品以外では動作確認をしておりません。
2SC460(B)
2SC460(C)
インターネット上では代替部品として2SC1675等を使用してる方もいらっしゃる様ですが、動作確認は致しておりません。
あまりご期待に沿うご案内が出来ず誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願い申し上げます。

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まあ、メーカーとしては確証の無い回答は出来ないでしょう。でも一般アマチュアの動向にまで言及してくれたのは、ありがたいですね。

ますますTRIOが好きになっちゃいました(笑)

2SC1675(L)か・・これを使ってみようかな・・


吸い過ぎ注意・・昭和40年代のハンダの煙 (笑)

2024年11月17日 18時17分43秒 | 今どき無線

今朝は日曜日恒例のA1クラブ和文OAMで7Mhzは取りやめでしたので、10Mhzの開始前は7Mhzで2局のOMとQSO頂きました。10Mhzの方はコンディションがとても良く加えて7Mhzが中止だったせいか、とても多くの局がチェックインされ盛況でした。

その後は14Mhzをワッチしたりしまして(DX局目当てではなく和文局探しですhi)その後10Mhzに戻り久しぶりに沼津市のOMが中心となっているラウンドQSOに参加しました。今日の参加局は広島・高知県・静岡県2局・そして私の計4局によるラウンドQSOです。

素晴らしいコンディションで各局とも強力な信号でQSOを楽しむことが出来ました・TNX 各局・・来週は14Mhzでのラウンドになると思います。

さて、午後になりTS-520を温めながら(昨日はTS-830でしたので・・)のんびりとビールでも飲みながらワッチしようと思ったのですが・・電源を入れるとウンともスンとも言いません。

何しろVFOインジケーターも点灯していませんので「おっ壊れたな!! よしよし面倒を見てやるよ」という事でビールはお預けで開腹手術の開始です。

VFOは周波数カウンターで正常に発振していることが確認出来ましたので、まずはIFユニットからです。ここには問題の多いQ7の2SK19が有ります。幸い手持ちの部品がありましたので、原因はともかく交換実施です。その後IFユニットのすべてのパターンの再ハンダを行い、一度電源投入します。

「んーーん、VFOインジケーターは点灯して、マーカーも受信出来たけど、音が出ないな・・」今度はAFユニットです。

AFユニットにも色々と問題のTRがありますが、今日のところはパターンを凝視してハンダ・クラックが多い様なので、これも全て再ハンダします。でも改善されませんでした。

溜息を吐きながら、AFユニットの2SD90と2SB473というデカいTRの頭をドライバーのグリップ側でコツコツやりますと・・音が戻りました (これぞ昭和40年代の叩いて直す方法ですhi)

まあ、根本解決ではありませんが具合の悪い症状が出た時にコンデンサーや半導体の頭を叩いて確認するというのは良い方法だと思います (・・多分)

ここまで来たので、キャリア・ユニット、マーカーユニット等目に付いた基盤を裏返して点検・再ハンダです。再ハンダ終了後はパターン面と部品面の両方にクリーナーを噴射して歯ブラシで清掃して終了です。

本当は電源系のケミコンやダイオードを刷新すべく準備しているのですが予期せぬ修理が入ってしまいました。

換気の悪いシャックなのでハンダ臭が充満しています(笑)

最近、買ってよかった工具類・・ピストル型ハンダこて、ベッセルの電動ドライバー・・そしてロボットの様な照明付き拡大メガネ(笑)

 


ばーちきーず【電鍵実験工房】さん今週の企画を自分でも考えてみました

2024年11月16日 19時23分37秒 | 今どき無線

最近、毎週土曜日になると楽しみな事が一つあります。

それはYou-Tubeで、ばーちきーず【電鍵実験工房】さんが新しい動画を提供してくれるのを視聴する事です。「ばーちきーず」さんの動画は作り込みが大変美しく、見ていてとても参考・・いや物欲を掻き立てられます(笑)

今日の新作は「5台のキー」を残すとしたら何を選ぶか・・というテーマでした。セレクトされたキー達はどれも美しく且つ機能的で流石のセレクトだなと感心させられます。

では、自分に置き換えた時は何を選ぶか・・考えてみました。過去に一時的なQRTをした時に熟慮の末、他の方へQSYしたモノが沢山あります。QSYして後悔したモノは改めて手に入れたりと・・まあ、底なしの沼を回遊している訳です。

