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オクマワラビ

 オシダ科オシダ属の「オクマワラビ(雄熊蕨)」。日本全国の低地から山地の林縁に生育する常緑性シダ植物で葉身は1回羽状複葉。クマワラビのように下部の羽片は短くならない。基部の鱗片は黒褐色で密に付いている。これは別所中学校付近のもの。
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オニカナワラビ

 鹿島緑地の林内に生育する「オニカナワラビ(鬼鉄蕨)」。オシダ科カナワラビ属の常緑性シダ植物で関東地方以西に分布している。葉身は2回羽状複葉で先端の羽片は次第に細くなっていく。表面は金属光沢があり名前の由来となっている。色合いはハカタシダに似ているが羽片の数が多く葉先は頂羽片の形にならない。
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ホウライシダ・2~ソーラス

 イノモトソウ科(←ホウライシダ科)ホウライシダ属の「ホウライシダ(蓬莱羊歯)」。熱帯~温帯に分布する常緑性シダで日本では九州や四国などに分布している。その形態が美しいので観賞用として好まれているが、各地で逸出して野生化している。同属のハコネシダ(箱根羊歯)の園芸品種にアジアンタム(Adiantum)があるが、ハコネシダやアジアンタムのソーラスは葉片に1個付くのに対して、ホウライシダのソーラスは葉片の縁に数個付くので見分けられる。これは東中野公園のもの。
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アメリカハナノキ・1~冬芽

 下柚木の集合住宅の中庭に植栽されている「アメリカハナノキ(亜米利加花の木)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で北アメリカ東部に広く分布している。ハナノキの花に比べて賑やかに咲くので冬芽も賑やか。3月中旬に葉の展開に先立って開花する。
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ハナノキ・1~冬芽

 ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の「ハナノキ(花の木)」。冬芽は濃赤紫色で長さは5~6ミリ。3~5対の芽鱗の縁には細かい毛が見える。この後、葉の展開より前に赤い花を咲かせる。ここは八王子みなみ野駅付近で両側に300メートル以上の街路樹になっている。
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野鳥・3~トモエガモ雌

 先日は「トモエガモ(巴鴨)」のオスの姿を載せたが、せっかくなので記録としてメスの姿も載せておこう。望遠レンズで撮ったものをトリミングしているのでピントが甘い。体長はオスと同じく40センチほどだが顔の模様はオスよりも地味。嘴の基部に白い斑紋があり喉の翅色は白い。3月になれば“北帰行”が始まるのだろう。

 ♪♪窓は 夜露に濡れて
  都 すでに遠のく
  北へ帰る 旅人ひとり
  涙 流れてやまず
  夢は むなしく消えて
  今日も闇をさすらう
  遠き想い はかなき望み
  恩愛 我を去りぬ
  今は 黙してゆかん
  なにを また語るべき
  さらば祖国 愛しき人よ
  明日は いずこの町か
  明日は いずこの町か
(『北帰行』 作詞・作曲:宇田博 歌:小林旭 昭和36年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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ケンポナシ・1~葉痕

 クロウメモドキ科ケンポナシ属の「ケンポナシ(玄圃梨)」。樹高は15~20メートルになる落葉高木で花期は6~7月果実の果柄部が膨らんで梨のように甘くなる。その葉痕は独特な赤い“サル顔”だった。
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セツブンソウ・2~庭

 2月4日に開花した拙庭の「セツブンソウ(節分草)」。2年前は20株ほどあったが、夏越しが上手くいかなかったのか今年は12株しか開花していない。しかし去年の種から発芽している一年生、二年生がいくつか見えるのでこれに期待しよう。拙庭のセツブンソウは9年前に購入した1株を地植えしたもので、その後、こぼれ種で少しずつ増えてきた。多摩ニュータウンの夏は都心より2~3℃高い。そのため地上部が無くなる梅雨開け頃には水苔を敷き詰めて直射日光を遮り、またアルカリ性の土壌を好むので時々苦土石灰をパラパラと撒いていた。昨年8月は全く雨が降らず猛暑が続いたのが厳しかったようだ。セツブンソウはキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。
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リンドウ・3~種子

 リンドウ科リンドウ属の「リンドウ(竜胆)」。写真は零れ落ちた種子で長さは1.5ミリほど。中心に楕円形の種子があり両端には翼があって風によって飛散する。種子の表面には網目状の模様が見える。
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散歩道・4~リニア小野路非常口

 この界隈の“リニア中央新幹線”関連施設の“上小山田非常口”“神奈川県駅”に続いて最後は“首都圏第一トンネル小野路非常口”。ここは町田市小野路町で野津田公園北交差点の北100メートルに位置している。周りは高い擁壁とフェンスに囲われ筒状の立坑は全く見えない。クレーンの上部が見えるのでその辺りに立坑があるのだろう。
 ここでリニア中央新幹線計画に触れておこう。ルートは品川駅(地下40メートル)を出発し1キロほど南下してからやや南西にカーブ。東雪谷、等々力、梶ヶ谷、犬蔵の各非常口を過ぎて東百合丘非常口辺りでほぼ真西に向かう。片平、小野路、上小山田の各非常口を過ぎると最初の駅の神奈川県駅(地下30メートル)に到着する。グーグルアースで見るとそれぞれの場所で円型の立坑工事が行われているのがわかる。
 地上に出るのは“神奈川県駅”のまだ先で品川を出発してから約42キロの相模川橋梁。しかし最高時速500キロのリニアなら出発してから10数分で相模川を渡るだろう。すぐにまたトンネルに入りその先は“山梨リニア実験線”に繋がる。そして山梨県駅、長野県駅、岐阜県駅を経由して名古屋駅まで約286キロをわずか40分で到達する。全線の約86%がトンネルになり谷間を通過するわずかな地上部を除けば、ゆっくり車窓を楽しめるのは甲府盆地付近の約20キロ、長野県飯田市付近の約4キロ、岐阜県中津川市付近の約4キロしかない。その甲府盆地の通過はおそらく2~3分、飯田市や中津川市の通過は1分も掛からないと思われる。東海道新幹線なら富士山をゆっくり眺められるがリニアではほんの一瞬であり富士山フェチにはリニアは不向き。
 リニアが開通したら我が家の玄関から神奈川県駅経由で名古屋までは約1時間で行くことができる。サラリーマン時代に何度か名古屋出張があり、愛・地球博も見学したがまだ名古屋城には行っていなかった。開通後は是非“しゃちほこ”を見て、本場の“味噌煮込みうどん”“ひつまぶし”“名古屋コーチン”“えびふりゃあ”、それに“ヨコイのあんかけスパゲッティ”をまた食べたい。
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