B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

篤姫の最後の言葉。

2008-12-15 19:50:23 | Weblog
「この世に意味のないものなど一つもございませんからな。」と、年老いた勝海舟。
「そうじゃの。人は皆、それぞれ"使命"、果たさなければならないものを持って生まれて来るのじゃからの。」と49歳になった篤姫。
この言葉が実質的な篤姫の最後の言葉であったと思います。

島津斉彬、徳川家定、家茂、坂本龍馬、小松帯刀、大久保利通、西郷隆盛・・。彼女の身近な人物はことごとく志半ばにして死んでゆきました。しかし、彼らの死をひとつひとつ紡いでゆくと、現代の日本につながっている。そんな気がします。この世に生まれた人間で、誰一人として無用な存在は無く、ひとりひとりが何らかの大切な使命を帯びて生きている。そのことを『篤姫』は、私達に伝えたかったのでしょう。

『篤姫』最終回視聴率28.7%、全50回20%超えhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081215-00000001-oric-ent


コーディリアスの悲劇。

2008-12-15 08:17:28 | Weblog
A社の最終面接に臨んだBさんでしたが、残念ながら不合格でした。
理由は前職の退職理由、入社への抱負等に関する質問への返答が明瞭ではなかったから・・・。誠実なBさんは、質問に率直に答えようとして、かえって言葉が出てこなかったのだと推察します。

シェークスピアの4大悲劇の1つ、「リア王」の中で、王が3人の娘に面接をして、長女、次女の巧言を信じる一方で、三女、コーディリアスの率直な返答に激怒し、彼女を勘当するというシーンがあります。残念ながら、これは今でも至る所で繰り返されている悲劇ですが、その為に、本当は誠実でその会社のために貢献しうる人物が不採用となるのは残念なことです。

自分の経歴や抱負を飾り立てる必要は毛頭ありません。しかし、誠実に答えようとすればするほど、言葉が出て来ないという事はよくあることです。現代のコーディリアスには、前職の退職理由、入社への抱負、自分の強み等、あらかじめ想定される面接官からの質問については、事前に自分なりの言葉で回答をまとめ、頭の中で整理し、簡潔に明瞭に返答できるよう準備しておくことをお勧めします。