朝日歌壇には、時々別れの歌が載ります。
三十一文字で伝える、せつなさがあります。
もういないあなたをつれて冬がくる ふるさとずんずんずんずんさみし
本当にこれでいいのか離婚印 押しつつこの人のやさしさを ふと
介護の歌もあります。
車椅子押せば喜びどこまでも 行く気の夫と泣きたい妻と
幸せよホームの母はいつも言う 遠く離れてふる里忘れ
こんな夫婦は、羨ましくもあります。
亀だって呼べば来るぜとぼやいても 亀ではありませんから私
赤穂の大石神社に参拝しました。
朝日歌壇には、時々別れの歌が載ります。
三十一文字で伝える、せつなさがあります。
もういないあなたをつれて冬がくる ふるさとずんずんずんずんさみし
本当にこれでいいのか離婚印 押しつつこの人のやさしさを ふと
介護の歌もあります。
車椅子押せば喜びどこまでも 行く気の夫と泣きたい妻と
幸せよホームの母はいつも言う 遠く離れてふる里忘れ
こんな夫婦は、羨ましくもあります。
亀だって呼べば来るぜとぼやいても 亀ではありませんから私
赤穂の大石神社に参拝しました。
仲代 達矢さんが日本映画を語る、ロングインタビューです。 (PHP新書 780円)
仲代 達矢さんといえば、小林 正樹、市川 崑、黒澤 明など、日本を代表する監督作品に出演しています。
私の選ぶ、仲代さんのお勧めは「切腹」と「人間の條件」(全六部作)です。
「切腹」は、主人公の語りから少しずつ全体が分かってくるという、
ミステリータッチの脚本(橋本 忍)が、とても良く出来てます。
「人間の條件」は主人公・梶の精神的な成長と、俳優・仲代 達矢さんの成長が重なります。
どちらも、小林 正樹監督作品です
機会があれば、ご覧下さい。
黒澤 明監督作品では、「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」までは良かったのですが、
勝 新太郎の代役「影武者」、主演の「乱」は、見るべきものはありません。
仲代さんではなく、むしろ黒澤 明監督の衰えでしょう。
山本 薩夫監督は「華麗なる一族」の万俵 鉄平役、「不毛地帯」の壱岐 正役で、仲代さんが生きてます。
この二作も、文句なく面白い作品です。
あの頃は、日本映画が元気でしたね。
写真は資料