芝居「八月の光の中で 被爆電車の少女たち」を観ました。(あんがいおまる一座スタジオ公演)
昭和二十年広島、
戦争に召集され、男手のいなくなった広島市内の市電の運転を、女学校の生徒がしていた。
広島電鉄家政女学校は、電車の運転手や車掌を育てる学校だが、
普通科の授業、タイプライター、ミシンなども教えていた。
広島や島根の農山村からの入学者が多く、
まだ、子供っぽさの残る十四歳から十六歳までの少女たちだった。
八月六日午前八時十五分、
一瞬の光と共に、広島の街はなくなり、女学生たちの青春も消えた。
あれから六十八年、語り継ぐ人たちも少なくなりました。
昭和の歴史に学ぶことは多く、残された時間は限られています。