「三顧の礼」をもって劉備玄徳が招聘した諸葛孔明。劉備亡きあともその子に仕え、宰相として善政を敷きました。蜀は弱小国であったにもかかわらず、たった一人の人物を得たことで、魏、呉と鼎立し、三国志の雄となることができました。
「天に逆らわず、時に逆らわず、人に逆らわず。」これが諸葛孔明という人物の本質ではないでしょうか・・・。つまり、最も公正無私、誠実、自然な形で国を治める事によって、民と王を守ろうとしたのではないかと思われます。その清廉潔白な生きざまは、今日に至るまで多くの人々の尊敬を集めることになりました。劉備の目は確かだったのです。
(photo by the movie"Redcliff")
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