私の場合は順不同ですが・・

・MK-706
・Lennart Pettersson & Co. Swedish Key 
・Speed-X Model 114
・Begali Simplex Mono
・Begali Sculpture Arrow

MK-706はブランドや価格なんて関係無く、電信生活において最も長く付き合っているキーで、国内電信や総通の国家試験受験もコイツで受験しています。昔、欧文を覚えたばかりの時に頭の中が真っ白になり途中で放り投げたのもこのキーです。

Swedish Key は以前にも所有していたのですがQSYしてしまい、大いに後悔して再度入手したキーですね。お尻接点の何とも言えない打ち心地が気に入っています。

Speed-Xは最近、過去の失敗 (板バネの穴あけ) を補う修理により復活したキーですが、長点側のストロークが私にはピッタリで手持ちBugの王座に返り咲きました。

BegaliのSimplex Monoと Sculpture Arrowはパドルと縦振りキーの最終形として考えています。特にSculpture Arrowは打ち始めますと、まるで自分が最高の電信オペレーターになったような感覚に襲われる位 (錯覚ですが・笑) 優秀なキーです。この感覚は数年前に総通試験合格を果たした或る方が受験時に使用したHK-808から乗り換えた際にコメントとして同じような感想を述べられています。

まあ、終活なんてまだ考えたくありませんので先々はSimplex Monoが何か別のシングル・パドルに置き換わるかもしれません(笑)

さて、貴方なら何をセレクトしますか?

 

 

 

 

 

 


自分の性格は良く解っていますが・・

2024年11月15日 20時48分18秒 | 今どき無線

どうも私は1台では満足出来ずに2台体制になってしまいます。

VintageなリグもTS-520とTS-830の2台体制ですし・・ラヂオも・・

前回、メルカリポイント(残高)でタダで5球スーパーラヂオを入手しレストアしたのですが、まだポイントが4K円程度残っていたので、もう1台手に入れてしまいました。前回は東芝製トランス式でしたが今回は日立製のトランスレス式5球スーパーです。

私の真空管ラジオの原点は小学生の頃に作ったトランスレス式ですので実はこちらの方が懐かしいのです。トランスレス式はご存知の通り、ACラインの活線側等を気にせず無頓着にシャーシをむき出しにしますと感電します。子供時代はこれで随分感電しました。

今回のラヂオは昭和38年頃のモノで、構成は「12BE6」「12BA6」「12AV6」「30A5」「35W4」の標準仕様です。

サイズ的にはさすがにトランスレスで小型ですし、何とシャーシでは無くプリント基板式になっておりケースはプラスチックとなっており現代的です(笑)

今回も当然にジャンク扱いでレストアベースとなりますね・・でも良く聞こえています。

内部は横向きでスペースを確保しています。汚さは前回の東芝製と同じ位ですhi

 


機能秀逸なQDZKeyer がバージョンアップで機能追加しましたね

2024年11月15日 14時23分56秒 | 今どき無線

以前にこのブログで投稿したQDZKeyer の作者である吉村OMより長音比率可変機能を付加してバージョンアップしたとのご連絡を頂きました。往復送料のみの負担で無償対応いただけるとの事で、早速お願いしました。

理想的なQDZKeyer 4CHメモリーキーヤー

前回投稿しました通り、前バージョンでも機能満載で大変使い勝手の良いキーヤーですが、今回は念願の長短点比率が可変出来るという機能が搭載されて短点が0.3~1.7、そして長点が2.0~5.0の範囲で可変設定できる仕様となりました。

早速、試用開始です。PCでの設定も可能ですが、キーヤー単体での設定にて長短点比率を色々と組み合わせて試してみました。実際の運用では短点1.0で長音は3.5~3.8程度の組合せが、相手の耳にも気持良く届くと思います。

本当にこのような「凄い!!」キーヤーを安価で頒布してくださるOMには感謝です。

現在市販されているリグは殆どが標準でエレキーヤーとメモリーが搭載されていますが、外付けキーヤーを利用する方はどのような方々なのでしょうか??

