営業職、賢治。

農地改良に使う石灰の営業マンだった宮沢賢治。
東北一円、さらには東京まで石灰の売り込みをする中で生まれた、あの詩。
あの小説。

やせた土地でひもじい思いをする農民の為に、
石灰を一生懸命作っている工場の人たちの生活を守る為に、
雨にも負ケズ、風にも負ケズ、自分を勘定に入れず、
彼は営業を続けました。

出張先の東京で斃れ、37歳で息を引き取りましたが、
彼の作品は、今なお多くの人々に幸いをもたらしています。
あの、グスコーブドリのように・・・。

NHK歴史秘話ヒストリア
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/index.html