教育機関の無条件の無償化には反対です。

気になっていることがあります。

学校や幼稚園・保育園の無償化のこと。
義務教育でない限り、
無条件で誰でも無償化となることには
反対です。
世の中、無償化の流れになっていますが。

無条件でなくてもいいと思うのです。
保護者にそれなりの収入があれば、
支払うべきだと思うのです。

これまで、世の中ずっとそうだったし。

以前の日本では考えられたかったほど
貧困層が増えています。
そんな日本に誰がした？？？ですよね。困ったことです。

現状、そういった家庭では
無償化が有効です。
でも、本当のところ必要なのは、
貧困を根源的になくすこと。
根本的な解決が求められるべきなのに、
日本の得意な「目先のことだけ整える」
そのパターンですね、これも。

一方、家計に余裕がある家庭にとっては
授業料が無償化になってその浮いた分、
どう使うか、です。
お金がかからなくてラッキーという程度に考えて、
遊びのために使う家庭もたくさんあるでしょう。

でも、税金が使われているのです、無償化のために。

授業料が払える家庭は払うことにして、
その分、高齢者のために使うべきだと思うのです。

将来的に子どもたちの世代に
先細りする日本を支えてもらわなければならないし、
少子化の問題もあるので子育て世代を支援することは重要ですが、
それでも、これまで頑張ってきた高齢者が
もっと優遇されてもいいと思うのです。
優遇されるべきだと思うのです。

高齢者向けの施設や制度整備のためにもっと税金を使って、
最後まで安心して暮らせる日本となってほしいのです。

高齢者向けの施設は、特養などは満員で順番待ち。
待っているうちにこの世からいなくなってしまう人も
たくさん出てくることでしょう（すでにたくさんいるはず）。
一方、お金持ちしか入れないような高価な施設も
増えていて、高齢者の世代も格差社会になっている。
月２５～３０万円もかかる施設などありますよね。

そして、その中間にいる大勢の高齢者たち。
高度経済成長の時代にしっかり働いて
日本をここまで成長させてくれたその世代。
大切にするのは当然ではないですか。

税金をもっとそういう方たちのために使ってほしい、
そう願っています。
いずれ、誰にでも訪れるわけだし。