サクラタデ･1～長沼公園1

　長沼公園“西長泉寺尾根”の麓に咲く「サクラタデ（桜蓼）」。タデ科イヌタデ属の多年草で草丈は50～60センチ。秋に直径8～9ミリの花をやや密に咲かせる。この仲間では花は一番大きく見映えが良い。サクラタデには雄蕊が長く雌蕊が短い“短花柱花”タイプと、雄蕊が短く雌蕊が長い“長花柱花”タイプがあり、写真は雄蕊が長い“短花柱花”になる。

ムラサキゴテン

　ツユクサ科ムラサキツユクサ属の「ムラサキゴテン（紫御殿）」。メキシコ原産で葉がすべて紫色になるムラサキツユクサの園芸品種。耐暑性がある反面、耐寒性は低く氷点下になると地上部は枯れてしまう。しかし春にはまた芽吹くので園芸的には好まれるようだ。これは由木中央小学校付近で見掛けたもの。