朝から雨…近畿は大荒れの予報です。
正月二日から再開した朝のウォーキングも、今日はお休みです。
雨の日は、絶好の読書日和にしましょう。
インド、ブラジル、アフリカ大陸の国々…世界各地で水も電気も無い、貧困の現場を歩き、
曽野 綾子さんが体験した、生と死の現実をレポートした「貧困の僻地」です。(新潮社 1,400円)
「この地では、自分で食糧を調達出来ないと、生きてゆけない」
自らの老いと向かいつつ、冷静な観察で切り取った文章は、重く響きます。
以前、読んだ曽野さんの「堕落と文学」も感銘を受けました。
曽野 綾子さん、八十二歳。
この、生き方と行動力は、刺激的です。