コンパクト機では速度可変等がメニューに組み込まれていて面倒だという方も多いと思います。私はメイン・リグがIC-7610で前面にエレキー端子、背面にストレートキー端子が備わっているのですが・・一見便利そうですが、リグ内蔵のエレキーを使用して更に他機種 (私の場合はIC-9700とIC-7300) とそれぞれの内蔵エレキーや各種手動キーを共用しようとすると途端に複雑な結線と切替器を要する事となりまして、シャックの配置変更などで一度結線を外しますと頭の中が混乱してしまいます(笑)

更にIC-7610ではキースピードが前面モニターに表示されますが、常時表示では無くスピードコントロールを可変してて初めて速度が確認出来るという何とも間抜けな仕様です。この部分はIC-7300の方が分かりやすいですね。

まあ、そのような訳で今後も外付けキーヤーのお世話になりますので長短点比率可変機能は正に待ち焦がれていた機能なのです。

 

 

 

 


電波は出さずにSWLやっている人・・結構多いかもしれません

2024年11月10日 15時35分27秒 | 今どき無線

最近、You-tubeでは古い受信機等でSWLをやっている動画がとても多いように感じます。

私が好きで良く見るので、勝手に候補として出て来るだけかもしれませんが・・

投稿者の方は古いリグを入手してレストアしたりして調子や比較を検証しているのだと思いますが、懐かしい受信機も拝めるので楽しいですね。

TRIOのTS-520は音が良いとの評価がありますが、確かにSSBを聞きますと最近のリグよりも暖かく厚みがある音だと思います。QSOしている方も最近のHiFiなリグ等を使っていますので一層良い音に聞こえます。何故、音が良いのかは有名な「宮甚商店」さんが細かく検証・解説していますが大変に参考になります。

今は、屋根やベランダにデカいアンテナを立てることも叶わず、マンションでは直ぐに通報されたりと無線趣味の方は強い逆風に耐えている方が多いでしょう。しかしSWLならばビニール線1本で楽しめますので意外と大勢の方が聞いているかもしれません。

SSBで運用している各局も是非とも「公園何番!!」とかだけでなく、のんびりと普通の世間話をたくさんして頂けると楽しいのですが・・(笑)

そんなTS-520でのSWLの締めくくりとして和文CWのCQで1局お相手頂き、10年ぶりの再会交信を終えてTS-520のスイッチを切りました。

 


Begali Simplex Monoをバラしてクリーニング

2024年11月10日 11時51分54秒 | 今どき無線

昨年の年末に中古で入手した2007年出荷のBegali Simplex Monoですが、大変気に入っておりメインのパドルとして使用しています。

ところが昨日より・・打鍵中に短点が思うように出なかったりする症状が出始めました。

お相手局には申し訳ないのですが、途中でキーを交換したりして対応しています。今朝のA1クラブ和文OAMでも最初の7MHzチェックインで発症し、少し調整したりして臨んだ10MHzでも変な感じでした。

チェックインのQSO終了で早速、バラシてクリーニング作業開始です。このキーは現在のBegali の様なミニジャックでは無く、裏面に直接接続ですのでケーブルも改めて再ハンダします。いつも色々とやっているキーや無線機に比べれば、とても新しいモノですが・・それでも接点や接触を確保するネジ等は結構汚れていました。

縦ぶれキーの様に真上から力が加わる接点では、発生しにくい接触不良も横接点の場合は定期的な清掃が必要だと改めて感じました。

ところで、このキーにはホコリ防止用にキーカバーが付属していますが・・これが陳腐でお粗末なのにはガッカリしています。薄い茶系の色が付いたセルロイド??製のカバーで、とても薄くて直ぐに割れてしまいそうです。これは常用するカバーでは無く保管用なのかもしれませんね・・まあ、キー自体が丸みを帯びていますのでアクリルは成型出来ないのでしょう。

四角いカバーでは無く台座の形に合わせる・・というのがBegali のこだわりなのかもしれません。

シングルパドルという点も好きな理由になっています。


朝の7MHzではDXも随分聞こえています・・何でも599BKですが(笑)

