足元の一歩から
小さなことからコツコツと…がモットーのはずなのですが,実際の毎日は?




今朝,昨日からの目の痛みがまだ完全に取れていなかったため,コンタクトレンズは使わないで今日は眼鏡で診療しました。

歯の治療というのは,思いの外いろいろな小さな粉塵が飛ぶ作業です。歯を削るときの「キーン」もそうですし,入れ歯の調整では合成樹脂も削ります。歯に被せをするときは金属を削りますし…

ですから,歯の治療自体「裸眼」でするのはとても危険な行為です。コンタクトレンズをしていると埃が飛び込む可能性も高いわけです。

ならば普段から眼鏡で診療すれば良いわけですが,それでも私がコンタクトレンズを装着しているのは,視力の安定度の違いでしょうか。

私の場合,裸眼の視力は両目とも0.1以下です。中高時代,揺れるバスの中で本を読んでいたのがいけなかったのか,乱視もかなりすすんでいます。ですから眼鏡のレンズの厚みはかなりのもの(牛乳瓶の底クラス…)。

視野の中心以外でものを見るとかなり歪んで見えるんですね。
視力自体もコンタクトの方が出るみたい…

ということで診療中もコンタクトレンズを使っています。その上にゴーグルを着けて診療するという,端から見ると「素直に眼鏡で診療すればいいのに」と思われるかも知れないスタイルです(笑)。

考えてみるとコンタクトレンズ歴はもう20年にもなるんですねぇ…
いつの間にか眼鏡時代より長くなっています。乱視がきついのと,とある理由のため,ハードレンズを使用していますが,使い始めた一年程度はソフトレンズを使っていました。

ソフトを最初に選んだのは違和感が少ないのと,サッカーするには落ちる心配が少なかったのがその理由です。しかし…特技のひとつである「どこでも寝ることができる」私は,コンタクトをしたまま深い眠りに落ちてしまうことがしばしば。。。。

ソフトをしたままそのようなことを繰り返していますと,やがて悲劇が訪れます(笑)。角膜上皮剥離です。

寝ている間は涙の量が少ないためかレンズが乾き気味になり,ソフトの場合は角膜上皮を傷つけやすくなるようです。ある程度の上皮を傷つけてしまいますと,これはもう目を開けていられなくなります(激痛です)。おまけに目をつむっていてもまぶたにこすれて痛いのです…

もうどうしようもありません。鎮痛剤を服用して目を閉じたまま,ひたすら上皮の再生を待つばかり…まる24時間もすればかなり痛みの方は和らぎますが,その間は全く何も出来ない状態に陥ります。

↑一度だけでなく何度か経験しました(笑)。それも毎回付けたままの居眠りが原因です(^^ゞ。

最後はあまりの痛みに一瞬ですが気を失って倒れたこともありました。。。。それ以来はハードレンズオンリーです(ハードならそのまま寝てもそんなにひどくはないですからね)。

今回もその痛みに似ていましたので,念のために丸一日コンタクトレンズは使わないでいました。おそらくずっと埃が入ったまま自転車漕いでいたので,上皮が少し傷ついたのでしょう。

夕方にはすっかり痛みもなくなり,夜はコンタクトを付けてスクールに行ってきました。

手もそうですが,目も仕事柄,大事なパーツです。←どんな仕事でも同じですが。

大事にしてあげなくてはいけませんね。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )