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アカザ・2~開花

 ヒユ科(←アカザ科)アカザ属の「アカザ(藜)」。古くに中国から渡来し食用に栽培されていたとされている。新芽は赤く茎は直立して1メートル以上になり秋にはとても一年草とは思えないほどの固い茎になる。この茎を乾燥させて表皮を削ったものが“あかざの杖”になる。中国では仙人の杖と言われ、七福神の寿老人、福禄寿、更には水戸黄門が持っていた杖もアカザだそうだ。写真は開花の様子でひとつの小さな花の直径は2ミリほど。5枚の花被片に5本の雄蕊がある。
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チョウジタデ・1~長池公園

 アカバナ科チョウジタデ属の「チョウジタデ(丁子蓼)」。果実が生薬の丁子に似て、葉がタデに似ていることから名付けられている。花径は7~8ミリで花弁は4~5枚ある。その根が牛蒡のように真っ直ぐに伸びていることから「タゴボウ(田牛蒡)」とも呼ばれる。これは長池公園“里山”のもの。
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