2024年11月09日 15時24分03秒 | 今どき無線

今朝は随分早くに目が覚めてしまいましたので朝の7MHzを上から下までワッチしていました。

季節のせいか随分DXが聞こえます。最近はすっかりDX熱も冷めてしまっていますので、一番強く聞こえた9A3A(クロアチア)だけQSOしました。QSOといっても一瞬で終わりますのでQSO自体が楽しい訳ではありませんがQRZ.com等を見ながら色々と想像するのは楽しいですね。

この局はコンテスト好きで国連平和維持活動の任務中に各地から運用しているようです。「歴史的な真の 160m ロング パス QSO」と称される実績も持っているようです。運用は設置場所より離れた場所からのリモート運用だとも書いていますね。

時代は変わりましたね・・今は諸島からのDXペディションも島にリグやアンテナを設置して運用はリモートで全く別の場所から行っているケースもあるようで・・何だかなぁ・・という気持ちもあります。

しかし、なんやかんや言っても自分のコールが出るとヤッパリ嬉しいですhi


連休最終日は良いQSO満載です

2024年11月04日 17時05分32秒 | 今どき無線

今日は朝方に7MHzで2局、午後には10MHzで2局の各OMと楽しく楽チューが出来ました。

朝のQSOでは徳島の「トト・トト」が特徴のOMです。色々とお話を伺いますが、以前はプロの通信士だったとの事で昔の通信士試験と現在の総通試験の比較など色々と楽しいお話が出来ました。やはり和文CW界には現在も勇退した元通信士の方が楽しまれているようです。

そしてQSOを終えますと・・今度は元通信士で現在は水産高校で電気通信術の教鞭をとられているOMからお声が掛かりました。途中、遊びで和文電報の額表が送られてきましたので、当方も即興で額表形式で返信しました(笑) 聞いていてHR HRと打たれましたので「もしかしたら・・」と一瞬背筋が伸びました。

実は私は今年の2月に国内電信に合格した後、更に9月に総合通信士を受験していましたが欧文・普通語の書き取りで見事に落ちてしまいました。この辺りもお話ししまして話が盛り上がってしまいました。

通常、モールスを初めて習得する方の場合は欧文よりも和文で苦労するらしいのですが、私の場合は逆でして和文の試験は楽しく出来ましたが・・欧文はしつこい位の短点攻撃に完敗した形になってしまいました。

午後は10MHzをワッチしますが4エリアのOMのCQが聞こえます。TS-830は未だ温まっていませんが、慌ててコールしました。なぜならばOMは古いリグ大好きな局で、10年程前にもご実家で稼働している「ユニデン2020」の写真なども送ってくれた方だったのです。

前回のログにはTS-120と有りますし、その他にも色々とお持ちの様です。今日は10MHzという事もありましてOMのリグはIC-706でしたが、机上にはKWM2やFT101も稼働可能な状態になっているとの事でした。

途中でDXのパイルに巻き込まれて、長話が出来ませんでしたが今度は是非ともKWM2で出て頂きたいと思っています・・でも確かKWM2のサイドトーンは1000Hz位だった記憶がありますのでCWはチョッときついかな・・

倉敷のOMのご実家シャックを拝見

ユニデン2020はCW/ USB/ LSBそれぞれにクリスタルフィルターが装備されており、本当の周波数直読でしたね。アメリカのHenryRadioではTempo2020として販売されていました。

YaesuのFT200はTempo Oneという名前でしたね。

 

 


TS-520でQSOすると結構忙しいですhi

2024年11月03日 15時56分59秒 | 今どき無線

今朝はキー局方式のA1クラブ和文OAMでした。

7MHzも10MHzも今日のキー局は縦ぶれを使用する事が分かっていましたので、当方も縦ぶれのBegali sculpture arrowでコールします。最近はTS830でのQSOが多いのでバグキーばかりでしたが、久し振りのsculpture arrowはヤッパリ優れものです。打鍵音はゴツゴツした音ですが、実に楽な打鍵が可能です。

その後はTS-520を温めて、7MHzで2局のOMとQSO頂きました。TS-520は球1本の10W機ですが昭和のリグはアバウトなので20W位出ています。当然、デジタルなカウンターは装備していませんのでモニター用のIC-705と周波数カウンターを見ながら時々、キャリブレーションしてQSOを続けます。これが結構忙しくて・・無線のシズル感が最高です(笑)

