足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




気がつけばそんな年齢です…まだまだ先のことと思っていましたが…

私は今年が「前厄」に当たる年齢だそうです。この厄年,陰陽道(おんみようどう)で説かれた考え方らしいですが,元はといえば「風習」とのこと。気にしなければよいのかもしれませんが,全く気にならないわけではありません。

確かにここ数年で自分の立場も社会的責任が増してきており,肉体的・精神的に忙しい時期になっています。社会に対する「役目」が増してきたという「役年」の意味合いも以前はあったようですが,今は悪い事の意味だけが残ってきているようですね。今までは「若さ」だけで走ってこれたものが,「ガタ」が出やすい時期なのかもしれません。

自分の気を引き締める意味でもお払いだけは受けておこうと,日曜日,厄除けで有名な「薬王寺」へ行ってきました。徳島市内からだと車で二時間弱のところです。

ここには「女厄坂」と「男厄坂」と名前の付いた階段があり,そこへ一円玉を置きながら(落としながら)お参りするのがいいんだそうで…。厄を落とすにかけているのかな??

自宅の小銭貯金箱から一円玉を引っ張り出していざ出発です。この日曜日は本当にいい天気で空がとても澄んでおり,遠くの山までくっきり見えます。こんな空気の澄んでいる日も珍しいです。

薬王寺は普段から参拝客の多いお寺だと思いますが,この日はまだ出店も並んでいたりしてどこか初詣気分です。駐車場も満車状態。

お寺の境内もひっきりなしに続く参拝客でゆっくりできる状態ではありません。うーむ…平日に来るべきだったかなぁとちょっと後悔しながらも,お参りしてきました。

まずあったのが女厄坂。


坂のそばに石碑がありました。



ふーむ,小説にも書かれるくらい有名な行為なんだなぁとちょっと感心。確かに石段が一円玉だらけです。とても踏まないで上がれる状況ではありません。お金を踏みつけるのにやや抵抗を覚えながらも上って行きました。



結構急な石段です。これはご年配の方にはちょっときついかも。
女厄坂の上に男厄坂がありましたが,人が多くてとても写真が撮れるような状況ではありませんでした。

あまりの多さからか,お寺の人も一円玉をちり取りとほうきで回収しています。

嫁「…なんだかゴミみたいだね」

確かになんだか抵抗あるなぁ(笑)。

本殿にも参拝をし,一息つきましたが,山の中腹から見る景色は最高でした。



今度は少し人の少ないときに来てみたいと思います。


これから「三年」,身を引き締めて慎ましやかに(?)頑張らなくては





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