風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

介護の歌、別れの歌

2013年08月23日 | 日記

朝日歌壇には、介護の歌、別れの歌も多くあります。

いくつか上げてみました。

 

「わかったわ」「わからないの」を繰り返し やがては童女に戻りゆく母

介護士に開けてもらったホームのドア 別れ分からぬ母を残して

百歳の母がもひとつとしをとる 祝うべきかな胃ろうの母を

 

泣くな泣くな泣いたらあかん病室の 前にまで来て深く呼吸す

わが命あと半年と告げながら 運動不足叱る先生

病室がやさしい嘘で満たされる 「退院したらどこへ行きたい?」

 写真は資料