周波数カウンターはVFOの発振周波数だけを見ているのですが、時間と共に10Hz台の表示がフラフラし始めます。IC-705のバンドスコープを最も広くしてモニタするとドンピシャリの1本線から微か~ににじみが出るような感じになるのがわかります。

リグの紹介をしておけば、この程度で文句を言う局はいませんが、目で見てしまいますと気になります(笑)

実際の送受信周波数はVFO発振周波数だけでなく様々な要素が組み合わさって決定しているので、単にVFO発振周波数の変動=QRHのレベルにはならないと思いますが、目安としては便利だと思っています。

TS-520もTS-830も背面には純正のFANが付いていますが、とても静かで快適です。最近の12V-FANは煩くてわざわざプレミアムなFANに交換していますが、何故中級機以上のリグにまで安っぽく煩いファンを付けるのか理解できません・・クラウンやレクサスを買ったのに軽自動車のアイドル時のエアコン・ファンの音がしたら怒ると思うのですが・・

FANといえば、昔・・マイク・コンプレッサーが流行り出した当時は、全員がゲイン最大で送信音が唸りを上げていました。

「チョッと!!凄いファンの音が入っているけど・・さてはリニアを焚いてるだろう!!」「いやいや、これは隣でカミさんが天ぷらを揚げている換気扇の音ですよ!!そっちこそ凄いよ」「いやいや、エアコンの吹き出しがこっち向いているのよ」・・なんていう会話が多くされていました(笑)

そんな事を想い出しながら、背面のファンに顔を近づけると・・「あ~昭和のオヤジの洋服ダンスの中の匂いと同じだ」でしたhi  ホコリの匂いだと思うのですが、紛れもなく父親の洋服ダンスの匂いです。

人間の記憶は匂いで蘇ることが多いそうです。

 


Vintageなラヂオ・・レストア完了(一応)・・昔のラヂオは大変ですhi

2024年11月02日 19時57分24秒 | 今どき無線

連休初日は雨降りですね。時々強く降り被害が出ている場所もあるようです。

こんな日は、部屋でのレストア作業は最適です・・といってもピーカンでもやっている訳ですが(笑)

先日、ポイントで入手したラヂオで発売は1957年 昭和32年生まれのトランス式5球スーパーです。

当初はCR類と線材は全部交換の予定でしたが、一部パーツに入手出来なかったモノがありましたので約60%の交換に留まりました。 それでも電源系統は全数交換を実施します。これは事故予防とハム音混入対策の目的もあります。

個々のパーツもデカいので配線も余裕があり楽勝かと思っていたのですが、伏兵出現です・・現代のパーツでは足のリード線が短すぎて届かない!!  当時の抵抗などは本体部だけでも長さが4㎝ほどある部品も有りますので、それに適した部品配置となっている訳です。そこに現代の部品を付ける訳ですから当然、寸足らずとなってしまいます。不本意ですが足のリード線を付け足しての作業となり、時間が掛かってしまいます。

線材も単線でしたので老朽化からピンセットで触っただけでポロポロと砕け落ちてしまいます。スイッチやVRも洗浄しまして結局、昼過ぎから作業開始して5時間位を要してしまいました。

さて火入れ式なのですが・・あれ??? ヒーターも照明も・・勿論、音も聞こえません。折角、キャビネットに入れたのですがもう一度シャーシを引き出して点検です・・ここからが面倒でしたね。

配線に間違いは無いはずですが、再点検したり・・最後は初歩的ですがヒューズやACコードの導通迄点検します・・新品なんですが・・ルーペでジ――っと点検して電源スイッチの接触が残りました。この機種は電源スイッチが原始的なロータリースイッチでトーン・コントロールと兼用になっていますが一応接点洗浄をしたものの、接点部分は真っ黒でした。

バラシて綿棒とクリーナーで清掃しますと「ゲエ~」となるほど汚れています・・これにて一件落着ですhi

今、NHK第一を聞きながら書いていますがハム音混入も無くなりスッキリとした音で受信出来ています。これで「ラジオ深夜便」のテーマソングが楽しめます。 

後はその時間まで起きていられるかです(笑)

