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散歩道・3~リニア(仮称)神奈川県駅1

 リニア中央新幹線“上小山田非常口”の工事現場を確認したので、ついでに“(仮称)神奈川県駅”の工事現場(相模原市緑区橋本)も見に行ってみた。ここはJR横浜線橋本駅の南側で以前は県立相原高校があった場所。メタセコイアなど多くの樹木があったが既にほとんど伐採されていた。
 昔の橋本駅は津久井湖などに行くバスの起点で、私は高校生の時、横浜から茶色のオンボロ電車に揺られ橋本駅からバスに乗ってキャンプ場に行ったことがある。駅の周りには何も無い田舎だった。多摩ニュータウン開発により京王相模原線と小田急多摩線が昭和49~50年に多摩センター駅まで延伸した。その後京王相模原線が昭和63年に南大沢駅まで、平成2年に橋本駅まで開業して新宿駅と橋本駅が繋がった。当初は橋本駅から更に城山方面への延伸計画があったが津久井湖の観光需要が思ったほど伸びず計画は中止となった。京王相模原線の橋本駅ホームから見ると線路の先にはマンションが建っていて計画が中止されたのが実感できる。
 新駅はこの地下30メートルに2面4線の駅ホームが出来る。写真奥の白く横に長い部分が京王相模原線の橋本駅の高架。駅周辺にはマンションが何棟も建築されていて大型ショッピングセンターもある。起点の品川駅からわずか10分という近さになりリニア中央新幹線の中間駅において専門家などが“最も期待が大きい駅”と評価している。新駅が完成する頃には街の様子は更に変化しているだろう。
 さて鉄道ファンとしてはどんな駅名になるかが気になるところ。まずは単に『橋本駅』か『新橋本駅』が妥当と思われるが、相模原市としては『新相模原駅』或いは『相模駅』あたりを希望したいだろう。“橋本”よりは“相模”のほうが全国的に知名度は高いし関西の方は和歌山県橋本市を思い浮かべてしまうかも知れない。神奈川県名を出すなら『北神奈川駅』という具合だがあまりパッとしない。はたして結論は如何に。
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クサボタン・1~果実

 奥高尾“小仏城山”付近の林道脇に生育している「クサボタン(草牡丹)」。キンポウゲ科センニンソウ属の落葉低木で雌雄異株。奥高尾“一丁平”付近でも花や果実を見ていたが、昨年、ここで花を見ていたので、果実を確認するために訪れてみた。綿毛は北風にも春一番にも耐えて果実がまだたくさん残っていた。果実は長さ3~4ミリの痩果で先端には花柱が伸びた長さ10~12ミリの羽毛がある
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