足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




今回はちょっとマニアックなお話でかなり込み入ったお話しですが,Mac Bookをお持ちの方には参考になるかも…

今週木曜日は二ヶ月に一度の岡山での勉強会。

今回は久しぶりに発表担当です。前回の発表が一昨年の11月でしたから一年以上前ですね。
先日,そのために準備していた資料がMac miniのフリーズとともに消え去ってしまったことを書きました。

その後,何とか頑張って昨日ようやく発表できる形を整えました。あとは一回液晶プロジェクターで試写してみて…と,ということで早速大学のA先生に連絡。

「今晩試写させて~」とお願いしておき,診療終了後,Mac Bookを担いでいそいそと大学まで出向きました。
そういえばMac Bookも今回がプレゼンテーション初デビューです。

昨年夏にもプレゼンの機会はあったのですが,直前にアダプターが付属していないことに気がついたのでした(8/25日記)。今回はアダプターも準備しています♪

さて,大学に着きMac Bookを液晶プロジェクターのケーブルに繋ぎます。つなぎ… …あれ?
あれ?繋がりません

… なんで~??

。。。よく見ると接続部分の形が微妙に違います。

今回,Mac Bookのアダプターとして用意したのは「Mini DVI(デジタル)-DVI (デジタル)アダプター」です。
外部モニターへの出入力にデジタルとアナログがあるのは知っていました。最近の機種はほとんどデジタル(DVI)になってきていますが,少し古い液晶モニターやプロジェクターだとアナログ(VGA)のものもあります。

Mac Bookの先代として使用していた Power Book G4 にはDVIの出力端子がついています。ただ,付属品としてDVIをVGAに変換するアダプターも標準でついていました。

今回のMac Bookはボディが小さいためなのか,フルサイズのDVI出力端子ではなく,Mini DVIという形の出力端子。おまけにアダプターは別売りです。

さらに,この別売りアダプターがなんと Mini DVI-DVIアダプターとMini DVI-VGAアダプターの2種類にわかれています。

そうなると普通の人はどう考えるでしょうか。

「Mini DVI-DVIアダプターを買っておけば,DVIをVGAに変換するアダプターは先代のものが使えるので,これでどちらのモニターもOK!」

そう考えてしまうと思うのですが…

今回,大学の液晶プロジェクターはDVI入力端子でした。何の問題もないはずでしたが実はそうではなかったのでした。


これはPower Book G4 のDVI端子


そしてこちらが別売りのMini DVI-DVIアダプターのDVI側端子


穴が4つ少ないのがおわかりいただけるでしょうか。


そうなんです。なんとDVI端子には2種類が存在したのでした。あまり知られていないと思うのは私だけ??


この穴が4つ多いタイプはDVI-Iと呼ばれていてデジタル出(入)力もアナログ出(入)力も可能なタイプなんだそうです。

で,こちらの穴が4つ少ない方はDVI-Dと呼ばれていてデジタル専用だそうです。

確かにアナログとデジタルの入力端子を別々に持つモニターにはあらかじめケーブルが二本付属しており,DVD-Dのタイプのケーブルとアナログ専用ケーブルでした。端子を別々にしておくのですから,DVI-Iにする必要は全くありませんものね。

しかし,DVI-Iの端子を持つモニター(プロジェクター)の多くはDVI-I用ケーブルに,さらに付属してデジタルーアナログ変換アダプターがついているものがほとんどのようです。

ですからこのDVD-I用ケーブルはピンが4本多いため,DVD-Dの端子は接続できないのでした。
ただ,DVI-Iの端子にDVI-D用のケーブルは接続できます。


。。。。。。おそらくこの文章を読んでいる8割以上のヒトは何を言ってるのかサッパリわからなくなっていると思います(^_^;

結論として,

「Mac Book でプレゼンする場合,使用するプロジェクターの入力端子があらかじめわかっていればよいですが,わからない場合はデジタルアダプター・アナログアダプターの2種類のアダプターを両方揃える他に念のため,DVD-D用ケーブルも用意しておく必要がある。」

ということでした。

この文章では絶対わからないと思うので,もし私と同じお悩みにぶつかった方はこちらのページを参考になさってください。

きっと数倍わかりやすとおもいます。
↑最初からそう書けば良かったのに。。。。


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