【後記】今、音楽を聴いていますが・・ホント音が良くてにやけてしまいます(笑) ヤッパリ私にはFM補完放送やラジコよりも真空管式のAMラジオが合っているようです。

結構、頭が熱くなっていたので施工後写真を取り忘れてしまった・・

大型ですので、昭和30年代などは茶の間の茶箪笥の上などに鎮座していたのでしょうね・・


VintageなリグとBugKeyの組合せは良く似合って楽しさ倍増です

2024年11月01日 18時45分28秒 | 今どき無線

雨模様の連休がスタートしますね。

今日は夕方の7MHzでTS-830とSpeed-Xバグで2局楽チュー頂きました。

1局目のOMはリグの紹介をしますとご自身もFT101Bを所有されているとの事ですが、長い期間電源を入れたことも無く、もはや怖いと仰っていました。

古いリグでは特に高圧部のコンデンサーやダイオードが発煙・発火することも稀にありますので注意が必要ですが、実際にそのような事例はそれ程多くは無いと思っています。

OMは最初は縦ぶれでしたので当方も縦ぶれで送信していましたが、途中からバグに切り替えたところOMもバグキーに切り替えてくれました。こんな楽しみ方は和文CWならではの楽しみ方だと思います。

今日もキーはSpeed-Xバグを使用したのですが、2局目のOMからも「初めて聞いた名称だ」との事でした。確かにヤフオクなどでも殆ど見掛けませんので珍しいのだと思います。Speed-Xバグは以前は4台を保有していましたが、断捨離して現在は2台になっています。1台は約90年前のモデルですが無骨なデザインで丈夫なキーです。

バグキーといえばMcElroy社のキーに憧れまして、以前は随分とe-BAYを徘徊していました。McElroyのキーは出品はあるものの程度が悪い「出土品」の様なモノが多いです(笑) その中で、1台のMcElroy S-600 Streamkeyという丸みのあるキーを入手したことがありました・・私のブログの表紙写真に一部写っているキーです。レストアして暫く手元に置いていましたが、他の局にQSYしました。惜しいことをしましたhi

↓ ↓ 年代的にはお爺ちゃんと孫位の差でしょうか(笑)

 

 


これはビックリ・・知らなかった・・ヤッパリ無線機はTRIOだなぁ

2024年10月29日 20時15分36秒 | 今どき無線

You-Tubeで「実験大好き!! MNLです」を見ていたら、何とケンウッド社より修理対応期限の告知が出たとの事でした。

動画を見ていくと何と昭和時代のVintageなリグが現在も修理対応可能との事です。メーカーHPで確認しますと確かにTS-520とTS-830も本日現在では修理受付しているとの事です・・イヤーTRIOは修理対応が抜群に良いとは承知していましたが、ここまでとは。

勿論、製造中止パーツも多数ありますので「可能な限り」という条件付きだとは思いますが、TR類はメーカー推奨の代替品番も発表されているので可能であれば対応するという事でしょうし、CR類ならばほぼ問題ないと思います。

TRIOのリグは随分前にTS-690というリグをほんの短期間使用したことがあったのですが、どうしてもファイナルの回り込みが治らずにやむなくメーカー修理依頼したことがありました。回り込みなどは再現性も難しく、使用者のアンテナやシャックの環境も左右しますので、一通りの点検をして異常が無ければ送り返されそうなものですが、その時の担当者は何回も電話をくれて、当方の使用環境を細かく聞き取り色々と試してくれました。

結果としては「少しアマチュア的な修理でよろしければ治癒することが確認出来たのですが・・どうしましょうか」という電話となりました。当方が承諾の旨、回答して返送されたリグのファイナルユニットは、本体と銅箔でキッチリと目張り??されていて思わず笑ってしまった記憶があります。修理費用は5K円でした。

リグの設計が不良だとか、新品に替えろ等と野暮な事は言いません。何よりも親身に対応してくれたことに感謝した位でした。こんな事はY社やI社では考えられない事だと思います。

まあ、修理自体も楽しみの内なので依頼するかは別問題ですが・・

でもヤッパリ無線機はTRIOです(笑)